[全般]ECB理事会を控え各通貨が独自の動き
この時点で新たなポジションを仕込む動きを見せているのか、それとも最後のポジション調整が入っているとも考えられる。
ECB追加緩和期待によるユーロ売りはほぼ一巡したとみられ、シカゴのユーロ売りポジションはかなり積み上がっている。ただ、ここにきてもユーロ安が進むという事は、簡単にショートカバーが入らないという事を示すものだ。
東京時間に日銀黒田総裁が発言した内容はこれまでと大きな違いはなく、反応は限定された。しかし、明日のECBの追加緩和が実施されれば、日銀への期待が高まる可能性もあり、円売りに反応しやすい状況となる。
日経平均株価だけではなくNY市場でも株式市場が低調にも拘らず円安が継続しているのは、今回の円安はリスク選好型ではない。
豪ドルは先週末に下落した中国株への懸念が払拭されたことから堅調に推移。今日のRBA会合を前に既に買いが進んだ。
昨日はそれぞれの通貨への思惑からバラバラな動きを見せたものの、明日のECBを控え、昨日のポジションの巻き戻しには注意したい。
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[米ドル円]円安とドル高

週明け東京市場ではドル円は上値の比較的重い展開で始まった。先週末にNY株式市場が軟調な地合いで引けたことから、日経平均株価も下落。リスク回避の円買いが強まった。
黒田総裁が「円安による輸入物価上昇が消費者物価の上昇に寄与している」と発言したが、影響は限定的となった。しかし、欧州市場が始まると米長期金利が上昇したことでドル円は123円台に一気に上昇。NY市場でもロンドンフィキシングにかけて買いが強まり123円23銭まで上昇。その後NY株式市場三指数ともに軟調な地合いとなったものの、123円台をキープ。
明日のECBでは追加緩和が実施された次の17-18日の日銀会合では追加緩和に対する市場の期待が高まるだろう。
しかし、今の時点では更なる円売りを促すものはなく、週末発表の米雇用統計を控え、その前に調整のドル売りが入るとみる。
ドル円予想レンジ:123円50銭~122円80銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]ユーロ安も終盤に近づく

ECBの追加緩和期待からのユーロ売りも一服感が出始めている。
現行の預金金利-0.2%を-0.3%に更に引き下げ、資産買入れ額も毎月600億ユーロを750億ユーロに拡大するとの見方は既に織り込んだ。更なる追加緩和が打ち出されるとの見方もあり、それが上値を抑える要因の一つになっている。
一方で、ユーロのシカゴ先物のポジションを見ても過去最大の売り越し額に近づいている。
それにしてもECB理事会を前にして、ユーロショートカバーがあまりに少ない。
今回はユーロ安だけではなくドル高も重なっているためとみるが、それでも上値が重すぎるように見える。
今回のECBで予想通りの追加緩和が実施されるようであれば、更なる追加緩和期待が残るため、上値は限定的とみているのだろう。
しかし、予想以上の規模の債券買い取りや利下げが示されるようであれば、寧ろ市場の流動性を妨げかねず、市場に出尽くし観が広がる可能性もある。
いずれにしても、今回のECB理事会はユーロにとって大きな節目であり、ここから売っても損切注文はしっかりと入れておきたい。
ユーロドル予想レンジ:1.0690(38.2%)~1.0520(4月13日安値)
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[豪ドル円]本邦からの資本の買いも

週明け東京市場で豪ドルは対ドル対円、そして対ユーロでも一斉に買いが集まり上昇。
この日は日経平均株価が下落したことで円買いが強まるかと思われたが、豪ドルに対しては本邦勢からも買いが入った。
個人だけではなく、一部資本の買いもあったとの噂もある。実際にドル円と豪ドルドルが同時に上昇しているという事は、豪ドル円に直接買いが入ったことを示すものだ。
投機筋ではなく、買い切り玉が出たことを示すものであり、底が切り上がったとみてよい。
今日は東京の昼時間にRBA会合が開かれる。
先月発表された豪州雇用統計が予想以上に改善され、物価も下げ止まりを見せているだけに、追加緩和の可能性が後退したとみる。
前回のRBA会合ではインフレ見通しで政策緩和の余地が生じる可能性があるとしていたが、ここにきてその必要性が低下。同様の内容であれば豪ドル売りに反応しにくくなった。
また、今日は中国の11月製造業購買担当者景気指数や製造業・サービス部門購買担当者景気指数も発表される。
先週末に急落した中国株式市場も昨日は小幅上昇に転じている。また、IMFが中国人民元をSDRの構成通貨として採用するなど、中国にとってはプラス材料もみられる。
ここにきて豪ドルにとって悪材料の出尽くし観もあり、下げたところでは買いを入れておきたい。
豪ドル円予想レンジ:89円70銭(BB上限)~88円70銭
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