ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-04

[米ドル円]円安とドル高が後押し

(米ドル円2時間足)

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前日の原油価格の上昇やNY株価の上昇により、東京市場では久しぶりに日経平均株価が大幅上昇。中国株式市場も堅調な地合いとなったことからリスクオンの円安が強まり、ドル円は109円手前まで上昇。
欧米市場に入ってもドル円の堅調な動きは継続。欧米株式市場が堅調な動きで始まったことで円安が加速。同時に、これまでドル安が進んだユーロや資源国通貨に対して、調整のドル買いが強まった。ドル円はドル高と円安双方の動きが重なり上昇幅を拡大。
前回の高値109円08銭を上抜くと、損切を巻き込みながら109円40銭まで買われた。
今日の東京市場はNY株式市場の上昇の流れを受け堅調な地合いが見込まれる。これにより、もう一段の上値を試すものと予想される。ただ、今日から明日にかけてG20会議が開かれる中で、円売りも慎重な動きにならざるを得ない。109円後半に近づいたところでは売りが並ぶ。

ドル円予想レンジ:109円90銭(38.2%)~108円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ユーロ高の調整売り

(ユーロ米ドル8時間足)

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欧州市場が始まってユーロドルは前日の安値となる1.1340ドル付近を下回ったところで損切りを巻き込み下落。節目の1.13ドルで一先ず下げ止まった。
しかし、NY市場に入るとユーロはポンドや円に対しても売りが散見。1.13ドルを割り込み1.1270ドル付近まで下落。ドル高の動きもありユーロドルはほぼ安値圏での引けとなった。
特に材料はないものの、円の売り戻しの動きにつられる格好でユーロ売りが強まったとみる。今日から始まるG20も意識された模様。前回のG20ではドル高是正の密約が囁かれたことで、真っ先に買われたのがユーロだった。その意味でもG20を控え、円安が進むと同時にユーロもつられた模様。
しかし、あくまでポジション調整の動きであり、そろそろ底値に近付いている。
下値目途はフィボナッチ61.8%戻しとなる1.1220ドル付近。このレベルを下抜けると1.11ドルミドルまで目立ったサポートはない。

ユーロドル予想レンジ:1.1320~1.1220 (61.8%)

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[豪ドル米ドル]H&Sのヘッド手前で押し戻される

(豪ドル米ドル日足)


東京時間に発表された中国3月貿易収支は予想の黒字額は下回ったものの、輸出は9か月ぶりに増加し、輸入も前年比で7.6%減少するなど、改善が見られた。これを受け豪ドルドルは0.7715ドルに上昇、その後は下落に転じている。0.7220ドルはヘッド&ショルダーのヘッド部分にあたり、このレベルを超えるようなら新たな上昇も見込めた。しかし、結果的に上抜けに失敗したことで利食い売りに押されている。NY市場でも前日に高値を付けた原油価格が下落したことも上値を重くした。
ただ、これで上値トライが終わったわけではない。
上海を含め、欧米株式市場も堅調な地合いとなったことでリスクオンの動きは強まっている。下値目途としては、ボリンジャーバンドの中心線やフィボナッチ61.8%戻しとなる0.7580ドル付近を下抜けしない限り上値トライは継続。
今週末に開かれるOPECと非加盟国協議で増産凍結が合意されれば再び上値を試す展開とみる。
今日は昨日の流れから上値は重く、もう一段下値を試す展開を予想する。

豪ドルドル予想レンジ:0.7680~0.7600(50.0%)

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[全般]G20控え円高調整終了の動き

昨日の東京市場では久しぶりに日経平均株価が大幅高となり、ドル円も底堅い動きで推移。過度な円高への調整が継続した。
また、この日発表された中国3月貿易収支は予想を下回ったものの、輸出が9か月ぶりに増加し、輸入も同時に改善されるなど好調な動きを示した。過度な中国景気減速懸念が後退したことに市場は好感。
欧州やNY株式市場は大きく上昇してスタート。中国の貿易収支の結果もあり、市場にはリスクオンの動きが強まった。
この日発表された米3月小売売上高は-0.3%と予想の+0.1%を下回った。これを受け、ドルは一時的に下落したものの、その後反発するなど、市場への影響は限定的となった。また、この日発表された週間原油在庫が予想を上回ったものの原油価格は0.4ドル程度の下落で収まった。NY株式市場もこれらの結果を受け上昇を加速。市場全体に強気の見方が広がりリスクオンによる円安が進んだ。
また、この日はドルも全般に底堅い動きを示した。特にユーロがドルに対して大きく下落し、上昇が続いた資源国通貨に対してもドルの買い戻しが目立った。
結果、ドル高円安でドル円は109円ミドル付近まで上昇するなど、過度な円高やドル安への巻き戻しが強まった。
今日から始まるG20では特に為替に関する言及に変更はないと予想される。前回の会議ではドル高を抑制するような密約があったとされた。今回も表立って円高抑制するような声明文は期待できない。ただ、万が一という事もあり円買いポジションは縮小傾向にある。その円高調整の動きもそろそろ今日あたりで終了するとみる。
ただ、ここにきて株高原油高といった流れをみると、G20後に過度な円高への流れに再び戻る可能性は低下したようにみえる。ただ、G20や産油国協議などが終わるまでは予断を許さない。

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