ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-12

[全般]期待外れのECB、米雇用統計への警戒感広がる

注目のECB理事会は市場の期待を見事に外したことからユーロの買い戻しが一気に入りドル安も進行。今日はそのドルの行方を占う上でも重要な米雇用統計発表を控え、市場には警戒感が広がっている。
ECBはこの日、政策金利を据え置くとともに預金金利を-0.2%から-0.3%へと引き下げた。市場の一部では市場予想を上回る預金金利の引き下げを期待していただけにユーロの買い戻しに繋がった。
更に、ドラギ総裁記者会見では現行の資産買入れ額600億ユーロを変えずに地方債なども対象に今後実施すると発言。市場では少なくとも750億ユーロから800億ユーロへと規模を拡大するとの見方もあり、失望感が高まりユーロは更に上昇。結果的にユーロは対ドルで500ポイント近い上昇となった。このユーロの大幅上昇で米ドル売りを誘発。ドル全面安となった。
また、この日発表された米11月ISM非製造業景況指数も55.9と予想の58.0を大きく下回ったこともドル売りを加速。
前日に引き続きイエレン議長が議会証言を行ったが、その内容には目新しいものはなく市場の反応は限定的となった。

<今日の米11月雇用統計>
先日発表されたADP雇用統計が予想を上回り、昨日の米新規失業保険申請件数も予想通りの結果となったことから、今日の雇用統計は予想される20万人増が確保されるとみられる。
ただ、昨日のECB理事会では期待外れとなっただけに、警戒感が広がっている。
ただし、今回の雇用統計の結果が万が一予想を大きく下回ったとしても、単月のことであり、FRBの利上げスタンスに変化はないとみる。

米長期金利は上昇し、NY株式市場は三指数ともに大幅安となるなど、ここにきて各市場でポジションの巻き戻しがみられる。
昨日のユーロの大幅上昇などから、今日の市場も値動きの激しいものになりやすいため注意が必要だ。
ただ、FRBの利上げを阻止する材料は今のところ見当たらず、最終的にドルロングのポジションはキープしておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]レンジの下限で下げ止まり

(米ドル円8時間足)


東京市場では前日のイエレン議長の発言やADP雇用統計が予想を上回ったことを受け、ドル円は堅調な地合いで始まった。しかし、その後はECB理事会を控え欧州市場では利食い売りが上値を抑えた。
そのECB理事会は市場の期待を大きく外したことからユーロの失望感が高まり大きく上昇。この動きにつられる格好でドルが全面安となり、ドル円は123円ミドルから122円後半まで下落。
一方、この日発表された米新規失業保険申請件数が予想通りとなり、今日の雇用統計への期待の高まりからドル円は再び123円40銭付近まで押し戻された。
ところが、その後発表された米11月ISM非製造業景況指数が55.9と予想の58.0を大きく下回りドル売りが再開。ユーロが大幅上昇したことや、今日の雇用統計を控え警戒感広がった。
結果的に、ドル円のロングのポジション解消売りが強まり、引けにかけて122円30銭まで下落。このレベルはこのひと月間のレンジの下限でもあり一先ず下げ止まった。
ただ、全般に警戒感の高まりから神経質な展開になりやすく、ドル売りムードが高まっている。
122円20銭付近を下回ると38.2%戻しの121円50銭付近、50%戻しの120円90銭付近までの下落も視野に入る。
FRBの利上げスタンスは変わらないことから、下げたところでは再度買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:123円40銭~121円50銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ユーロ失望感からの買い戻し

(ユーロ米ドル日足)


欧州市場が始まったところでドラギ総裁はECB理事会は政策会合前の7日間、投資家やメディアとのミーティングを回避すると発言した。
これが何を意味するのかはECB理事会の後に明らかとなった。
ECB理事会では現行の政策金利を据え置くものの、預金金利を-0.2%から-0.3%に引き下げると発表。一部では更なる引き下げ期待があっただけに、発表後失望のユーロ買い戻しが強まった。ただ、その後のドラギ総裁記者会見への期待から上値も限定的となった。
ところが、総裁は資産買入れ対象を地方債に拡大するとしたが、市場が予想した資産買入れ規模拡大は据え置いた。この結果、一気にユーロの買い戻しが強まり1.09ドル台まで上昇。その後はドル売りの動きも加わり1.0980ドル付近まで買い戻されて引けてきた。
会合ではドイツのバイトマン連銀総裁が追加緩和の必要はないと主張するなど、全会一致での合意がされなかった。ドラギ総裁が会合前の7日間メディアなどとのミーティングを回避する意味はここにあったと思われる。
結果的に、ドイツに押し切られる格好で今回はドラギマジックを見ることが出来なかった。
しかし、今回追加緩和を小出しにしたことで今後ECBの政策手段が温存される格好となった。
今日の米雇用統計発表後のユーロの上値目途を確認したい。

ユーロドル予想レンジ:1.1000(BB上限、50%)~1.0790

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[豪ドル円]リスク回避とドル安で目先天井感も

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20151204_jikanashi.jpg

ECB理事会を前にしても豪ドルはアジアから欧州市場にかけて堅調に推移。
この日発表された豪州10月貿易収支が-33.05億豪ドルと予想の-26.0億豪ドルと赤字が拡大。これを受け一瞬豪ドル売りが進んだものの、すぐに上昇に転じた。
それだけ豪ドル買いの勢いが強いという事だろう。
ECB理事会では市場予想を下回る追加緩和となったことでユーロが対豪ドルでも上昇。
また、豪ドル円の損切りも巻き込み89円70銭まで下落した。
その後は値ごろ感からの買いが入り下げ止まっている。
90円ミドルは日足のフィボナッチ38.2%戻し付近でもあり、米株式市場の大幅下落などから目先は上値を付けた感もある。
ただ、今日のOPEC総会ではサウジが日量100万バレルの減産を提案したことで、原油価格が上昇。コモディティー価格がつられて上昇すれば豪ドルにとっても追い風となる。
最終的に豪ドル円の上昇トレンドは継続するとみる。

豪ドル円予想レンジ:90円60銭(前日高値)~89円30銭(時間足50%)

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