ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-01

[全般]乱高下は方向転換の兆し

前日大幅下落となったNY市場では株式市場が三指数ともに上昇に転じるなど、連日激しい動きが続いている。
昨日の日経平均株価は前日のNY株式市場が大幅安となった動きを継いで一時700円超の下げとなった。これを受け、リスク回避の円買いが強まったが中国株価が当局の資金供給や基準値を元高に誘導するなどの対策が功を奏し上昇。ドル円も下げ止まった。
また、前日大幅安となったNY株式市場も中国株価上昇や米金融大手の好調な決算を好感し上昇に転じたことで、円が全面安の展開となった。下落が続いた原油価格が上昇に転じたことも安心感を与えた。
連日強気と弱気のセンチメントが変わるなど、ここにきて日替わりメニュー的な動きが目立ち始めるなど、乱高下は方向転換の兆しとみることが出来るかもしれない。
中国株式市場や原油価格の下落に対する懸念は依然として残るものの、市場は次第に悪材料に慣れ始めているようにみえる。
最終的にこれらの不安感を払しょくするには米国経済の力強さに頼るしかない。
先週末に発表された米雇用統計の結果を見ると米国の底力は残っているとみてよいだろう。
今後の米経済指標や企業決算の結果を一つ一つ見極めた上で市場の自信は徐々に取り戻すことになりそうだ。
今日のNY時間に発表される米12月小売売上や鉱工業生産、そして1月NY連銀製造業景気指数などに注目が集まる。これらの結果から、NY株式市場が連日の上昇となれば来週に希望が広がる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]下落からもみ合い、そして

(米ドル円2時間足)

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前日のNY株式市場の下落を引き継ぎ日経平均株価も大幅下落となりリスク回避の動きが強まった。一時株価が700円超下落となりドル円は117円30銭付近まで下落。しかし、中国株価の下落が止まり上昇に転じたことからドル円は118円台に上昇。その後は日経平均先物の下落に伴い再び117円40銭付近まで押し戻された。
ところが、前日大幅安となったNY株式市場はマイナスから一転して上昇。JPモルガンなどの好調な企業決算や、原油価格が上昇したことなどから市場のセンチメントは好転。リスク回避の動きが後退しドル円は再び118円台に乗せてNY市場を引けている。
今日の日経平均株価はNYに引きつられて上昇するとみられ、ドル円ももう一段の上値を試しに行くとみる。
先週末の米雇用統計発表後の高値118円70銭台が次のレジスタンスとして意識される。
ただ、市場のセンチメントは変わりやすく、乱高下はまだ継続。
今日のNY市場では株価次第で再び押し戻される可能性もあり注意したい。

ドル円予想レンジ:118円60銭(50%)~117円50銭

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[ユーロ米ドル]ドラギマジックも色あせ

(ユーロ米ドル4時間足)

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東京市場でユーロドルは日経株価の下落などからのユーロ円の売りに押され上値の重い展開で推移。しかし、欧州市場が始まると一気に上昇に転じた。BOE政策会合やECB理事会議事要旨の公開を前にユーロポンドのポジション調整と思われる巻き戻しなどがユーロを押し上げた。
その後公開されたECB議事要旨では「資産買入れ額の増額を検討した」「数名のメンバーは更なる緩和策や、預金金利引き下げに賛成」との発表でユーロは下落。12月会合では失望買いが進んだだけに、その反動の売りとみられる。
ただ、「数名は12月の行動は必要ないと指摘」との発表もあり、ECB内での不協和音も聞かれるなど今後の政策に疑問が残るもので、ユーロドルは1.0880ドル付近で下げ止まった。
欧州株式市場が軒並み下落する中でNY株式市場が上昇に転じたことでドルは上昇。ユーロの下げ足は加速し、欧州市場で付けた安値1.0855ドルを下抜けると1.0835ドルまで下落した。

昨年12月のECB理事会後に上昇したユーロドルはその後下落基調を続けている(4時間足チャート参照)が、直近では上昇トレンドに入り、三角保ち合い的な動きになっている。目先はこの下降トレンドラインがレジスタンスとして意識され、ここから再び下落に転じるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0910~1.0810(61.8%)

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[豪ドル円]中国株価下げ止まりと雇用状況改善で

(豪ドル円2時間足)

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日経平均株価が大幅下落で始まり豪ドル円は上値の重い展開で始まった。しかし、中国人民銀行が短期資本市場で資金供給を実施。この日の人民元基準値も前日から元高に設定されたことなどから中国株価は上昇。豪ドルも徐々に買い戻しが強まった。
欧州市場に入りユーロの対ポンドや豪ドルに対しての纏まった買いが入り、豪ドル円は81円28銭まで下落。しかし、日中に付けた安値81円17銭には届かずに反発。
一方、NY市場では原油価格が上昇したことや、NY株式市場では株価三指数ともに大幅上昇したことで豪ドル円は82円ミドル付近まで1円余り上昇して引けている。
結局81円を割り込まずに反発したことで、次に83円ミドルを上抜けるようであれば目先ダブルボトムが形成される。それには今日の中国とNY株式市場の上昇が続くかがカギになる。
ただし、原油価格の下落や中国株式市場の不安定な動きは終わっていないことから、上値も限定される。

豪ドル円予想レンジ:83円60銭(38.2%)~82円00銭

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