ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-03

[米ドル円]株安で一段の下値模索

(米ドル円2時間足)

USD_JPY_20160309_2jikanashi.jpg

昨日の東京市場では日経平均株価が下落して始まり、ドル円も下落。
先週末の雇用統計発表後に付けた安値113円13銭を下抜けたところで損切りを誘発。112円75銭まで下落したところで一旦は買い戻しも見られたものの、全般に上値の重い展開が続いた。
NY市場では原油価格が大きく反落したのを機にNY株式市場では三指数ともに下落。リスク回避が強まり、ドル円クロス円ともに下落幅を拡大。
ドル円は3月1日に付けた安値である112円16銭が意識される。
しかし、原油価格の下落や中国経済への懸念は既に後退しており、全般に調整的な売り戻しとみれば、下値も限定される。
112円付近で下げ止まるかどうかを確認してから買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:113円10銭~112円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]日欧金融政策のギャップ

(ユーロ円2時間足)

EUR_JPY_20160309_2jikanashi.jpg

明日のECB理事会では追加緩和が実施されることは間違いないとみられるが、大胆な緩和は難しいとの見方もある。それを見越したユーロの買い戻しを既に終えたことで、再びユーロ売りに動きやすくなっている。
一方、来週開かれる日銀会合では追加緩和見送りの可能性が高い。市場は短期的に日欧の金融政策のギャップを狙ったユーロ円の売り仕掛けも見られる。
今週に入り125円台を2度試したことで上値の重さが意識され、今日は戻り売りを狙ってみたい。ただ、明日のECB理事会前にはポジションの巻き戻しが入るとみていることから、短期決戦で臨みたい。

ユーロ円予想レンジ: 124円70銭~123円40銭(61.8%)

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[カナダドル円]BOC会合と原油価格

(カナダドル円日足)


昨日のNY市場では原油価格が反落したことを受け資源国通貨であるカナダドル売りが強まった。86円付近には一目の雲の上限やボリンジャーバンドの上限が位置していたことも売りのタイミングとなった。
今日はカナダ中銀(BOC)の政策会合が開かれることから、その前のポジション調整とも考えられる。ドル円がNY時間に大きく下落したこともカナダドル円の下押し圧力となった。
本日のBOC会合では現行の政策金利0.5%で据え置きと予想される。世界的な金利低下の中で相対的にカナダドルの金利は高いレベルとみることが出来る。
原油やコモディティー価格の調整的な売りが終われば再びカナダドル買いの動きが強まるとみる。
83円70銭付近には一目の雲の下限が位置し、フィボナッチ38.2%戻しとなる。
このレベルで下げ止まるかを見極めた上で買いを入れたい。

カナダ円予想レンジ:84円90銭~83円70銭(雲の下限、38.2%)

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[全般]原油価格下落で一服感

上昇が続いていた原油価格が下落に転じたことで株やドル円が下落。明日のECB理事会を控え市場は神経質な展開が続きそうだ。
東京市場は日経平均株価が下落するとドル円も113円ミドルから112円台に突入。リスク回避の動きから、これまでのポジション調整となる売りが見られた。
欧州市場に入るとユーロを中心としたクロス取引が活発化。ユーロ豪ドルやユーロポンドの買いからスタート。一方、ユーロ円には売りが強まるなど相場に方向性は見られず、ポジション調整の動きが中心の相場展開が目立った。
NY市場ではこれまでの原油価格上昇の反動から下落に転じた。これにより、NY株式市場も下落。円は全面高となった。
1万7千円台を回復した日経平均株価。1万7千ドル台を回復したNYダウ。2000台を回復したS&P。それぞれの節目レベルで原油価格の下落を機に6日ぶりの反落。一先ず利食い売りを出したとみられ、これが相場の転換点になるとの見方は少ない。
今週最も注目されるECB理事会を控え、全般にポジション縮小の動きが入ったとみてよいだろう。寧ろ、ここでガス抜きが入る方が中期的に見ると健全な相場展開と言える。

NY株式市場は三指数ともに下落して引けたことで、今日の日経平均株価も下落して始まるとみられる。
リスクオフの動きから円高の動きが今日も継続することになりそうだが、反転のチャンスを伺いたい。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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