ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-04

[米ドル円]口先介入は効果なし

(米ドル円週足)

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先週は2月中旬から続いていた115円から110円のレンジの下限を割り込んだことで一気に円高が進んだ。当局からの口先介入的な発言が何度か繰り返されたが結果的にドル円は107円67銭まで下落。これは2014年10月以来の安値となる。
週末には麻生財務相の発言を受け上昇に転じたが、結局ポジション調整の買い戻しのきっかけを作っただけで、再び円高に傾いて引けている。
今週はG20財務相中央銀行総裁会議がワシントンで開かれ、今回の流れに歯止めが掛かるのか注目が集まる。しかし、今の時点ではなかなか円高阻止に向けた決定的な内容は引き出しにくいとみる。
2014年10月末に日銀の追加緩和をきっかけに、105円台からひと月余りで121円台に上昇。ちょうど、今回は2月の高値121円台から下落が始まり、2か月余りで107円台に下落。2014年の上昇前の105円台が市場で意識されている。このレベルは週足ボリンジャーバンド(±3σ)の下限付近でもあり、市場は試しに行く可能性が高い。
市場は口先介入では円高に歯止めを掛けることはないとの見方が広がっており、実際に介入が出るまでは円買い圧力は続く。

今週のドル円予想レンジ:109円00銭~105円20銭(14年10月安値)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]H&Sのネックライン1.40ドルを意識

(ポンド米ドル日足)

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(ポンド米ドル4時間足)

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ユーロや円が対ドルで上昇する一方で、ポンドだけは下落。ユーロポンドが上昇し、ポンド円が下落したためだ。その流れが続く間はポンドの上値は抑えられることになりそうだ。
今週はBOE政策会合が開かれるが、利上げ観測は既に後退していることから、金利面での売りはないだろう。また、英国のEU離脱問題も既に市場は織り込んでいることから、新たな売り材料は出にくい。
テクニカル的にみると、1.45ドルを天井(H)とし、1.44ドル台で左右の肩(S)が出来上がっている。これは上昇の終わりを示すサインとなるヘッド(H)&ショルダー(S)であり、そのネックラインである1.40ドルを下回ると前回の安値1.38ドル前半まで押し戻されることになる。
ネックラインで下げ止まるようなら、目先は底堅い動きが期待できるが、長期下落トレンドに変化はみられない。

今週のポンドドル予想レンジ:1.4280(61.8%)~1.4000(BB下限、ネックライン)

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[豪ドル円]一目の雲の下限割り込む

(豪ドル円日足)


先週の豪ドルは対ドル対円でも上値の重い展開となった。
円が全面高となり、円高に歯止めが掛からないとの見方が広がると、豪ドル円の投げ売りも散見。先週だけで5円余り下落幅を拡大し、一目の雲の下限をも下回った。
週末にはポジションの巻き戻しとみられる買いが入ったものの、引けにかけて再び下落。長い上髭を伸ばしたことで今週は再び下値を試す展開が予想される。
豪ドル円でストレートの売りが出るというのは資本絡みか、個人の長期保有のポジションの投げが入った可能性もある。
原油価格の不安定な動きが続いており、資源国通貨の豪ドルも今の時点では買いにくい。
ただ、中国経済への偏った懸念は後退し、米国経済も堅調な地合いを示すなど外部要因での売り材料は大分織り込んだ。
極端な下落はないにせよ、円高の勢いが止まらない限り豪ドル円の売り圧力は続く。

今週の豪ドル円予想レンジ83円00銭(雲の上限、38.2%)~79円80銭(3月1日安値)

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[全般]G20と円高

先週は一気に円高が進み、ドル円は一時2014年10月ぶりの107円台に突入。一旦は押し戻されたが円高の流れに歯止めが掛からない状況は続く。
先週月曜日のNY市場でドル円はこれまでのレンジの下限とみられていた110円を割り込んだことで、円高の勢いが一気に強まった。安倍首相が介入に消極的な姿勢を示したことがきっかけとなった。しかし、実際は首相のコメントとは関係なしに円高圧力が既に増していたことから、110円割れは時間の問題であったと考えられる。
その後、菅官房長官や財務省幹部などの口先介入と思われる発言が相次いだが、結局ドル円は108円を割り込み107円67銭まで売り込まれた。円はドルに対してだけではなく他の主要通貨や資源国通貨などに対して上昇するなど、全面高となった。クロス円が下落したことで、結果的にドルは全般に底堅い動きで推移。
ドル円が下げ始めたきっかけはイエレン議長のハト派発言であり、ドル安が進むとの見方がいつの間にか円高に変わってしまった。
元々、2月のG20財務相中央銀行総裁会議で各中銀の密約があったというのが発端となった。海外金融市場などが安定するまでは自国通貨安を誘導するような政策は見送るといったものや、ドル安を容認するといったものだ。本当にあったかどうかは不明ではあるが、結果としてユーロや円が買われドル安が進んだ。
今週はそのG20会議が14日と15日に開かれ注目が集まる。
既にドル円は前回の会議から6円近く下落、ユーロドルは600ポイント近く上昇している。
今回の会議での為替に関する声明文の内容次第では一旦この流れが終了するか、或は更なる円高ユーロ高が進むのか分岐点になりそうだ。
日本勢からは出来るだけ為替安定といった文言を引き出そうとしてくることが考えられる。

一方、米国FRBの金融政策にも注目。
今週もNY連銀総裁やその他FRB幹部の講演が多数行われる。また、米国3月小売売上高やCPIといった重要指標が発表される。
景気の力強さが確認され、タカ派的な発言が繰り返されるようなら、ハト派発言を繰り返すイエレン議長に対し、早期利上げを催促する動きにもなりかねない。
いずれにしても、今週は円高の流れを断ち切れるか、或は更なる円高が加速されるのかといった分水嶺かもしれない。

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