ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-03

[米ドル円]リスク回避の後退で円全面安

(米ドル円4時間足)


早朝の薄商いの中でドル円は112円70銭から112円20銭まで下落。前日のNYの安値を下回ったことで損切りを巻き込んだ模様。その後は日経平均株価が下落から上昇に転じたことで買い戻しが入り、下落前のレベルまで押し戻され往って来い。また、上海株価も大きく反発したこともあり、リスク回避の動きが後退しドル円は113円台に乗せてきた。
NY市場では米2月ISM製造業景況指数が予想を上回ったことを好感し、株価が上昇。また、原油価格も上昇したことで更に円売りが進み、ドル円は114円台に乗せてきた。引けにかけて利食い売りに押されたものの、買いの勢いは残る。
今日はスーパーチューズデーの結果が東京時間に明らかになるため、波乱含みの展開が予想される。
ただ、東京の動きと欧米市場での受け止め方は異なることが多く、アジア時間では短期決戦で臨みたい。
もし、NY市場がこの投票結果を好感した場合には115円の心理的な節目を試す展開も予想される。反対に、ネガティブ材料と受け止めるようであれば再び112円台に押し戻されることになる。
ただ、米雇用統計を控え、下値ではドルショートの買い戻しが入りやすく、下げも限定的とみる。

ドル円予想レンジ:114円90銭(2月16日高値)~113円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]一段の巻き戻し

(ユーロ円2時間足)


東京の早朝にドル円が下落したことでユーロ円は13年4月以来の安値122円09銭まで下落。しかし、日経平均や中国株が上昇したことでユーロ円は反発。
欧州時間に発表されたユーロ圏1月失業率が4年5か月ぶりの低水準となったことから、ユーロ円の上げ足は加速。一旦は123円台で利食い売りに押し戻されたものの、NY市場では再び上昇。株価や原油価格が上昇したことで123円30銭付近の損切りを巻き込み、124円台に乗せてきた。
3月ECB理事会での大胆な追加緩和が実施されるとの見方もあるが、昨年12月には期待を裏切られたこともあり慎重姿勢も見られる。
フィボナッチ50%戻の125円付近には下降トレンドラインが位置する。
このレベルは2月26日の高値でもあり、ここを上抜ければ短期下降トレンドが終了し、128円レベルを伺う動きに変わる。

ユーロ円予想レンジ:125円00銭(50%、2月26日高値)~123円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円]レンジ相場の上限試す

(豪ドル円4時間足)


RBA政策会合を前に発表された豪州1月住宅建設許可件数や中国2月製造業PMIが予想を下回ったことで豪ドル円は80円を割り込み79円80銭まで下落。このレベルは2月中旬から続いたレンジ相場の下限でもあり下げ止まった。
RBA会合の声明文では「現在の政策スタンスは適切」としたものの、「低インフレが追加緩和の余地を与える可能性がある」とされた。強い追加緩和への言及がなく、ほぼ予想通りの内容となったことで豪ドル円は上昇に転じた。アジアの株式市場が上昇したことで円売りが強まり81円25銭付近まで上昇。一先ず押し戻されたものの、NY市場では再び上昇。原油価格が上昇したことや、株価が三指数ともに大幅反発となりリスク選好の円売りが強まった。豪ドル円はレンジの上限となる82円に迫る上昇となった。
今日はスーパーチューズデーの結果が明らかとなるため、市場に変化が起きる可能性が高い。
レンジの最上限となる82円40銭を上に抜けてくるようであれば、レンジブレイクが確定する。

豪ドル円予想レンジ:83円00銭(61.8%)~81円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]米景気とスーパーチューズデー

昨日は前日と打って変わり、好調な米国経済指標を受けリスクオンの動きが強まった。G20を終え、米国経済へと市場の注目は移る。その状況下で本日は世界が注目するスーパーチューズデーの結果が日本時間に明らかになる。その行方が為替市場にどう反応するか市場の注目が集まる。
昨日の東京市場では前日の米経済指標の悪化やNY株価下落の動きを受け、早朝にドル円が下落。日経平均株価も下落して始まるとの見方から先回りした円買いが入った模様。しかし、午後にかけて株価が反発。上海総合指数も底堅い動きを示したことでリスク回避の動きが後退。早朝の円高から一転して円全面安となった。
NY市場が始まっても円安の流れは止まらず続伸。この日発表された米2月ISM製造業景況指数が49.5と予想の48.5を上回って、米国製造業に持ち直しの兆しがみられたことで株価が三指数ともに大幅上昇。原油価格の底堅さも加わり、ドル円は114円台乗せとなった。
結果的に、G20後の下落したドル円やクロス円は往って来いとなるなど、方向感を掴み難い状況が続いている。
今日はスーパーチューズデーの結果が東京の昼時間に明らかになる。トランプ氏が優勢となれば市場にネガティブ、同時にヒラリー氏が優勢ならポジティブとの見方がある。しかし、過去の動きをみると、スーパーチューズデーが終わるとNY株価は上昇するとの見方もある。
いずれにしても、円安や株高の動きが毎日猫の目のように変わりやすく、一方向にポジションを傾けるのは危険だ。
ただ、原油価格や株価の上昇が継続し、米経済回復の兆しが明らかになれば、投機筋の円買いの動きも収まる。米雇用統計の結果をみるまでは不安定な動きが続くことになりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する