[全般]休み明け欧米市場は次のテーマ探し
直近の流れとしては円高とドル安が進んで引けたことで、今週もその流れの勢いを継いだ動きが予想される。ただ、先週の動きはあくまでクリスマス相場という特殊な状況下での動きであり、長くは続かないとみる。
ポジションの偏りはない所で、次のテーマを見つけるまで相場はどちらにも動きやすくなっている。
クリスマス休暇前のFOMC会合では9年半ぶりに米国が利上げに動いたことで、一先ずドルロングの巻き戻しが入った。しかし、来年にかけてFOMCメンバーは利上げのペースを変えていないことから、金利面からみるとドル高の動きは継続するとしてよいだろう。
一方、円は日銀が中途半端な補完措置を示したことで失望感からの円買いが強まった。しかし、日銀の黒田総裁は今後も2%物価目標に向けて、必要なら躊躇なく対応することを改めて示すなど、緩和政策は継続される。少なくとも、積極的な円買いにはなりにくい。
ただ、懸念されるのは原油価格の動向だ。
先週の原油価格は一先ず上昇に転じていることから株式市場も安心感が広がり始めている。
年末を挟んで市場は今後のテーマを見極めようとする揺さぶりが予想される。
予想外にドル安や円高、そしてユーロ高が進んだとしても、最終的に金融政策の違いが相場の流れを左右することになり、その後の反発には注意したい。
あくまで踊り場としての相場展開であり、余り深追いしないようにしたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]日足一目の雲の中へ突入

先週末25日クリスマスの東京市場でドル円はドル安と円高の動きが重なり、一時120円07銭まで下落した。流動性の乏しい中での動きであり、市場参加者が戻れば買い戻しの動きもみられそうだ。ただ、クリスマス休暇を控え、市場のポジションはニュートラルに近い状態とみられる。ここ数日にもみ合いが続いた121円付近はバランスの取れた居心地の良いレベルということだ。
休暇明けの海外市場は一先ず買い戻しが入った後は、再度120円割れを試す展開が予想される。ボリンジャーバンドの下限でバンドウォーク(下降トレンド)が続いており、一目の雲を下抜けしたこともあり、売り仕掛けしやすい状況だ。
ただ、先週は原油価格が反発し、NY株式市場も全般に底堅さが目立つ中で積極的に円を買う地合いではない。また、ドル自体も来年には利上げ期待から上昇トレンドが継続するとみられ、底値を確認したところでドル円は反発に転じるとみている。
特にNY株式市場の動向に影響されやすく、東京市場とNY市場では全く異なる動きになりやすい。
今週末は年末という事もあり、本来は日本が正月休みの時は円が狙われやすい。しかし、今回は世界が1月4日月曜から始まるため、ドル円は比較的おとなしい動きになりそうだ。
次の流れを見極めようとする動きから、上下に振らされる相場展開を予想する。
今週のドル円予想レンジ:121円20銭~119円00銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]H&Sか、1.08ドルのWボトムか

先週はクリスマス休暇を控えユーロドルの調整的な買い戻しが見られ、底堅い動きで終わった。
12月3日のECB理事会が期待外れの結果となったことでユーロの買い戻しが強まり、その後1.1050ドルの高値を付けた後はもみ合いが続いている。その間にユーロドルは1.08ドル付近の下値を2度試したが跳ね返されたことでダブルボトムを形成。
一方、1.1060ドルが頭(ヘッド)、1.08ドルをネックライン、その左右の1.0980ドルをショルダーとする典型的なヘッド&ショルダーが形成される。1.08ドルのネックラインを下回ると弱気のセンチメントが高まり1.05ドルの安値を目指す展開が始まる。
しかし、ボリンジャーバンドは上昇トレンドを継続していることから、ユーロは上値を試す力の方が勝っているとみる。
次の上値レジスタンスは61.8%戻しであり、ボリンジャーの上限が位置する1.1120ドル付近が意識される。
今週のユーロドル予想レンジ:1.1120(61.8%、BB上限)~1.0800
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル米ドル]三角保ち合いをどちらかに抜けた方向へ

先週は原油価格が反発し、株式市場も世界全般に上昇傾向にあったことでリスク選好の豪ドル買いが強まった。
豪ドルは9月から上昇に転じ、下値が徐々に切り上がるなど上昇トレンドが続いている。
一方で、0.74ドル付近を天井に三角保ち合いが収束に向かっている。
先週は61.8%戻しとなる0.73ドル手前で上値を抑えられて終了。原油価格の上昇で資源国通貨全般に買いが強まった。しかし、原油価格の上昇も一時的との見方から、クリスマス休暇明けでは再び売りが強まる可能性もある。
いずれにしても、一旦は押し戻されたとしても再度上昇トレンド手前では買いが並ぶとみる。次に三角保ち合いの天井となる0.74ドル付近を超えられないと、長期の下降トレンドに再び戻る。反対に、この天井を上抜け出来るようであれば息の長い上昇トレンドに入る。
今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7400~0.7100
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |