ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-04

[米ドル円]105円台が視野に

(米ドル円日足)

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未明に行われたFOMCではほぼ予想通りの結果となったことで、ドル円はそれまでとほぼ変わらず底堅い動きで終了。東京市場では日銀会合を控えていたが利食い売りなどは見られなかった。
ところが、日銀会合では金融政策の現状維持を決定したとの報道が流れると、ドル円は111円80銭付近から一気に3円下落。堅調に始まった株式市場も高値から1000円近く下落するなど、市場はパニック状態に陥った。市場は何らかの追加緩和を実施するとみていたことから完全にネガティブサプライズとなった。その後の黒田総裁記者会見でも今後の具体的な追加緩和策が示されなかったことで更にドル円は下落し、一時108円を割り込んだ。その後NY市場に向けては買い戻しが入り108円70銭付近まで上昇したものの、NY市場で再び下落。この日発表された米GDP速報値が予想を下回ったことで株価が三指数ともに下落。リスクオフの円買いが強まりドル円はこの日の安値となる107円87銭を付けた。東京市場の高値から4円近く下落したことになる。
結局、円高リスクから脱したと思ったが一週間でドル円は往って来いとなった。
一気に下落しただけに、まだドル円の買いポジションが残っているとみられ、戻しは限定的とみてよいだろう。
今日から日本勢は大型連休に入ることから、薄商いの中で2014年10月のレベルである105円台を試す展開も視野に入ってきた。

ドル円予想レンジ:108円70銭~ 107円00銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]巻き戻しの売り継続

(ユーロ円日足)

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日銀の金融政策現状維持の報道でユーロ円は126円から一気に3円下の123円前半まで下落。その後買い戻しも見られたがNY市場では再び売り圧力が増し、この日の安値となる122円52銭を付けた。
ドル円が急落した時点ではユーロドルは寧ろ上昇していることから、ユーロ円の直接の売りはそれ程入っていない可能性が高い。ECBが先週既に追加緩和を見送ったことで、日銀の追加緩和期待から既に買いが入り始めていた。買いが入り始めたレベルが123円40銭付近で、既にそのレベルを一気に下回った。損切りなどはある程度ついたとみられるが、下落速度が早過ぎたことで売り切れていないとみた方がよさそうだ。
長期の下降トレンドは継続しており、ボリンジャーバンドの中心線は依然として下を向いている。先週の安値であり今年最安値でもある121円70銭を下抜けると更に損切りを巻き込み、下落幅は拡大するとみる。

ユーロ円予想レンジ:123円50銭~121円70銭(4月18日安値)

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[NZドル円]RBNZは現状維持

(NZドル円日足)


FOMC会合後に開かれたRBNZ会合では現行の政策金利2.25%の据え置きを決定した。声明文では「一段の政策緩和が必要になる可能性があり、より低水準のNZドルが望ましい」とした。しかし、既にこれまでの内容を踏襲するものでNZドル売りには繋がらなかった。寧ろ「最近の原油高でインフレが高まる可能性がある」とし、NZドルは一気に上昇。対ドルでは一日を通し底堅い動きとなった。
しかし、日銀の現状維持報道でドル円が急落したことでNZドル円は一気に下落に転じ、高値から2円40銭下の74円96銭を付けた。
しかし、全般にNZドルの買い意欲は強く、ドル円の下落懸念が後退すれば対円で買いを入れていきたい。一先ず、フィボナッチの50%戻しレベルで下げ止まったが、まだ売り圧力は残り、その下の61.8%戻しとなる74円ミドルが下値目途とみる。

NZドル円予想レンジ:75円70銭~74円50銭(61.8%)

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[全般]日銀は緩和、FRB利上げ見送りでドル円急落

日銀はこの日、政策金利据え置きを決定。その他の金融政策も全て現状維持としたことでドル円、株式市場ともに急落となった。
この日の未明にはFOMC会合が開かれ、FRBは前回と同様に早期利上げに対してヒントは示さなかった。これはほぼ予想通りだったものの、年内利上げの可能性は残されたことでドル全般に底堅い動きで東京市場は始まった。
しかし、昼過ぎに発表された日銀会合では現行の金融政策を維持することを決定。市場は今回の会合では追加利下げに加え金融機関へのマイナス金利適用も含めた大胆な追加緩和が実施されるとの見方が既に広がっていた。結果的に市場は失望。ドル円は発表後一気に3円余り、日経平均株価は高値から1000円近く下落に転じるなど、まさにネガティブサプライズとなった。
先週の金曜日に日銀が追加緩和の検討をしているとの報道で、それまでの円高リスクへの燻ぶりが後退。ドル円は112円近くまで上昇。株価も下落不安が後退し堅調な地合いに戻ったところだった。市場は今回の日銀会合では少なくとも何らかのアクションがあると信じていただけに、この結果には完全に失望感が広がった。今後の日銀への信頼が揺らぐことになるだろう。
FOMCでは少なくとも6月まではドル上昇期待は望めない。円は今回の日銀会合の決定で金融政策の限界を露呈。ドル買い介入にしてもG20での密約はまだ継続しており、極端な相場の乱高下以外は期待できない。
連休中という事もあり、円は海外投機筋などによる更なる買いが強まりかねない。

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[米ドル円]日銀追加緩和は織り込み済み

(米ドル円日足)

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FOMC会合直後にドル円は111円75銭まで上昇後111円06銭まで下落するなど上下に乱高下。声明文では特に次の利上げに関してのヒントは見られず、結局往って来いで終了。ただ、NYダウはFRBが利上げに慎重との見方から上昇したことでリスク選好の円売りが強まった。結果的にドル円は発表前よりも底堅い動きとなった。
今日はドル円にとっては最大のイベントである日銀会合が開かれる。既に金融機関へのマイナス金利適用を市場は織り込んでいる。更なる追加緩和が打ち出されないようならドル円は失望売りが強まる。
もし、想定内の追加緩和で終わった場合でも一時的にドル売りに反応する可能性が高い。
それでも、110円ミドルの強いサポートが維持されるようなら、当面の底値が確認され急激な円高リスクは後退するとみる。
FOMC会合と日銀会合というイベントリスクが終了することで、寧ろドル円は上値を試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ:112円50銭(雲の下限)~110円60銭

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[ポンド米ドル]ダブルトップか、ダブルボトムか

(ポンド米ドル日足)

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英国のEU残留期待から上昇に転じたポンドドルは1.46ドルミドル付近の節目に差し掛かった。
1.46ドルミドルは2月4日に付けた高値であり、このレベルで再度抑えられるようならダブルトップを形成。
一方、2月の安値1.3830ドルと4月の安値1.40ドルで反発していることから、変形のダブルボトムも形成し、ネックラインの1.45ドルを既に上抜けている。
ここで、ダブルトップの1.46ドルミドルを明確に上抜けるようなら、フィボナッチ61.8%戻しの1.47ドルを目指す展開が予想される。反対に、昨日のFOMC直後の安値1.4470ドルを下抜けするようなら今回の上昇は終了。再びEU離脱への懸念を材料に下値を探る展開とみる。
今日のNY時間に発表される米GDP速報値がその分岐点になる可能性もあり注目したい。

ポンドドル予想レンジ:1.4700(61.8%)~1.4470(FOMC直後の安値)

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[豪ドル円]CPIの悪化とFOMC

(豪ドル円日足)


(豪ドル円30分足)

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朝方発表された豪州1-3月期CPIは-0.2%と予想の+0.2%を下回ったことで豪ドルは急落。それまでは堅調な地合いで推移していた豪ドルだけに、この数字は市場のサプライズとなった。
特に、この日はNY時間にFOMCを控えていただけに、ポジションの巻き戻しが一気に入った。豪ドル円は一先ずボリンジャーバンドの中心線の位置する84円ミドル付近で下げ止まった。
しかし、このレベルを終値で下回るような下げ方をした豪ドルは数日売りが続くことが多い。特に86円ミドルでダブルトップ気味に折り返したことで弱気の声が増えそうだ。

今回は豪ドルだけの動きとなったが、今日の日銀会合で中途半端な追加緩和が実施されるようなら、ドル円が下落し豪ドル円も一段の下落に繋がりかねない。
反対に、今日のNY終値ベースでボリンジャーバンドの中心線を上回るようなら、一時的な下落となり、再度天井を試す展開を予想する。

豪ドル円予想レンジ:85円30銭(30分足50%)~83円50銭(日足50%)

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[全般]日銀会合と米GDP

本日未明に行われたFOMC会合では予想通りFF政策金利は据え置かれた。また、注目の声明文では次の利上げを示唆するサインが見えにくく、最終的にニュートラル状態で引けてきた。
FOMCの声明文には「経済状況はFF金利の緩やかな引き上げのみを正当化する」「金融政策は引き続き緩和的で、FF金利見通しは経済見通し次第」とするなど、これまでと同様の内容を踏襲。一方、懸念された海外情勢に関しては「海外情勢が見通しに与えるリスク」との文言を削除し「世界経済や金融市場の動きを注視」と表現を弱めた。これは、利上げへの足枷の一つが徐々に後退していることを示すものだ。一方、景気判断に関しては「減速した模様」とし、国内景気が後退したことで、総合的にみるとどちらにも偏らないものとなった。それは、寧ろ6月の利上げの可能性も残すものであり、今後の米経済指標を見極めることになる。今日のNY時間には米1-3月期GDP速報値が発表される。予想は0.7%と前回の1.4%から大きく下方修正されるが、ほぼ想定内。予想以上に悪化するようなら一時的にドル売りに繋がるとみるが、一方で株式市場は上昇。リスク選好の円売りが綱引きとなり、ドル円の動きは限定的とみる。

今日の市場の注目は日銀政策会合に集まる。
既に、市場は金融機関へのマイナス金利適用を検討するといった報道で織り込み済みとなった。そのタイミングは政策金利幅の拡大時とされており、更なる追加緩和が加わらない場合には円は失望買いが強まることになりかねない。更に、株価が再び下落に繋がることから、日銀としてはマイナス金利への批判などもある中で、市場の満足いく追加緩和を実施せざるを得ない状況になった。
いずれにしても、FOMCと日銀会合を終了した時点で、最終的に円高に大きく振れないようなら一先ず安心感が広がるだろう。

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[米ドル円]クロス円が下支え

(米ドル円日足)

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欧州市場でドル円は一時110円66銭まで下落。110円60銭近辺はボリンジャーバンドの中心線が位置し、重要なサポートとみられていた。しかし、その手前で折り返したことで寧ろドル円の底堅さが確認された。
ここにきてクロス円の買いが目立っており、ドル円押し上げ要因となっている。
今日のFOMCでは金融政策は見送られると思われるが、6月の利上げの可能性が示されるようならドル高に反応。しかし、今の市場ではそれを織り込んだ動きはなくニュートラルな状態で迎えることになりそうだ。
一方、明日の日銀会合では金融機関へのマイナス金利適用の期待があり、円高には向かいにくい。
結果として、ドル円は上値を試す可能性の方が高いとみる。ただ、110円60銭を万が一下回るようなら下値リスクが再燃することになる。

ドル円予想レンジ:112円30銭(BB上限)~110円60銭(BB中心線)

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[ポンド円]EU残留への期待

(ポンド円日足)

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前日にオバマ大統領が英国のEU離脱に対し警鐘を鳴らしたことで、残留の可能性が一気に高まった。これを受けポンドは対ドルだけではなく対円でも買いが強まった。
3月30日に付けた高値162円55銭とほぼ同レベルの162円69銭を付けて押し戻された。
ただ、買いの勢いは依然として強く、下押しは限定的とみる。明日の日銀会合では追加緩和が期待されることから、もう一段の上昇が見込める。
フィボナッチ50%戻しとなる163円30銭を上抜けると、次のレジスタンスは3月11日に付けた高値164円付近が視野に入る。ポンドはFOMC会合というイベントリスクにも影響を受けにくいだけに、取引がしやすい。
下げたところでは買いを入れていきたい。

ポンド円予想レンジ:164円00銭(3月11日高値)~161円50銭

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[豪ドル円]豪ドル円ストレートの買い

(豪ドル円日足)


東京市場では日経平均株価の下落などからドル円が上値の重い展開となったことで豪ドル円も冴えない動きが続いた。ドル円が110円66銭まで下落すると豪ドルも対ドルで下落。豪ドル円の売りが出たことを示すものだ。しかし、欧州市場では米長期金利が低下し、原油先物価格が上昇。資源国通貨である豪ドルは対ドルでまず纏まった買いが入り上昇。また、ドル円も買い戻しの動きが入りじり高となったことで、豪ドル円は86円30銭まで上昇。安値から1円余り上昇しほぼ高値圏で引けている。
明日の日銀会合では追加緩和期待があることから、円は売られやすい状況となった。また、原油価格の底堅さも豪ドル円の買いを誘っている。昨日の動きをみると豪ドル円で直接本邦からの買いが入っているようだ。
資本関係が一部動き出している可能性もある。
FOMCや日銀会合といったイベントリスクが終了しても下げが限定的となれば、ゴールデンウィーク中に更に上値を試す展開が予想される。

豪ドル円予想レンジ:86円70銭(3月31日高値)~85円70銭

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[全般]FOMC控え神経質な展開

日本時間の明日3時に行われるFOMC政策金利発表を控え市場は神経質な展開が続いている。
昨日の東京市場では日経平均株価の下落とともにドル円も上値の重い展開で始まった。
ただ、今日明日の日米金融政策会合後の発表を控え、既に前日で円安調整の動きが一巡したこともあり、小幅な値動きにとどまった。
欧州市場に入ると、米長期金利の低下に伴い欧州勢によるドル売り円買いが強まりドル円は前日の安値を下回り109円66銭まで下落。しかし、その後はポンドやユーロを中心にクロス円の買いが入りドル円も反発。
NY時間に発表された米3月耐久財受注が0.8%と予想の1.9%を下回ったことでドルが全面安となった。しかし、ドル円のポジションは既に大分解消されたと思われ、ユーロやポンドなどに対してドル売りが強まった。また、原油価格が堅調な地合いとなり、NYダウも小幅上昇。結果として、資源国通貨のクロス円の上昇も加わり円は全面安。
結局、ドル円はほぼ往って来い。ドルはユーロやポンド、そして資源国通貨に対しては売りが強まるなど、ドル安と円安双方の動きが強まった。
原油高は株価の下支えとなったものの、米企業決算もまちまちな結果となり、低調な耐久財受注などの結果も株価の足枷となった。結局、NYダウは13ドル上昇したもののS&Pは7ドル安となるなど、FOMCを控え慎重な動きが続いている。
今日のFOMCでは政策見送りはまず間違いなく、6月の利上げへの可能性が示されるかに市場の注目が集まる。
もし、前回よりもハト派色が弱まるとなれば、ドルは上昇するものの株価は下落に転じるため円高にも繋がる。ただ、明日の日銀会合では追加緩和期待が高く、円高の動きは限定的とみる。
最終的に円高よりもドル高の勢いが上回り、クロス円全般が更に上昇する可能性が高い。

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[米ドル円]調整売りでも下値サポート維持

(米ドル円時間足)


週明け東京市場ではドル円が先週末の高値111円80銭を上抜き111円86銭を付けた。
しかし、112円の大台を前に高値警戒感が高まると反落。同時に、先週末上昇が目立ったユーロやポンドなどの売りも散見された。日経平均株価も先週末に上昇した調整売りが入り、それが更に円買いを促した。
欧州市場では米長期金利の下落に伴いユーロなどをドル全般に売りが強まり、ドル円は損切りを巻き込みながら110円85銭まで下落。しかし、110円70銭から50銭にかけての強いサポートには届かず反発するなど、底堅さを確認した格好だ。
110円85銭は先週末に2円50銭上昇した38.2%戻しにあたることから、市場もテクニカル分析でサポートやレジスタンスを見ている可能性が高い。
一先ず、底値を確認したことで、再度昨日の高値付近を試す展開が予想されるが、明日のFOMCを前に一段の上値を更新するのは難しい。

ドル円予想レンジ:112円00銭~110円60銭(50%)

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[ユーロ円]ユーロクロスの巻き戻し

(ユーロ円4時間足)


先週末のユーロは対ドルだけではなく対カナダドルやポンドでも売りが強まったが、昨日はその修正の買い戻しが入った。そのため、ユーロは対円でも底堅い動きとなったが、この巻き戻しが一巡すれば再びユーロ売りが強まるとみている。
先週ECBは追加緩和を見送ったことで瞬間的に買われたもののすぐに下落に転じている。
ただ、日銀が追加緩和を実施するとの見方から、ECBと日銀の金融政策ギャップがユーロ円の買いを促した。
しかし、木曜日の会合を控えユーロ円の買いも一先ず終了に近づいており、巻き戻しの売りが入るタイミングを伺う。
フィボナッチの61.8%戻しとなる125円後半で上値が抑えれるのなら、短期的に売りを出しておきたい。

ユーロ円予想レンジ:125円80銭(61.8%)~124円80銭(前日安値)

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[豪ドル円]天井上抜け前の底固め

(豪ドル円日足)


豪ドル円は3月31日のイエレン議長発言で始まった円高前のレベルである86円70銭手前まで上昇したが、押し戻されている。昨日は原油価格が下落したことで資源国通貨全般に売りが強含んだ。また、日欧米の株式市場も調整的な売りが出たことで円の買い戻しが入ったことも豪ドル円の上値を抑えた。しかし、依然として買い意欲は根強いことから、この巻き戻しが一巡したところでは再度買いが強まるとみている。
ただ、明日からの日米政策会合を控え、86円70銭の上値を超えるのは躊躇されそうだ。
保ち合いに入った感もあるが、下値サポートとしてボリンジャーバンドの中心線が84円ミドルをバックに押し目は買いたい。

豪ドル円予想レンジ:86円70銭(3月31日高値)~85円30銭

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[全般]日米金融政策会合を前に市場全般に調整色強まる

先週末に日銀の追加緩和期待の高まりから円が一斉に売られた反動が出て、円の買い戻しが入った。同時にドルもつれ安となるなど、先週末の調整の動きが目立ったが、それもほぼ一巡したように見える。依然として円高への恐怖感は漂うものの、この後のFOMC会合や、日銀会合を控え慎重な取引が目立ち始めている。
週明け東京市場は先週末の円安の勢いが継続し円売りが先行。しかし、急速に円安が進んだ警戒感もあり、ドル円は前回の高値と面合わせした後下落に転じた。ドル円だけではなくクロス円全般に前日上昇分の調整の売りが出ると、上昇して始まった日経平均株価も下落に転じた。これが更に円買い戻しの動きを強め、ドル円は111円前半まで下落。
欧州市場に入り、円買い戻しは一服。ところが米長期金利先物が下落したことから次はドル売りが強まり、ドル円は111円を割り込んだ。
NY市場ではこの日発表された米3月新築住宅販売が51.1万件と予想の52万件を下回ったことでドルが売られる場面も見られたが影響は限定的。
この日の原油価格は特に材料がない中で1ドル余り下落すると、NY株式市場は3指数ともに小幅下落。資源国通貨なども原油安の影響で利食い売りが散見され軟調な地合いとなった。
一方、ユーロやポンドはドルに対して堅調な地合いとなるなど、相場全体に方向感は見られない。明日のFOMCを控え、これまでのポジション調整が入ったとみられる。
今回のFOMCでは利上げの可能性はほぼないとの見方で市場のコンセンサスは一致。6月の利上げの可能性も今のところ市場の見方は低い。しかし、原油高や海外市場の安定などを考慮すると前回以上にハト派的になることはないとみてよい。寧ろ、タカ派的な見方が少しでもあればドル高に傾く一方で、株価が下落しリスクオフの円高に繋がる。
今日のNY時間には米国耐久財受注やケースシラー住宅価格の発表があり、一時的な動きがあっても「往って来い」になりやすい。調整後も終わり、市場全般に慎重な動きが強まりそうだ。

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[米ドル円]円高から円安、そしてドル高

(米ドル円日足)

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先週末の東京時間に日銀が金融機関への貸し出しにマイナス金利適用を検討しているという報道が流れ市場は一変。ドル円は109円前半からほぼ一本調子に上昇が始まり111円後半まで上昇。2円50銭の上昇幅となり、そのまま高値圏で引けてきた。
この報道がどこまで信頼できるのかはわからないが、少なくとも当局からは否定の発言は聞かれなかった。今週開かれる日銀会合では何らかの追加緩和を実施しなければ、失望感から再び円高に戻されてしまうリスクが出来た。日銀としてもマイナス金利拡大とともに量的緩和なども含めた追加緩和を実施せざるを得なくなった。
相場の流れとしてはまだ上昇余力は残るものの、日銀政策決定前後では調整の円買い戻しが強まるとみる。また、会合前日にはFOMCがあり、最近の海外金融市場の安定や、原油高などから早期利上げ観測が高まる可能性もある。そうなれば、円安ドル高の流れが更に加速することになる。いずれにしても、過度な円高懸念はこれで払しょくされたとみてよいだろう。

今週のドル円予想レンジ:113円00銭(38.2%)~110円70銭

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[ポンド円]ユーロポンドの下落が後押し

(ポンド円日足)

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(ポンド円時間足)

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ドル円が一気に上昇に転じたことで、ユーロもつられて下落に転じた。そのユーロはポンドやカナダドル、そしてスイスフランといったクロス通貨を巻き込みながら下落。特にユーロポンドは損切りも巻き込んで大幅下落となり、ポンド買いを促した。ポンドドルとドル円が同時に上昇したことで、ポンド円はこの日5円近い上昇幅となった。
ポンドの買い材料があったわけではなく、相場に勢いがなくなれば再び下落に転じるリスクを抱える。特にポンドは、英国のEUからの離脱問題が燻ぶるだけに、上げ止まった時には注意したい。ポンドの習性としては前回の高値付近で一旦抑えられることがよく見かけられる。3月の高値でありボリンジャーバンドの上限、そして日足チャートのフィボナッチ50%戻しでもある163円ミドルが目先の天井とみる。

今週のポンド円予想レンジ:163円50銭(日足50%、BB上限)~158円90銭(時間足50%)

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[豪ドル円]天井に近づく

(豪ドル円日足)


豪ドル円は長期上昇トレンドが継続するとの見方には変わりはないが、短期的にはそろそろ上限に近づいたように見える。
先週末にドル円が急騰した場面で豪ドルは対ドルでは一時的に買いが入ったもののすぐに売りに転じた。その後のNY市場では原油価格が上昇したものの、豪ドルは寧ろ売りに押され、対ドルで下落幅を拡大。豪ドル円が上昇したのはドル円の上昇幅に押し上げられたためだ。豪ドル円の買いがついてきていないということは、ドル円の上昇が弱まれば豪ドル円の利食い売りなどに押し戻される可能性もあるということだ。
3月末に付けた高値87円付近にはボリンジャーバンドの上限も位置することから、そのレベルが目先の天井とみる。

豪ドル円予想レンジ:87円00銭(BB上限)~83円70円(50%)

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[全般]円安からドル高へ

先週末の東京時間に「日銀は金融機関への貸し出しにマイナス金利適用を検討」「貸し出しマイナス金利は政策金利マイナス幅の拡大時に検討する」との報道を受け円が一気に下落に転じた。ドル円は心理的な節目の110円を上抜け111円後半まで上昇。同時にクロス円も全面高となるなど、市場の雰囲気が一変してしまった。
その日は週末という事もあり、次週開かれるFOMCや日銀会合を控え落ち着いた相場展開で終了すると思われた。しかし、日銀会合を待たずにこの日銀情報が突然リーク?されたことで円全面安の展開となった。このニュースでクロス円が一気に上昇したことで他のユーロやポンド、そして豪ドルなどのクロス取引でもポジションの解消を巻き込み相場が大きく変化した。特にユーロ絡みでは対ポンドで売りが強まるなど、他通貨の流れにも影響を及ぼした。先週はG20で円安誘導がけん制され、主要産油国の原油増産凍結が合意に至らず、円高が更に進むと思われた。しかし、結果的にドル円は107円80銭から111円80銭近くまで4円の円安となった。その動きは各主要通貨をも動かすなど、円に始まり円で終わるといった展開になった。また、原油価格の底堅い動きも円安に大きく影響を及ぼした。クウェートのストライキ問題や5月にロシアで産油国会合が開かれるとの情報などが下支えとなった。リビアが増産するとの報道もあったが、原油価格の下落には繋がらなかった。原油相場には底打ち感から強気の見方が増えている。また、堅調な米国経済指標などから株高が続き、市場に安心感が広がり始めたところで今回の日銀報道は円安に向かう絶好のタイミングとなった。

今週はFOMC会合と日銀政策会合が開かれるが、既に日銀の追加緩和は織り込んでしまったと言える。もし、今回据え置きを決定すれば市場の混乱を引き起こしかねないことから、予想通り追加緩和を実施することは間違いない。
一方、FOMC会合では既に市場は今回の利上げはないとの見方で一致している。
ただ、最近は原油高や、新興国通貨高や株高が続いている。イエレン議長が懸念していた海外金融市場や原油安への不安が後退する最中、タカ派的な声明文になれば一気にドル高が進む可能性が高い。
円安の次はドル高といった流れに乗って、ドル円やクロス円、そして資源国通貨の動きが更に活発になりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]原油安で円の買い戻し

(米ドル円時間足)

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東京市場では前日の原油高やNY株高の流れを継いで日経平均株価が大幅上昇となり、ドル円も底堅い動きが続いた。しかし、110円を目の前にして実需や利食いの売りに上値を抑えられた。欧州市場ではECB理事会が開かれたことで市場の注目はユーロに集まり、ドル円は静かな動きとなった。
しかし、NY市場が始まり、原油価格が下落したことを受け109円後半から前半に急落。ドル円の売りだけではなく、資源国通貨などのクロス円の売りも入り上値の重い展開となった。
しかし、下落した原油価格も、レベル的には高値圏を維持しており、NY株価も高値警戒感からの調整売りとみられる。全般にリスクオンの動きは継続しており、押し目では買いが並ぶだろう。
下値目途としては半値戻しの108円80銭近辺が強いサポートになる。109円割れでは買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:110円00銭~108円80銭(50%)

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[ユーロ円]日銀期待のユーロ円買いも一服

(ユーロ円日足)

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ECB理事会では追加緩和が見送られたことで、ユーロは一気に上昇。既に金利や量的緩和は据え置かれるとの見方が強まっていただけに、ここまで買いで反応するとは予想外といえる。しかし、その後のドラギ総裁発言で再び売りが強まり、結果的に対ドルでは上昇前のレベルに押し戻される往って来い。ユーロ円はNY原油や株価の下落による円買い圧力もあり、発表前のレベルを下回り、そのまま引けている。
来週の日銀会合では追加緩和の可能性が残されていることから、ECBとの金融政策の時間のずれを狙ったユーロ円の買いも入っていた。しかしそれも、昨日のECB理事会後の高値で125円を上抜け出来なかった。このレベルはボリンジャーバンドの中心線でもあり、意識されていた。
ローソク足でも長い上髭を伸ばした陰線となったことで今日は週末の調整売りも含め上値の重い展開が予想される。ただ、122円付近のダブルボトムのレベルは当面の底値でもあり、下値も限定される。

ユーロ円予想レンジ:123円80銭~123円00銭

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[カナダドル円]原油価格下落で調整売り

(カナダドル円日足)


原油価格の上昇で買われたカナダドルも、昨日は原油価格が反落したことで押し戻されるなど、原油に振り回される展開が続いている。
87円50銭付近は3月31日に付けた高値であり、ボリンジャーバンドの上限も位置することから意識された。
昨日はリビアの増産報道で原油価格は下落したものの、5月には産油国協議開催への可能性が示されており、下値も限定的とみられている。
原油価格が下げ止まれば再びカナダドルも上昇し、いずれは87円ミドルを試しに行く展開とみる。
今日はカナダの小売売上高や消費者物価指数が発表され、原油価格の動向とともに注目される。
今のセンチメントでは悪い数字に反応しやすいものの、下押しがあれば買いチャンスとみる。

カナダドル円予想レンジ:86円50銭~85円50銭(38.5%)

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[全般]原油安で調整の動き

東京市場では前日の原油高や円安で日経平均株価が大幅高となり、ドル円も109円後半での高値圏のもみ合いが続いた。
一方、この日はECB理事会を控え市場はユーロへ注目が集まった。
そのECB理事会では予想通り追加緩和が見送られたことでユーロは一気に上昇。しかし、その後ドラギ総裁記者会見では今後金利も含めた追加緩和を実施する可能性を示したことでユーロは反落。結局上昇前のレベルまで戻す往って来い。
前回の理事会で追加利下げの打ち止めを示したが、今回はそれを修正する発言となった。

NY市場では原油価格が下落したことで上昇を続けていたNY株式市場は反落。史上最高値に近づいたNYダウは利益確定の売りなどに押され1万8千ドル台を割り込んだ。ただ、市場には悲観的な見方は少なく、調整の売りと見られた。
原油価格の下落要因はOPEC加盟国のリビアが数週間以内に原油生産量を倍増させる可能性があると報じられたためだ。結局、この日も原油価格の動向に各市場は振り回された格好だ。
原油価格と株価の下落によりリスク回避の円高が進み、特に資源国通貨のクロス円が大幅下落となった。
一方、この日発表された新規失業保険申請件数は43年ぶりの高水準となるなど、労働市場の堅調な動きが示された。また、フィラデルフィア連銀製造業景況指数は-1.6と予想の9.0を下回ったものの、6か月先の見通しは予想を上回る改善を示した。結果、これを受けドルは全般に底堅い動きとなり、ドル円も下値は限定的となった。
今日も各市場は原油価格の動向に影響されやすい状況が続くことになる。
しかし、主要産油国協議で増産凍結が決裂しても、その影響は一時的となったことで、市場には原油価格が既に底をついたとの見方が広がった。
原油価格の上昇とともに、ドル高が是正されたことから世界景気への懸念も後退。
結果的に極端な円高への見方も低下しており、ドル円やクロス円の底堅い動きは継続するとみる。

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[米ドル円]原油高でドル円の上限を試す

(米ドル円4時間足)

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東京市場では日経平均株価が伸び悩んだことからドル円も109円を割り込むなど上値の重い展開が続いた。また、クウェートのストライキが終了したとの報道で原油先物価格が下落し、ドル円は108円77銭まで下落。しかし、欧州市場に入るとユーロ円を中心にクロス円の買いが入りドル円も反発。日本勢のショートポジションの巻き戻しを狙った買いと考えられる。
NY時間に発表された週間原油在庫が予想を下回ったことで原油価格は上昇。更に、5月にロシアで産油国会合が開かれるとの一部報道で原油価格は42ドル台に乗せてきた。これを受け、NY株式市場もエネルギー関連株を中心に上昇。リスク選好による円安が強まった。
また、この日発表の米3月中古住宅販売件数が予想を上回る好調な結果だったことを受けドルは全面高。ドル円はこの日の高値となる109円86銭を付け、ほぼ高値圏で引けてきた。
今日の東京市場でも原油高やNY株高を好感し、円安の流れが継続するとみている。ただ、110円付近は心理的な節目でもあり、利食いも含め売りが並んでくるとみる。

ドル円予想レンジ:110円00銭(38.2%)~109円10銭

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[ポンド米ドル]下降トレンドラインで押し戻し

(ポンド米ドル日足)

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昨日のロンドン時間に発表された英国3月雇用統計は失業保険申請件数が0.67万人と予想の-1.00万人を上回った。これを受け、ポンドドルは40ポイント近く下落したものの、すぐに反発。下押し場面ではポンドのショートカバーが待ち構えていた模様。その後もポンドドルは堅調な地合いとなり1.44ドル台に乗せてきた。しかし、このレベルは前日の高値近辺でもあり、下降トレンドラインが上値を抑えた。また、ドルが全面高となったこともポンド売り圧力につながった。
英国のEU離脱問題などが燻ぶる中で、ポンドに積極的に買いを入れにくい状況は続く。
戻り売りスタンスは変わらない。

ポンドドル予想レンジ:1.4380~1.4260(38.2%)

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[カナダドル円]原油価格上昇も限定的

(カナダドル円日足)


東京市場では円高が進んだことや、クウェートのストライキ終了の報道でカナダ円は上値の重い展開が続いた。しかし、欧米市場では一転。原油価格が上昇に転じたことで資源国通貨のカナダドルに買いが集まった。また、NY株価の上昇によるリスク選好の円安も重なりカナダ円は前日の高値86円50銭を上抜き87円まで上昇。しかし、3月に付けた今年最高値となる87円ミドルを意識したのか利食い売りなどに押されたものの、ほぼ高値圏で引けている。
NY引け後にはポロズBOC総裁の「カナダドルの上昇は輸出の勢いを削ぐ」といった口先介入も見られた。この発言は以前からありそれ程影響はないが、原油価格の上昇がそろそろ天井に近付いて来たかもしれない。先週末の主要産油国協議前の高値45ドル付近が目先の天井とみれば、カナダドルの上値もそろそろ限界に近く、警戒しておきたい。

カナダドル円予想レンジ:87円40銭(BB上限)~86円00銭

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[全般]原油高・ドル高・円安

高く始まった日経平均株価だが、その後はじり安となり円高が進んだ。
また、クウェートのストライキが終了し、原油生産を日量300万バレルに増やすとの報道で原油価格先物が下落。ドル円は108円76銭まで下落。
しかし、これがこの日の安値となりその後ドル円クロス円は上昇に転じた。週初に円の悪材料が出尽くしたとの見方もあり、円売りの流れは継続。
NY市場では原油価格が上昇。週間原油在庫が予想を大きく下回ったことや、5月に産油国会合がロシアで開かれる可能性があるとの一部報道が価格を押し上げた。
これを受け、NY株式市場も堅調な地合いとなるなど、リスク選好の円売りが強まった。
また、この日発表された米3月中古住宅販売件数が533万件と予想の528万件を上回った。前日発表された住宅着工件数が予想を下回るなど、住宅市場への懸念が広がり始めたものの、今回の結果でその不安も後退。ドル買いの動きが強まった。
結果的に原油価格の上昇がドル高と円安を招くなど、原油が市場に対し大きな影響を与えるという図式が続いている。
円高とドル安への不安は残るものの、市場には安心感が広がっており、目先この楽観的なセンチメントは継続するとみる。
ただ、ポジションがどちらかに傾いた時には、調整の動きが入りやすくなっている。短期取引でリスクを出来るだけ抑えたい。

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[米ドル円]クロス円が下支え

(米ドル円2時間足)

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昨日の東京市場では日経平均株価が大きく反発し、ドルだけではなく他通貨に対しても円安が進んだ。引け後に押し戻される場面も見られたが、欧州市場ではクロス円の買い先行でドル円は109円48銭と、この日の高値を付けた。このレベルはフィボナッチの38.2%戻しとなるため利益確定の売りが並んでいた模様。この日発表された米住宅着工件数や建設許可件数が予想を下回ったことからドルは上値の重い展開となり一時109円を片足割り込んだ。しかし、株価や原油価格が堅調に推移したことでクロス円、特に資源国通貨の買いが入りドル円も下げ止まっている。
週初に円高が強まるとの懸念も一晩で後退し、市場には安心感が広がった。しかし、円高リスクが消えたわけではなく、市場のセンチメントは変化しやすい。
来週の日銀会合やFOMC会合を控え、当面は110円から108円のレンジに入ったとみる。
110円はフィボナッチ50%戻しのレベルでもあり、心理的にも節目になる。
4月15日に付けた高値109円75銭付近から売りで攻めてみる。

ドル円予想レンジ:109円80銭~108円80銭

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[ポンド米ドル]中期と長期下降トレンドラインを意識

(ポンド米ドル日足)

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ポンドドルは前日のNY市場から既に上昇が始まり、アジア市場でも堅調に推移した。また、欧州市場にかけて円安が進んだことでポンド円の買いが強まったのもポンドの下支えとなった。
底堅さが続く中で、昨日のNY時間に発表された米3月住宅着工件数や建設許可件数が予想を大きく下回り、ドルは全面安。ポンドドルは節目と見られた1.43ドルミドルを上抜け1.4420ドル付近まで上昇。このレベルには中期的な下降トレンドラインが位置し上値を抑えているものの、短期的な流れは買い方向に傾いている。
目先はボリンジャーバンドの上限となる1.45ドル付近が次のレジスタンスとして意識される。ただ、その上には長期の下降トレンドが継続しており、戻り売りスタンスで臨みたい。
今日はロンドン時間に英国3月雇用統計が発表されるが、市場の注目度は低い。しかし、予想以上の好調な結果が示されれば短期的に上値を試すきっかけにされそうだ。

ポンドドル予想レンジ:1.4500(BB上限)~1.4300

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