ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-03

[米ドル円]方向感乏しく、もみ合いへ

(米ドル円2時間足)

USD_JPY_20160308_2jikanashi.jpg

週明け東京市場は日経平均株価が下落して始まったことからドル円も上値の重い展開で始まった。先週末の米雇用統計発表後に114円台に乗せたものの結局押し戻されている。
2月に急落した後にドル円は115円抜けを何度か試しに行ったものの、押し戻されている。114円台では利食いの売りが出やすくなっている。115円を上抜けるには決定的な買い材料が必要となるが、今の段階では難しい。
短期の上昇トレンドラインを下回ったことで目先は売り圧力が増している。
先週末の雇用統計発表後に付けた安値113円13銭を下回るようであれば、瞬間的に113円台を割り込む可能性が高まる。
ただ、市場全体にリスク回避の動きが後退していることから、押し目は拾っておきたい。

ドル円予想レンジ:113円80銭~112円80銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]米金利上昇で上値限定

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20160308_hiashi.jpg

欧州勢は東京市場が終わったところでユーロ売りからスタート。
1.10ドルの上値の重さを嫌気したことから、今週のECB理事会での追加緩和期待を背景に売りを出した模様。しかし、NY市場に入りユーロは一変。NYダウや原油価格が上昇したことでリスク回避の動きが後退。
短期筋のユーロショートの巻き戻しが入り、1.10ドルの節目では損切りを巻き込みながら1.1023ドルまで上昇。しかし、先週末の雇用統計発表後の高値1.1045ドルが意識され、上値が抑えられた。
ECBの追加緩和をほぼ織り込み、先週末の雇用統計でショートカバーはほぼ一巡した感もある。昨日の買いは上値を再度試しに行こうとする投機筋の動きとみる。
ボリンジャーバンドの中心線の手前は2月26日に付けた高値とほぼ同レベルに位置する。
このレベルを上抜け出来ないと次は雇用統計後の安値1.09ドル付近を試す展開とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1070(BB中心線)~1.0960(38.2%)

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[豪ドル米ドル]中国財政支出期待で豪ドル上昇継続

(豪ドル米ドル日足)


週明けの東京市場で一旦は豪ドルの売りが散見されたものの、0.74ドル付近での買いが下値を支えた。NY市場では原油価格が2か月ぶりの高値を更新。また、他のコモディティー価格なども軒並み上昇しており、豪ドル買いの勢いは止まらない。中国全人代で、今後5年間の大規模な財政出動を発表したことから、需要への期待が高まった。
特に、年2兆元を投じて交通網整備を行う事を決定したことで、今後鉄鉱石の需要が伸びるとの見方から豪ドル買いに拍車がかかった。
ボリンジャーバンドの幅が拡大傾向にあることは、上昇のバンドウォークが継続することを示すものだ。
ただ、0.75ドルは大台の節目で、フィボナッチ50%戻しのレベルでもあり、一旦は売りが並んでくるとみる。押し目があれば拾っていきたい。
もし、押し目がなくそのまま上抜けするようなら、買いでついて行く。

豪ドルドル予想レンジ:0.7500(50%)~0.7410

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[全般]中国懸念後退と原油高

週明け東京市場は日経平均株価の下落から始まり、円買い戻しの動きが強まった。海外ではユーロを中心とした動きとなり、他通貨へも影響。ECB理事会を控え方向感に乏しい動きが続いた。その中でも、原油や鉄鉱石価格などが底堅く推移。全般にリスクオフの動きは後退し始めている。
中国全人代では年2兆元の交通網整備を行うなど、大規模な財政出動を決定。市場では中国の需要拡大への期待が高まり、原油など商品価格の上昇が目立った。しかし、原油は依然として減産には至らず、中国景気も構造改革などによる痛みを伴うなど不安定な状況が続いている。一時的なショートカバーとの見方もあり、目先はポジション調整の動きが強まるとみる。
昨日はFRB幹部二人の講演が行われ、物価見通しに対してそれぞれ異なる見方を示した。
ブレイナードFRB理事は国外需要の弱さなどから「インフレ率はFRB目標に向かうという明確な証拠を必要とする」など物価上昇に慎重な姿勢を示した。
一方、フィッシャーFRB副議長は「インフレ上昇に関する最初の現象が起きている」と発言。物価は上昇に向かうとの見通しを示した。しかし、利上げ時期に関しては言及しなかった。ここにきて米長期金利は上昇傾向に入るなど、市場はフィッシャー副議長の発言に傾き始めているように見える。
ただし、FRBが再び利上げ実施に向けた動きが始まるとの見方が広がれば、ドル上昇に繋がりかねない。そうなれば、物価を押し下げる要因ともなり、利上げ時期が後退しかねない。しかし、市場のセンチメントが強気になれば、ドルは必然的に上昇せざるを得ない。
いずれにしても、まだ市場は不安定な状態であり、もう暫く米国経済や中国市場の動向を見極める必要がある。方向感が見えてくるまではもみ合い相場が続きそうだ。

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