ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-01

[全般]原油価格下落でNY株式市場再び下落

NY株式市場が再び下落に転じるなど、不安定な相場展開で始まった。
週明け東京市場は先週末にかけて日米欧株式市場が大幅高となったことから日経平均株価も堅調な地合いでスタート。ドル円も118円後半で底堅い動きで推移。中国株式市場でも過剰生産解消への改革期待などもあり小幅上昇で引けるなど、市場には安心感が広がった。しかし、欧州市場が始まり原油先物や日経平均先物が下落して始まったことでリスク回避の動きが再開。資源国通貨を中心に対円で売りが強まるとドル円も118円前半まで押し戻された。
NY市場でも原油価格の下落を背景に株式市場は下落して始まった。原油価格の下げは止まらず一時29ドル台まで売り込まれ、株価も引けにかけて下げ幅を拡大。リスク回避の動きから円全面高で引けるなど、依然として原油価格に振り回される相場展開となっている。
特に原油の売りを誘う材料はなく、昨日の下げは先週大幅に上昇した反動とみてよいだろう。
先週後半にかけて市場の過度な悲観的なセンチメントにも変化がみられるようになった。
今日から始まるFOMCや、週末の日銀会合を控え市場には負のスパイラルから脱出できるかといった期待も感じられる。
既に、先週は売られ過ぎのポジションを縮小する動きが強まったことで、イベントを前に短期的な取引が中心となりやすい。
今日のNY市場では昨日の下落に対するポジション解消の動きが強まり、リスク回避の動きが後退する可能性が高い。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]117円台の底堅さ

(米ドル円日足)


週明け東京市場では日経平均株価が先週末の勢いを継いで上昇でスタート。ドル円も底堅い動きで推移したものの、119円を付けるには至らなかった。
欧州市場が始まったところで原油先物や日経平均先物が下落。これを受け、ドル円は118円80銭付近から118円20銭付近まで下落した。
市場に安心感が広がり始めていただけに、失望的な売りが強まったとみられる。
その後は買い戻しが入ったものの、NY市場では原油価格が30ドルを割り込み、株式市場も三指数ともに下落。再びドル円は118円前半に押し戻されて引けてきた。
今日の東京市場では日経平均株価が下落して始まると思われ、ドル円は118円割れを試す展開が予想される。
ただ、昨日のNY市場での株価や原油価格の下落に比較して、これまでよりもドル円の下げ幅が小さくなっている。
FOMCや日銀会合を控え既に売りは一巡し、寧ろショートポジションに偏っているようにも見える。
117円台の底堅さが確認されるようであれば再度買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:118円80銭(BB中心線)~117円80銭

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[ポンド円]原油価格の下落で上値抑えられる

(ポンド円日足)


ポンド円は原油価格と連動した動きが今週も続いている。
先週は原油価格が1バレル26ドル台まで下落したことでポンド円は2014年2月以来の安値163円台まで下落した。その後は原油価格が32ドル台に戻したことで反転。一先ず底値を打ったかと思われた。
しかし、ロンドン市場が始まり原油価格が再び下落して始まったことで、ポンド円は170円付近から一気に168円前半まで下落。NY市場に入っても原油価格や株価の下落は止まらず安値圏でのもみ合いが続いた。
先週のポンド円は安値を付けてから6円余り上昇しており、その上昇幅から比較してみると2円弱の下押し幅は少ない。日足ボリンジャーバンドの下限から上に放れていることから、短期的に買いが強まっている。
昨日の原油価格の下落が先週末の上昇の反動という事であれば、今日のNY市場では再び上昇する可能性が高いとみる。

ポンド円予想レンジ:170円30銭(先週高値)~167円90銭(38.2%)

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[豪ドル円]ソーサートップ後もみ合い入り

(豪ドル円2時間足)


週明け東京市場では日経平均株価や上海総合指数が堅調な地合いとなったことで豪ドル円は83円前半での高値もみ合いが続いた。しかし、欧州市場で原油先物や日経平均先物が下落したことでリスク回避の円買いと資源国通貨売りが重なり豪ドル円は下落に転じた。
NY市場でも原油価格の下落は止まらず、一時30ドルを割り込み株価も下落。豪ドル円はこの日の安値となる82円20銭付近まで下落し、安値引けとなっている。
今日の日経平均株価は下落して始まると予想され、豪ドル円は上値の重い展開が予想される。ただ、ここにきて売り圧力が低下してきている。
先週のNY市場でWTI原油先物が29ドル台にあった時の豪ドル円は80円台で推移。そのレベルから見ると豪ドル円の下げ幅が小さく、売りが一巡した可能性が高い。
2時間足チャートでは下落パターンがソーサートップとなっており、この形の時は売りの勢いが弱いことを示すものだ。
ソーサートップ後はもみ合いが続くことが多く、その間市場が安定すれば再度上値を試しに行くとみる。

豪ドル円予想レンジ:83円50銭(先週高値)~81円80銭(38.2%)

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