ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-12

[全般]FOMC後のドルの動きは

FOMCの発表を前日に控え市場は神経質な展開の中で楽観的なムードが広がった。
東京市場では日経平均株価の下落により円高と同時にドル売りが先行して始まったものの、欧州市場に入ると一転。ユーロのショートカバーが一巡した後に再びユーロが売られ、ドルが全面的に買い戻された。
FOMC会合を直前に控えたNY市場でもドル買いの動きが更に強まった。
この日発表された12月NY連銀製造業景況指数は-4.59と予想の-7.0から大幅に改善。また、11月消費者物価指数もコア指数が0.2%と予想通りではあったが前年比でみると+2.0%と13年2月以来の高い水準となるなど、インフレが高まりつつあるとの見方からドル買いに反応。
また、原油価格も前日に引き続き上昇したことで市場には安心感が広がり、NY株式市場も三指数ともに上昇。リスクオンからの円売りと同時にドルが上昇するなどアジア市場とは全く反対の動きで引けてきた。
最終的に米国市場は株価と原油価格が上昇したことで楽観的なように見えるが、昨日までの悲観的な動きに対する反動とみるべきだろう。
明日の未明に発表されるFOMCの結果を前に市場は最終的なポジション調整に入っただけで、ニュートラルな状態に戻ったとみる。
FOMCでは0.25%の利上げが実施されることは間違いなく、市場は既にそのドル高を織り込んでいる。万が一利上げが見送られない限り大きなドル買いには繋がらないだろう。
注目は利上げ後の引き締めペースを示すドットチャートとイエレン議長の記者会見での内容に集まる。
最近の原油安と株安の動きに対し、安心感を与えるような発言や見通しが示されるとの見方もある。
そうなれば、株式市場にとってはポジティブ材料であり、株高円安要因になるものの、ドルの上昇は緩やかなものとなるだろう。
一方で、利上げは米経済の力強さを示すものとして敢えて12月に行うといった強気な内容になればドル買いの動きが一気に強まる。ただし、株式市場では反対にネガティブ材料となり円高傾向が強まる。
結果的に市場は株式市場と為替市場で相殺されながら、今回のFOMC後の為替市場では大きな波乱にはならないとみている。
来週からは海外勢の多くがクリスマス休暇に入ることもあり、一時的にどちらかにポジションが傾いたとしても週末にかけては巻き戻しが入ることになる。
市場ではドル高とドル安双方の意見が真二つに分かれており、出たとこ勝負といった雰囲気もある。
FOMC後に市場がどちらかに振れたとしても、慌てて追いかけてポジションを持つと足元をすくわれる可能性もあり注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]最終的に上昇トレンドへ

(米ドル円週足)

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東京市場では日経平均株価の下落によりリスク回避の円買いが先行。121円前半で始まったドル円は120円ミドルまで下落。しかし、欧州市場に入るとユーロを中心にドルが全面高となりドル円も下落前のレベルまで押し戻された。
NY市場では好調な米経済指標や原油価格の上昇により、前日とは一変して楽観的なセンチメントで始まった。リスク選好の円売りと同時にドル買いが重なりドル円は断続的に損切りを巻き込みながら121円80銭付近まで上昇。明日未明に発表される今年最後のビッグイベントとなるFOMC結果を控えているにも拘らず、全般に楽観ムードが広がった。
昨日の動きは前日の反動でもあり、市場はニュートラル状態に近い。
今日の日中はFOMC発表を控え、流動性が低下する中で短期的に上下に振れる場面もありそうだが最終的に「往って来い」になりやすい。
週足チャートを見ると一目の雲の流れは依然として上昇トレンドにあり、アベノミクス以来下値サポートを維持している。
声明で今後の利上げペースが緩やかになろうとも、上昇トレンドに変化はないとみて、最終的にドル円のロングポジションを持つようにしたい。

ドル円予想レンジ:123円80銭~118円80銭(BB下限)

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[ユーロ米ドル]ユーロショート一巡で売り再開

(ユーロ米ドル日足)

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10月22日のECB理事会で12月の追加緩和を示唆したことからユーロドルが1.14ドル付近から1.05ドル付近まで下落。しかし、そのECB理事会は期待外れの内容となりユーロのショートカバーが入り昨日の欧州市場ではこの日の高値1.1060ドルまで上昇。しかし、明日未明のFOMCを前にユーロのショートカバーはほぼ一巡したところで、今度はユーロ売りに転じた。
NY市場でもNY株式や原油価格が上昇したことでドル高への期待もあり、ユーロ売りの動きが更に強まった。
しかし、この動きはこれまでのユーロ買い戻しの反動であり再びユーロ売りのトレンドに戻ったと見るのは尚早だろう。ECBの追加緩和も多くのメンバーの反対が明らかとなり、ドラギマジック効果も大分色あせた。また、FOMCでも原油や株価の下落懸念もありドルの利上げペースが緩やかになるとみられる。
万が一イエレン議長が強気の発言をしたとしても、ユーロの下値は限定的とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1000~1.0780(BB中心線、50%)

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[豪ドル円]豪ドル口先介入で下落

(豪ドル円日足)


東京時間に公開されたRBA議事要旨での「最近の国内統計は総じて前向き」との内容から豪ドルは底堅い動きで推移。しかし、FOMCを控え目先のポジション調整の動きが入り、全般に上値の重い展開が目立った。
また、NY市場が始まったところでRBAスティーブンス総裁が「必要なら政策を更に緩和する余地がある」「豪州経済は豪ドル安から恩恵を受けている」「為替レートの更なる調整の可能性がある」など、豪ドル安を誘導する口先介入を行った。
この発言を受け、豪ドル円は87円前半まで下落。しかし、NY株式市場や原油価格が上昇したことでリスクオンの円売りと同時に資源国通貨の豪ドルが買われた。
FOMCの結果はドルの動きを左右するもので、豪ドル円に関してはそれ程大きな影響を及ぼさない。
今年最後のビッグイベントであるFOMC会合が終われば、イベントリスク終了から豪ドル円の買いが強まるとみる。

豪ドル円予想レンジ:88円60銭(転換線)~86円20銭(50%)

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