[全般]原油と株価下落止まらず不安感拡大
昨日の東京市場は前日のNY株価下落に攣られて日経平均株価も下落。安全通貨の円は底堅い動きが続いたが、特に目新しい材料はなく落ち着いた相場展開が続いた。
その後欧州勢はユーロ買いから入るとユーロオージーやユーロ円などのクロスが上昇。ドルも全般的に上値の重い展開で始まった。
NY市場では一時原油在庫が減少し、原油価格が反発したことでNY株価も上昇して始まったがすぐに下落に転じた。灯油などの石油供給が増加したとの見方もあるが、根本的に供給過多による売られやすい地合いに変わりはなかった。結果的にNY株式市場は原油安に攣られる格好で三指数ともに続落し、リスク回避の円買いが加速。
来週のFOMCを前に原油価格が急落し、それに伴い株価も下落するなど不安定な状態が続いている。この不安定な動きによりFRBが利上げを見送るのではといった見方がドル売りの大きな要因ともいえる。
市場はビッグイベント前には過度に臆病になりやすく、今日も不安感からのリスクオフ相場が続くだろう。
しかし、最終的に米国の金融政策に変化を及ぼすことはなく、ドル売りが一巡したところでは再び買いが強まるとみてよいだろう。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]リスクオフの円高も一時的

日経平均株価が軟調な地合いの中ででも比較的底堅い動きが続いたドル円だが、海外市場で大きく下落して引けてきた。
NY市場では一時反発した原油価格が再び下落に転じたことで株式市場三指数ともに続落。リスク回避からの円買いが進み、目先の強いサポートとみられていた122円20銭を割り込んだ。損切りを巻き込みながら121円83銭まで下落したものの、短期筋のドル買いが入り反発。しかし、市場は来週のFOMCで利上げが見送られる可能性もあるとみてドルロングポジションの投げも散見。
引けにかけて121円08銭まで下落するなど、ドル安と円高双方が重なり、今日も上値の重い展開が予想される。
ただ、市場の多くは依然として利上げ実施を見込んでいることから、最終的にはドル買いに転じるとみる。
一目の雲の上限は来週から上昇に転じており、そろそろ下限に近付いているとみる。
ドル円予想レンジ:122円00銭~120円90銭(50%)
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[ポンド円]BOE会合と一目の雲のねじれ

NY市場でドル円が下落したことからポンド円も攣られ安となり184円12銭まで下落。しかし、このレベルはアジア市場で付けた安値レベルであり買いが待ち構えていたことから反発。ユーロが対ドルで上昇が加速すると、今度はユーロに攣られてポンドが対ドルで上昇。損切りも巻き込みながら185円35銭まで上昇。しかし、ドル円の下げ幅が拡大したことから今度はポンド円での売りが先行し183円70銭まで1円70銭の下落となった。このレベルはボリンジャーバンドの下限であり、フィボナッチの61.8%戻しでもあり意識された。特にポンドの材料があったわけではなく、テクニカルを中心とした投機筋の動きとみられた。
今日はBOE会合最終日という事から、再び投機筋がどちらかに仕掛けてくるとみる。
今日は一目の雲のねじれが生じることから、どちらかに大きく振らされる可能性が高い。
しかし、投機筋中心の動きは最終的にポジションを解消するため「往って来い」になりやすい。
どちらかに振れた後に逆張りで入るのも面白い。
ポンド円予想レンジ:185円00銭~182円50銭
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[南アフリカランド円]財務相解任でランド円最安値に近づく


原油価格の下落が続く中で資源国通貨のランド円の下げも止まらない。
昨日のNY市場引けにかけてズマ大統領がネネ財務相を解任したことが伝わるとランド円は一気に下げ足を加速。
8円15銭付近の損切りを巻き込みながら7円90銭付近まで下落した。この時間帯は最も商いが細る頃で、特にランドはリスク通貨という事もあり流動性が低いことから過剰に反応。安値を付けた後は開いた窓を埋める動きが強まり上昇に転じた。
リーマンショックの時に付けた最安値が7円74銭付近であり、流石にこのレベルは意識される。
ランドは高金利通貨であり長期保有するつもりで最小単位でもよいので買いを入れておきたい。
南アランド円予想レンジ:8円23銭~7円74銭(最安値)
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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