[全般]次のステージを控え
昨日の東京市場では前日のNY株が上昇したものの日経平均株価は軟調にスタート。次の日が日本の祝日という事もありポジション調整的な動きが目立った。円も全般にリスクオフによる買いが強まったものの大きな動きは見られなかった。
欧米市場でも日経平均先物の下落が強まると円の買い戻しが更に進んだ。
また、ユーロが対ドル対ポンドで上昇。流動性が低下する中でユーロにつられてドルが全般に上値の重い展開で始まった。
NY時間に発表された米7-9月期GDP確定値は2.0%と予想の1.9%をやや上回る結果となった。前回の2.1%から低下したものの市場の反応は特に見られなかった。
その後発表された11月中古住宅販売件数は476万件と予想の535万件を下回ったことでドル売りが強まる場面も見られたが、その後は買い戻しが入るなど「往って来い」の動きとなった。
海外市場は既に休みモードにあり、新たなポジションを仕込む動きはなく全般に短期を中心とした取引が目立つ。
先日の米国の利上げが実施された時期がクリスマス休暇前の年末に近かったことから、市場への実際の影響は休み明けに持ち越された可能性が高い。
波乱含みの新たなステージが始まる前に、ポジションを出来るだけ少なくしておきたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]祝日中の円買いリスク

東京時間には日経平均株価の下落によりドル円はリスク回避による円買いが進み上値の重い展開で始まった。
欧州市場ではユーロドルが上昇したことでドルが全般に売りが強まり、ドル円は一時120円85銭まで下落。その後買い戻されたものの、NY時間に発表された中古住宅販売件数が予想を下回ったことで再度120円73銭まで売り込まれた。
先週末の日銀会合で一気に上昇したドル円は徐々に上値が切り下がっている。
上値121円50銭がレジスタンスとなり、終値ベースでこのレベルを超えない限り短期の下落トレンドは継続。
一方、8月のチャイナショックからの中期上昇トレンドは継続する。
上昇トレンドラインの位置する120円前半は12月14日付けた安値でもあり、ここを下回ると一時的に損切りを巻き込んで120円割れも視野に入る。
今日は日本の祝日という事もあり、クリスマス休暇に入る海外では更に流動性が低下し、買い仕掛けの可能性が高い。ただし、短期中心の仕掛けは「往って来い」になりやすく、後追いには注意したい。
ドル円予想レンジ:121円30銭~120円35銭(12月14日安値)
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[ユーロポンド]高値圏で上髭を伸ばす

欧州市場に入るとユーロが対ドルだけではなくポンドに対しても買いが先行。0.73ドル前半から100ポイント近い上昇となった。特に買い材料があったわけではなく、ショートの残りがカバーに入ったとみられる。
既に欧米勢はクリスマス休暇に入ったところが多いだけに、流動性は低下。値動きは普段よりも大きくなりやすい。
12時間足チャートを見ると高値圏で天井を示す上髭を伸ばしたローソク足「トンカチ」が現れている。
今日のロンドン時間には英国7-9月期GDPと経常収支が発表され、それがポンドの買い戻しのきっかけになるか注目したい。
もし、反対に前日の高値0.7415ドルを上抜くようであれば順張りとなる買いでついて行く。
ただし、方向感がない中では短期取引に徹しておきたい。
ユーロポンド予想レンジ:0.7415(前日高値)~0.7290(50%)
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[米ドルカナダドル]天井圏でのもみ合いを放れるか


原油価格の下落によるカナダドルの下落と同時に米国金利引き上げによる米ドル高が重なり、ドルカナダは一方的に上昇が続いていた。
先週のFOMCで予想通り利上げを実施したことで一先ずドル高は一巡。
前日に1バレル34ドルを割り込んだ原油価格も、昨日は36ドル台に戻されるなど、パニック的な売りは一先ず収まったようにみえる。
日足チャートを見ると先週末に1.4ドルの大台を片足乗せてからは足踏み状態が続いている。ボリンジャーバンドの上限のバンドウォークからも放れ、昨日の終値ベースでバンドウォークを下回った。売り過ぎ買い過ぎを示すストキャスティクスでは%Dを%Kが高値圏で下抜けしたことで、買われ過ぎのサインが点滅。そろそろ下落に転じる可能性が高い。
ただし、原油価格の下落が終了したわけではなく、一時的な調整の戻しとみられる。
また、米国の利上げも来年には上昇ペースが継続するとの見方から、ドルカナダの下値も限定的とみる。
ドルカナダ予想レンジ:1.3950~1.3840
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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