[米ドル円]米利上げ期待でも不安感燻ぶる

週明け東京市場は休場のため参加者の少ない中でドル円は下落してスタート。
先週は米利上げペース後退によるドル売りが強まった流れを継いだ。
しかし、欧米市場でその動きも一転。サンフランシスコ連銀総裁やアトランタ連銀総裁が今後の経済指標や海外の動向次第で4月か6月のFOMC会合で利上げの可能性を示したためだ。
NY市場では先週までのドル売りから一転してドル買いの動きが強まった。
NY株式市場は下落して始まったが、最終的に小幅ながらプラスで終了。米長期金利も小幅に上昇したことで、市場は利上げペースを高めるとの見方に懐疑的なところも伺える。
この見方が確信されるには今後発表される米国経済指標の動向をじっくりと見極めることになるだろう。しかし、今の市場のセンチメントからみると、再び110円台に戻される可能性は低下したとみる。
今日は日経平均株価も上昇して始まる可能性が高く、ドル円の上値がどこまで戻されるか注目される。
ドル円予想レンジ:112円80銭(61.8%)~111円50銭(先週末NY終値)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]高値からの調整か転換かを見極める

欧州市場ではユーロは下落して始まったが、その後買い戻しが強まるなど、方向感の乏しい動きがみられた。日本勢が留守という事もあり流動性が低下する中で投機筋中心の動きとみられる。
NY市場に入るとドルが全面高となったことでユーロは再び下落に転じた。
この日は複数のFRBメンバーが4月か6月の利上げの可能性を示唆したことでドル買いがユーロを押し下げた。先週のFOMCで米国の利上げは当面難しいとの見方が依然根強く、一時的なドル買いに動き始めたとみるのは時期尚早だ。ただ、テクニカル的にユーロドルは1.14ドル手前でダブルトップを付けたとの見方もあり、売られやすい地合いとなっている。
この下落が調整的な売りか、或いは天井をつけて反落の過程にあるかは今後の動向次第。
1.10ドルミドルを明確に下回るようであれば1.08ドル台に下落。
その手前で下げ止まるようなら上昇の芽は再び強まるとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1280~1.1160(38.2%)
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[豪ドル米ドル]ドル高に押し戻される

アジア市場は東京市場が休場という事もあり、薄商いの中で豪ドル円の売りが先行。対ドルでも上値の重い展開で始まった。
しかし、欧州市場では東京時間の高値0.76ドルを上抜き、損切りを巻き込みながら0.7627ドルまで上昇。
NY市場では利上げ期待の米ドル買いの動きが強まり再び欧州時間の安値付近まで押し戻されている。
先週末には昨年7月以来の高値である0.7677ドルを付けたが結果的には陰線で引けている。
また、ボリンジャーバンドの上限からも放れて中心線に向かい始めている。
トレンドの流れの転換を示すMACDも短期と長期が高値圏でクロスする直前にあり、下落懸念が高まる。
ただ、ボリンジャーバンドの中心線は依然として上昇トレンドをキープ。
下押しの調整が終われば再び上昇トレンドに戻るとみて、買い場を探していく。
豪ドルドル予想レンジ:0.7630~0.7530
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[全般]米金利上昇期待再び
欧州市場ではユーロが一旦は下落で始まったもののその後上昇。米長期金利や原油先物の動向に左右されるなど、方向感の定まらない取引が目立った。
NY市場では10年債利回り上昇とともにドルが全面高で始まった。
ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁が「4月か6月のFOMCで利上げの可能性がある」と発言したことで利回りが上昇。その後ロックハート・アトランタ連銀総裁も「利上げは早ければ4月のFOMCで正当化される」など、利上げに前向きな発言が相次いだことでドルはどの通貨に対しても強含みで推移。
先週のFOMCではハト派的な姿勢が示されたことで、市場は4月の利上げの可能性はないとみてドル安が進んだ。ドルロングが大分縮小した後だけに、次は利上げ期待からのドル買いの動きが強まりやすくなったと言える。
ただ、これらメンバーの発言後のドルの反応は鈍く、依然として市場には利上げペースは緩やかなものになるとの見方が根強いことを示している。
先週までの金利と通貨の動きをみると連動性がなかったが、昨日はドルとの金利差を意識した動きが見え始めている。
米国金融政策の動向を見極めるには今後の米経済指標や海外金融市場の動向に注目は更に集まりそうだ。
特に、今週末に発表される米10-12月期GDP確定値に注目が集まる。この日はイースターで多くの市場が休場となるため流動性は極端に低下することになる。
今日明日はドル高が続いても、休み前にはその巻き戻しも入りやすくなるなど、振り回されないように注意したい。
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