ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-03

[米ドル円]調整の売りから底値堅めへ

(米ドル円時間足)


東京市場では日経平均株価や上海総合指数が大幅上昇となりドル円も底堅い動きが続いた。114円台では利食い売りなども並び、一旦は上値を抑えられた。
欧州市場に入ると欧州勢の纏まった買いが入り114円55銭まで上昇。これがこの日の高値となり、NY市場では利食い売りも含め、終始上値の重い展開となった。
ただ、これまでのような乱高下という動きではなく、大分落ち着いた動きに変わってきている。この日発表された米2月ADP雇用統計やベージュブックなどは堅調な米経済を示すものであり、明日の米雇用統計への期待も高まり始めている。
目先のドルロングも大分解消されているとみられ、ここからの売りはショートメークが中心となりそうだ。112円台での底固めが終われば再び上昇に転じるとみる。

ドル円予想レンジ:114円20銭~112円80銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]調整の範囲内

(ポンド米ドル日足)


EU離脱問題を境にポンドドルは下落に転じたが、下げ止まりから巻き戻しの動きが強まった。
ECBが3月の理事会で追加緩和を実施するとの見方からユーロポンドの売りが進んだ。一方、ハモンド英外相の「EU残留が英国の利益」との発言などから、依然として残留の可能性も燻ぶる。
原油市場が安定してきており、石油産油国のポンドには調整の買い戻しがみられる。
ボリンジャーバンドのバンド幅の拡大がみられ、相場の変動が高まり始めている。
今日もボリンジャーバンドの中心線に向けた上昇が継続するとみる。
ただ、長期的な下降トレンドは継続しており、調整の域を脱していない。
最終的には下落トレンドに戻るとみて、売り場を探る展開とみる。

ポンドドル予想レンジ:1.4260(BB中心線&50%)~1.4020

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[豪ドル米ドル]上昇トレンド継続

(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20160303_hiashi.jpg

東京時間に発表された豪州10-12月期GDPが0.6%と予想の0.4%を上回ったことで豪ドル買いに火が付いた。
発表直前に豪ドルの売りが入るなど、その反動もあり上昇が加速。豪ドルドルは0.72ドル前半まで上昇。その後は利食い売りに押される場面も見られたが、NY市場に入り再び上昇。
原油価格の上昇により、資源国通貨の豪ドルに買いが集まった。
目先の天井とみられていた0.7250ドルを上抜けたことでショートカバーを誘発。0.73ドル直前まで上昇し、ほぼ高値引けとなった。
ボリンジャーバンドの上限を上抜いたことでバンドウォークの始まりとみることもできる。ただ、0.7250ドルの底値固めに失敗するとボリンジャーバンドの中心線の位置する0.71ドルミドルへ押し戻される可能性が高い。
上昇チャネルもその位置にあり、0.71ドルミドル付近は押し目買いのチャンスとみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7330~0.7250

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[全般]米経済の緩やかな改善

スーパーチューズデーで湧くNY市場では雇用や景気の緩やかな改善が示された。しかし、慎重な姿勢は依然として継続。底値固めに入ったような動きがみられる。
昨日の東京時間にはクリントン氏とトランプ氏が圧勝するなど、スーパーチューズデーの結果が明らかとなった。しかし、市場への影響はほとんど見られなかった。
一方、日経平均株価が前日のNY株価上昇を受け660円の大幅高。ドル円も114円台で堅調な地合いが続いた。
NY市場では前日の株価大幅上昇の反動から為替市場でも調整的な動きが見られたが、全般に楽観的なムードは継続。
NY時間に発表された2月の米ADP雇用統計は21.4万人と予想の18.8万人を上回る好結果となった。これを受け、明日の米雇用統計も堅調な改善が示されると予想される。その後発表されたベージュブック(地区連銀経済報告)でも労働市場が引き続き改善されていることや、大半の地区で経済活動が拡大していることが明らかとなった。
前日発表された米2月ISM製造業景況指数も含め、米国経済の緩やかな改善が示され始めている。昨日のNY株式市場は3指数ともに、調整的な売りが散見される中で小幅上昇。米長期金利や原油価格も底打ち感が出始めるなど、年初からの市場の混乱が収まり始めている兆しも伺える。
混乱が長引き、市場への不信感が根強く、完全に不安感を払しょくさせるには時間が必要だ。
また、米国経済への信認が高まれば、再びFOMCでの利上げ観測が高まることになる。
それには、今日の米2月ISM非製造業景況指数や、明日の米雇用統計の結果は今後の市場安定に繫がる重要なカギとなりそうだ。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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