[米ドル円]112円ミドルを挟みもみ合い

東京市場で日経平均株価が大幅下落となりドル円も上値の重い展開で推移。欧州勢も前日のイエレン議長発言に沿ってドル売りでスタートすると、ドル円はこの日の安値となる112円03銭まで下落した。短期の投機的な売りが目立つ中で、その後は買い戻しが強まった。
NY時間に発表された米3月ADP雇用統計が予想を上回ったことで更にドルが買われ、ドル円はこの日の高値である112円68銭まで上昇。
しかし、その後エバンズ・シカゴ連銀総裁が「インフレ期待の下振れリスク懸念や世界経済のリスク上昇などをFOMCは考慮している」と発言。上値を抑えられた。
一方で、同議長は雇用市場の改善が続けば6月利上げがあり得るとし、ドルの下値も限定的となった。
今日は日本の機関投資家などの年度末であり明日の米雇用統計を控えることから、112円ミドルを挟んで暫くもみ合いが予想される。
ドル円予想レンジ:112円90銭(50%)~112円00銭(前日安値)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]下落リスク燻ぶる

東京市場が終了した3時ちょうどにポンドドルは1.4370ドル付近から1.4450ドルまで上昇。この時間はオプションカットオフタイムという事もあり、オプション絡みの買いが入ったとの見方もあった。しかし、結局その後利食い売りに押され往って来いとなるなど、投機筋の動きとも考えられる。NY市場に入ると再びポンドはユーロやドルに対して買いが入りポンドドルは1.44ドルミドルまで上昇。しかし、買いは続かず再度押し戻されたことで短期的にダブルトップを形成している。明日の米雇用統計発表もあり、今日はもう一段の調整売りが強まりそうだ。
本日ロンドン時間には英10-12月期GDP確定値が発表され、その前にカーニーBOE総裁の講演も行われる。今回のポンドドル上昇はドル安によるものだが、それも一巡。
再び英国のEU離脱問題が燻ぶる中で、追加緩和の可能性や景気減速懸念など、売り材料に敏感に反応しやすい。
ポンドドル予想レンジ: 1.4430~1.4300(38.2%)
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[豪ドル円]米中首脳会談にも注目

三角保ち合いの上限を上抜けしたものの、勢いが加速するまでには至らず上値では利食い売りも散見された。しかし、ボリンジャーバンドの中心線の上昇角度が高まっていることからどこかで買いの勢いは強まるとみている。
今日はワシントンで米中首脳会談が行われるが、中国経済への自信が示されるようなら豪ドル買いに安心感が広がる。
今日は日本の機関投資家などの年度末という事から、動き難い。しかし、明日からは新年度入りという事もあり、そろそろ豪ドルへの投資が始まる可能性もある。
無理に上値を買うのはリスクが高いものの、調整の下押しがあれば買いを入れておきたい。
豪ドル円予想レンジ:87円50銭(BB上限)~85円90銭
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[全般]米雇用統計、日銀短観、そして年度末
この流れも明日の米雇用統計や日銀短観などを控え、今日は一服感が漂う事になりそうだ。
昨日の東京市場ではNY株価が上昇したものの日経平均株価は軟調な地合いで推移。円高を嫌気したものだ。市場では先週までのドル高円安の修正が継続するとの見方が広がった。
一方、欧米市場では前日のドルロングの巻き戻しが入るなど、イエレン議長効果も冷め始めている。昨日発表された米3月ADP雇用統計は20.0万人増と予想の19.5万人増を上回ったことで明日の雇用統計への期待が高まった。昨日はエバンズ・シカゴ連銀総裁が「雇用市場の改善が続けば6月の利上げもあり得る」と発言しているだけに、雇用統計への注目度は一層高まった。
先週は複数のFRBメンバーの早期利上げ姿勢を示す発言による期待からドルが買われ、今週はイエレン議長のその期待を打ち消す発言からドル売りが進行。結局「往って来い」の状況となった。
今日は本邦機関投資家や企業の年度末であり、海外企業も四半期末にあたる。
そして、明日の米雇用統計や日銀短観の発表も控え、昨日でポジション調整は大分進んで、今日は慎重な動きになるとみられる。
明日からは4月新年度入りという事から、雇用統計が予想を上回るようなら再び早期利上げ期待からのドル買いの動きが始まる可能性もある。
しかし、4月はG20やOPECと他の産油国との会議もあり、方向性を掴むにはもう少し時間が必要だ。
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注意喚起
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