ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-12

[全般]クリスマス休暇控えリスクに対し鈍感

クリスマス休暇が近づいたことで先週までの調整的な動きもほぼ一巡したものの、依然として原油価格下落による不安感が漂う。
週明け東京市場では先週末のNY株式市場の大幅下落の影響から軟調なスタートとなった。しかし、後場に入ると下げ幅を縮小。円も株式市場を眺めながらの動意の乏しい動きが続いた。
今年最大ともいえるビッグイベントFOMC会合も終わったことで市場には脱力感が漂う。特に今週はクリスマス休暇に入るという事から、先週末にポジション調整も進み参加者も徐々に減っている。
欧州では週末にスペイン総選挙が実施され、与党が単独過半数割れとなった。
本来であればユーロが売られるところだが、寧ろ対円でも上昇。リスクに対する感覚が薄まっているようだ。
そんな中で、前回のECB理事会で追加緩和に反対したバイトマン・ドイツ連銀総裁が「ユーロ圏の景気回復は2016年に加速するだろう」と発言。ユーロ買いに拍車がかかった。

NY市場ではNY株式市場が三指数ともに反発に転じた。
原油価格が一時1バレル33ドル台に下落する場面も見られたが、先週の大幅下落の反動によるものと思われる。また、中国の中央経済工作会議で一段の景気刺激策を打ち出したことで安心感が広がった。
ただ、全体にポジションが縮小されており、改めてこの状況でポジションを偏らせようという動きは少ない。
今日はNY時間に米7-9月期GDP確定値や中古住宅販売件数が発表される。
為替は株式市場の動向に反応しやすく、結果とは異なる動きになりやすいので注意したい。
これらの結果は後から再度見直される可能性が高く、クリスマス明けの年末年始は波乱含みの展開が予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]BB下限で一先ず下げ止まり

(米ドル円日足)

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先週の日銀会合で中途半端な補完措置を実施したことで市場は日銀に対する不信感が燻ぶる。前回のECB理事会で今後の追加緩和に限界があるとの見方からユーロが買われたように目先円の買い戻しが入りやすくなった。
昨日のNY株式市場が上昇に転じたことで今日の東京市場ではドル円は底堅い動きで始まりそうだ。ただ、昨日の東京と欧州時間に上値を抑えられた121円50銭付近には売りが並んでいるとみられる。
今日もこのレベルで押し戻されるようであれば上値の重さが確認される。
昨日はボリンジャーバンドの下限である120円83銭で跳ね返されたが、次にこのレベルや上昇トレンドラインを下回るようなら120円割れも視野に入る。

ドル円予想レンジ:121円50銭~120円60銭(12月15日安値)

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[ユーロ米ドル]スペイン選挙結果でもユーロ上昇

(ユーロ米ドル2時間足)

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スペイン総選挙は与党が単独過半数割れとなり、これまで進めてきた財政再建路線が後退する可能性が高まる。しかし、ユーロは寧ろ上昇。
その後、バイトマン・ドイツ連銀総裁が「ユーロ圏の景気回復は2016年に加速するだろう」と発言。バイトマン総裁は先日のECB理事会では追加緩和反対に回っただけに、大胆な追加緩和に当面踏み切れないとの見方が広がっている。
テクニカル的にみると、1.08ドルのネックライン手前で折り返したことで底堅さが確認された。ただし、ヘッドアンドショルダーの右肩レベルである1.0980ドル付近で跳ね返されるようであれば再び1.08ドルを試す展開とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0960(61.8%)~1.0860

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[豪ドル米ドル]上昇トレンド継続

(豪ドル米ドル日足)

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昨日開かれた中国中央経済工作会議ではインフラ整備などの財政出動や企業向け減税といった一段の景気刺激策を実施する方針を示した。また、これまでの金融緩和政策を継続することも確認するなど、中国景気減速懸念は後退。上海総合指数も1.8%近く上昇した。
中国経済の回復は豪ドルにとってもプラス材料であり、豪ドルは底堅い動きが続いている。
クリスマス休暇を直前に控え値動きは徐々に小幅になり始めているものの、下げたところでは買いが出やすい。原油価格の下落に対し、銅などの価格は上昇に転じるなど、目先豪ドルに対して強気の見方も出始めている。
ボリンジャーバンドの中心線も上昇トレンドを示すなど、もう一段の上昇を見込んで0.71ドルミドル手前あたりで買いを入れてみたい。損切りは前回の安値となる0.7090ドル付近に置く。

豪ドルドル予想レンジ:0.7240(50%、BB中心線)~0.7160

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