[米ドル円]ドル円急落でもレンジ内の動き

東京市場ではドル円は底堅い動きで始まり、113円前半から後半へ上昇。
前日の日銀会合で下落したドル円の巻き戻しや、FOMCを前に海外勢を中心としたドルショートの調整買いも入ったとみられる。
NY市場でもFOMC前にも拘らずドル円は底堅い動きが目立った。この日発表された米住宅着工件数やコアCPIが予想を上回ったことで、利上げに前向きな姿勢が示されるとの見方も広がった。
しかし、FOMCでは年末のFF金利見通しが前回の4回から2回へ引き下げられたことや、イエレン議長が慎重な姿勢を示したことでドルは急落。ドル円は113円80銭から112円35銭まで1円50銭近く下落。一方、NY株式市場は全面高となったことで円安が進み、ドル円の底を支えた。
日米金融政策会合というイベントリスクが終了したことで、時間の経過とともに今後リスク選好の動きから円売りが強まるとみる。
ただ、これだけ大きな動きの後だけに、上昇前のもみ合いから底固めの動きが続きそうだ。
ドル円予想レンジ:113円20銭(61.8%)~112円40銭
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[ポンド米ドル]BOE会合と原油価格

FOMCを控え、ポンドドルは前日からの下落が継続。下落の始まった1.44ドルミドルから1.40ドルミドルまで400ポイント近く下落。ロングのポジション調整が一巡したこところでFOMCを迎えた。
結果はドル全面安となりポンドドルも1.4270ドルまで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
今日はBOE政策会合が開かれることから、それまでに昨日の上昇分の調整売りが入りやすいとみる。ただ、日足のローソク足は下ひげを伸ばした下影陽線が現れており、これは買いの強さを示すものだ。
目先は上昇が継続されるものの、一目の雲の下限が上値を抑えてくる。
今日のBOE会合では利上げ姿勢よりも、寧ろ追加緩和の余地が示される可能性が高い。
雲の方向も下向きとなり、最終的に下落が再開するとみる。
ポンドドル予想レンジ:1.4350(61.8%)~1.4180
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[豪ドル米ドル]FOMC後の上昇の反動

FOMC会合を控え、欧州からNY市場にかけて豪ドル売りが強まった。0.71ドルから0.76ドル手前まで上昇した利食いも含めた調整の動きとみられる。
FOMCでは年内利上げの可能性が、前回の4回から2回へ低下したことでドルが全面安。豪ドルドルも0.7425ドルから0.7580ドル付近まで160ポイント余り上昇。
今日のアジア市場では急激な上昇分の窓埋めの売りが強まるとみる。特に、今日は豪州の2月雇用統計が発表され、その前に売りが強まる可能性が高い。
目先の流れとしてはまだ買いの勢いが残っており、雇用統計の結果次第では再び昨日の高値を試す展開が予想される。
原油価格も、OPECと非加盟国との増産凍結協議が4月17日に延期されたが、イランも参加するとの見通しから原油価格は上昇。目先は豪ドル買いの材料に反応しやすい。
ただ、0.76ドルを上抜け出来ないようであれば中期的な調整売りに転換する可能性もあり注意したい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7580~0.7470(61.8%)
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[全般]FOMC結果はネガティブサプライズ
東京市場では前日の日銀会合で追加緩和を見送ったことから円高の動きが活発化した反動でドル円は上昇。同時に、FOMCを控えたドルショートポジションの巻き戻しもみられた。
NY時間に発表された米2月CPIコア指数は0.3%と予想の0.2%から上昇。これはFRBにとって利上げの理由になるもので、FOMCでの利上げ期待を高めたのかもしれない。
FOMC声明では政策金利据え置きを決定。注目のドットチャートでは年末のFF金利見通しが1.375%から0.875%まで低下。これは年2回の利上げを示唆するもので、これまでの4回の見通しを大きく下回った。
この結果も市場はほぼ織り込み済みと思われたが、実際に発表されてみると衝撃が走った。ドルは全面安となる一方で、株式市場はこれを好感。ダウやS&P、そしてナスダックは揃って上昇に転じた。
資金の流れが一気にリスク商品に向かい始めた。結果的にドル下落と同時にリスク選好の円安の動きも強まったが、ドル安が円安の勢いを上回った。
また、この日はOPECと非加盟国による増産凍結協議が、予定されていた今月20日から来月17日に延期されることが伝わった。この協議にはイランも参加の意向を示したことで原油価格は寧ろ上昇。この動きも株価押し上げ要因となった。
前日の日銀会合では円が買われ、今回も発表後に円が買われるなど、市場にはまだ潜在的なリスク回避のセンチメントが残っているとみられる。
しかし、日米金融政策会合というイベントリスクが後退したことで、今後は円安に向かいやすい状況になったとみる。
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