[米ドル円]113円の攻防戦

東京時間の仲値決めでドル円は一気に112円前半から50銭余り上昇。実需か投機筋の買いが入ったのかは分からないが、ドル高の勢いが強まったことは確かだ。結果的に、東京市場が終わっても底堅さは継続され、一時113円台に上昇。しかし、このレベルでは利食い売りなどが上値を抑えて押し戻された。NY市場では原油価格が下落し株価も軟調な地合いで始まったことでドル円は112円38銭まで下落。しかし、東京市場で付けた安値112円30銭には届かず下げ止まった。
その後はNY株式市場も回復に向かい、ブラード・セントルイス連銀総裁のタカ派的な発言などから再び反発に転じた。
今月17日未明に開かれたFOMC会合でドル円は113円80銭付近から110円68銭まで下落。その後は112円台でのもみ合いが続く中でじり高の動きが続いている。
FOMCの予想外のハト派的な結果を受けドルが下落した反動とみることが出来る。
それとは反対に、FRBメンバーのタカ派的な発言は今後早期利上げ期待に対し、今のところ半信半疑といったところだ。
米10-12月期GDP確定値の発表前後でドル円が113円を超えたとしても、薄商いの中で今日も最終的に押し戻される可能性が高い。
ドル円予想レンジ:113円20銭~112円40銭
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[ポンド米ドル]1.40ドルミドルで反発

ポンドドルの1.4045ドルは3月16日に付けた安値でもあり、昨日はこのレベルを超えると今年最安値となる1.3830ドル付近が意識された。
ロンドン市場が始まったところでポンドは下値ブレイクを狙った売りが強まり1.4054ドルまで下落。しかし、予想外に下値は堅く下攻めは失敗。今日から連休に入ることからショートカバーが入り1.4140ドルまで上昇に転じた。
NY市場に入り、原油価格が下落したことで再度売りが強まったが、下値では再びショートカバーの買いが待ち構えており1.4180ドルまで上昇。
昨日で目先のショートカバーはほぼ一巡したとみられ、もみ合いに入っている。
テクニカル的にみると、まだ完全に1.40ドルミドルのダブルボトムを形成したとは言えず、短期的な流れは1.42ドル台に乗せてくる可能性の方が高い。
ただ、連休前のポジション調整とみれば、再び下値を試す展開は十分予想されるだけに、オーバーナイトポジションは持たないようにしたい。
ポンドドル予想レンジ:1.4230(38.2%) ~1.4100
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[豪ドル円]三角保ち合いの収束

東京市場では前日の下落の勢いもあり上値の重い展開で始まったが、三角保ち合いの下限で下げ止まった。
欧州市場では84円ミドルでもみ合いが続いたが、NY市場に入ると一転して買いが強まった。連休前のポジション調整などもあり豪ドルは対ドルでじり高となる中でドル円が豪ドル円を押し上げた。
下落して始まったNY株式市場が引けにかけて上昇したことからリスク選好の円売りが強まった。
結果、豪ドル円は三角保ち合いから収束に向かっており、次は下降トレンドラインのブレイクを試す展開になる。
しかし、今日はオセアニア市場が休場という事もあり値動きは限定的とみる。
来週は上値を試す展開が予想されることから、84円前半では買いを指しておくのも面白い。
豪ドル円予想レンジ:85円30銭(61.8%)~84円50銭
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[全般]グッドフライデーの中のGDP発表
昨日までで連休前のポジション調整は大分進んだと思われるが、薄商いとなるため予断を許さない。
昨日のアジア市場では米金利の早期利上げ期待などもあり、ドルは底堅い動きで推移。ドル円は仲値の時間に大きく買いが進む場面もみられた。欧州市場でもドルは底堅い動きとなったが、東京時間に上昇した分の調整の売りが強まった。
NY時間に発表された輸送機を除いた耐久財受注は予想をやや下回ったもののドルの下落は限定的。
その後、セントルイス連銀のブラード総裁が前日に引き続き4月利上げの可能性を示唆。株価も底堅い動きが続く中でリスク選好の円売りが加わりドル円は上昇に転じた。
一方、ユーロやポンドはドルに対して上昇するなど、今日からの連休を前にポジション調整の買い戻しが強まった。
連休前の動きというのは経済指標などとは余り関係なく動くことが多いものの、反対に過剰に反応することもある。
本日はNY時間に米10-12月期GDP確定値が発表され注目したい。
参加者が不在の薄商いの中で少しでも予想(+1.0%)とかけ離れた数字が出ればどちらかに大きく振れる可能性が高い。
ただ、今回の市場のセンチメントは比較的楽観的なムードが漂うだけに、大きな混乱はないとみている。
市場の安定が確認されるようなら来週の相場は再び早期利上げ期待によるドル高の流れが改めて意識されそうだ。
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