[米ドル円]114円台の重さ

前日のNY市場では株価上昇や原油高にもかかわらずドル円は下落。
東京市場ではその日経平均株価や上海株の上昇に伴い、素直にドル円は買いが先行。しかし、NY市場に入ると再び下落。ユーロやポンドが上昇したことなどからドル全般に売りが強まった。今日発表の米雇用統計を控え全般にポジション調整的な動きが目立った。
ドル円は2月11日に今年安値となる110円98銭を付けた後114円台を何度か試す動きとなった。しかし、115円の節目を意識した売りが毎回上値を抑えるなど、114円台の重さが意識され始めている。
今日の米雇用統計発表後のNY終値が上昇トレンドラインをキープできないとなれば、来週は再び下値リスクが高まる。
ドル円予想レンジ:114円50銭(2月17日高値)~112円80銭(50.0%)
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[ユーロ米ドル]底打ちか、一時的な反発か

2月11日に1.1375ドルの高値を付けてから1.0825ドルまで殆ど戻しが見られず下落したユーロドルが昨日は上昇に転じた。2月から上昇が始まった1.08ドルレベルで下げ止まったことが意識されたとみる。東京市場で下げ止まり感が広がる中で、欧州時間に発表されたユーロ圏1月小売売上高が0.4%と予想の0.1%を上回ったことも買いを促した。また、今日の米雇用統計を控え、ユーロショートのポジション調整が入りやすい状況でもあったといえる。
テクニカル的にみると、2月25日に付けた高値でありボリンジャーバンドの中心線でもある1.1070ドルを上抜くようなら目先底打ち感が広がる。
反対に、ボリンジャーバンドの下限となる1.08ドル付近を明確に下抜けすると下落トレンド再開とみる。
今日の米雇用統計後の動きに注目したい。
ユーロドル予想レンジ:1.1070(BB中心線)~1.0880
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[豪ドル米ドル]0.74ドルのレジスタンスを意識

豪ドルは対ドル対円での上昇が止まらない。
東京市場では日経平均株価や中国株の上昇などがリスク選好の動きを強めた。また、原油価格もロシアなどの産油国が20日に原油増産凍結を協議することが明らかとなり上昇。資源国通貨の豪ドルにも買いが集まった。
豪ドルドルはNY市場に入っても上昇の勢いは止まらず、昨年12月4日以来の高値0.7372ドルまで上昇。上昇チャネルラインの上限に近づいたこともあり、一旦は上値を抑えられている。
ボリンジャーバンドの上限を二日連続で終値が上回ったことで上昇のバンドウォークの始まりとみる。
0.74ドル手前は昨年の8月以来何度か跳ね返されているレベルでもあり、強いレジスタンスとして意識される。
買いの勢いは強く、原油価格やNY株式市場の底堅さが継続されるようであれば、一段の上値を試す展開が予想される。
今日の米雇用統計前後で調整の売りが入ったとしても、底値の堅さが確認されれば再び0.74ドルを試す展開とみる。
豪ドルドル予想レンジ:0.7440~0.7300
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[全般]米雇用統計前のポジション調整
昨日の東京市場では日経平均株価や上海総合指数が前日に引き続き上昇。前日のNY株式市場の動きを継いだ。NY市場で下落に転じていたドル円も、東京市場では素直に円安の動きが強まり114円台に乗せてきた。
しかし、欧米市場にかけてドル円は再び下落に転じた。ユーロやポンドが対ドルで大きく上昇したことでドル売りが全般に広がった。米雇用統計を控え、前週まで続いたドル高の動きの調整とみてよいだろう。
昨日発表された米新規失業保険申請件数は27.8万件と予想の27.0万件を上回った。また、米2月ISM非製造業の雇用指数が49.7と2年ぶりに50を割り込んだ。
明日の米雇用統計は2月非農業部門雇用者数変化が予想通り19.5万人と、前月から改善されるとの見方は根強い。ただ、予想を下回った場合の反応への懸念がより高まっている。米国経済の回復力への信認が再び後退し、不安定な動きになりかねない。
一先ずポジションを縮小して様子を見ようとする動きが先行しやすい状況が続いている。
原油価格も産油国が20日に増産凍結を協議することが明らかとなり、一時WTIは35ドル台に乗せたものの、NY市場では再び押し戻された。
ただ、NY株式市場は下落して始まったものの、引けにかけて3指数ともに3日連続の上昇となった。市場には強気のセンチメントも芽生え始めているのも確かだ。
本日の米2月雇用統計の結果次第で市場が強気の姿勢に転じるのか、或いは再び不安定な相場に逆戻りするのか大きな節目に差し掛かっているといえそうだ。
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