ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-05

[米ドル円]一目の雲の上限

(米ドル円日足)


週明け早々ドル円は上昇でスタート。先週末にサミットを終え円高リスクが一先ず後退。また、財政政策や構造改革を進めることからアベノミクスへの期待もあったのだろう。また、この日は安倍首相が消費増税を見送る方針を固めるとの見方から株価が上昇。景気下振れ懸念の後退が好感したとみられる。結局リスクオンによる円安が進み、それが株価を押し上げると正のスパイラルとなった。欧州市場ではユーロ円やポンド円といったクロス円の買いが強まり、それがドル円を押し上げた。ドル円はこの日の高値となる111円44銭まで上昇。その後は利食い売りも入り111円02銭まで下落。結局、111を割り込まずに下げ止まった。
この日は英国と米国が祝日という事もあり、流動性が低いことから一方向に動きやすい傾向があった。連休明けの欧米市場ではドル買いの動きが強まるとみている。
先週末にイエレン議長が早期利上げの可能性を示したが、連休前という事から反応が限られた。ここにきて利上げに対して慎重な動きが目立つ。市場はその動きを織り込む形で緩やかなドル上昇が続くとみる。

ドル円予想レンジ:111円80銭(4月28日高値、38.2%)~110円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[ポンド米ドル]EU離脱懸念燻ぶる

(ポンド米ドル日足)


東京市場ではドル円が上昇したことでポンドもドルに対し上値の重い展開で始まった。
この日はロンドン市場が休場という事もあり、市場参加者の少ない中でポンドは上昇。ドル円の上昇に伴いポンド円の買いが入りポンドドルを押し上げた。
今日のロンドン市場では連休前にポンドのショートカバーが強まり上昇した反動が入るとみている。
先週末の世論調査の結果はEU残留と離脱が拮抗しているとの結果もあり、ポンドのショートカバーが一巡したところでは売りが入りやすくなっている。国民投票までひと月を切ったことから、ポンドは荒っぽい値動きが予想される。
チャート上では1.47ミドルでダブルトップを形成した観もあり、売り優勢となりそうだ。
ボリンジャーバンドの中心線でもあり50%戻しの1.4530付近が下値目標となる。

ポンドドル予想レンジ:1.4660~1.4530(BB中心、50%)

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[豪ドル円]豪州経済指標で一時的な下押しも

(豪ドル円2時間足)


日経平均が引けにかけて上昇幅を伸ばしたことでドル円やクロス円の買いが一気に強まった。豪ドル円でも個人などの直接の買いが入ったことで豪ドルドルとドル円が同時に上昇。
この日はロンドンとNY市場が休場という事もあり、欧州市場で高値79円88銭を付けた後はそのまま高値圏で引けている。
今日の東京時間には豪州1-3月期経常収支と住宅許可件数が発表される。経常収支は赤字額が前期から若干下方修正が予想されている。一方、住宅許可件数は前月のプラスから一気にマイナスに落ち込むと予想され、市場はこちらの数字に敏感に反応しそうだ。
豪ドルは対ドルではドル金利上昇に伴い上値は重いものの、ドル円の底堅い動きに下支えされている。ドル円も111円後半は意識されるレベルだけに豪ドル円も80円付近からは売りが並んでくるとみる。
ただ、クロス円の買いが入り始めていることは豪ドルにとって中長期の下支えとなるだけに、下押しがあれば丁寧に拾っていきたい。

豪ドル円予想レンジ:80円40銭(5月12日高値)~79円30銭(38.2%)

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[全般]週明けの円は全面安でスタート

週明け東京市場は円が売られて始まった。
先週末にFRBイエレン議長が早期利上げの可能性を示したことでドルは底堅い動きで始まった。また、この日は安倍首相が消費増税の見送りを決定したことで景気下振れ懸念が後退。日経平均株価上昇とともにリスクオンによる円安と重なりドル円は111円台に乗せてきた。
欧州市場でも円安の流れが強まり、ユーロ円やポンド円などのクロス円も全般に買いが強まりドル円を更に押し上げた。ドル円はこの日の高値となる111円44銭を付けるとともに、ユーロやポンドが対ドルで上昇。結果的にドルは全般に下落したが、それ以上に円売りの動きが上回った。
この日はロンドンとNY市場が休場という事もあり市場参加者の少ない中での取引となっただけに、今日の欧米市場の動向には注意が必要だ。
FRBの早期利上げの思惑からNY株式市場が下落するようなら一時的に円買いの動きが強まりかねない。ただ、先週の米株式市場を見ると利上げをある程度織り込んできており、大きな下落につながる可能性は低い。ただ、連休明けという事もあり最初は利食い売りなどに株やドル円が押される場面もありそうだ。
昨日は円安の動きが先行したが、最終的に利上げ期待からのドル買いの動きが強まるとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]111円台にかけての売り

(米ドル円日足)

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先週のドル円はサミットで円高阻止へのけん制的な批判や、財政出動合意が得られないといったことから下落リスクが再び高まる可能性もあった。しかし、宣言文には為替に関する内容は盛り込まれず、財政出動や構造改革など日本の意向が受け入れられた。結果的にドル円は109円前半の底を固めることが出来、当面円高リスクは後退。
一方、先週末のイエレン議長発言で早期利上げ観測が高まりドルが全般に上昇。ドル円は110円ミドルまで上昇してNY市場を引けている。
月曜日は米国市場が休場となり、連休明けから再びドル買いの動きが強まるとみている。ただ、110円ミドルから111円にかけては実需の売りが並んでいるとの見方もあり、上値を超えるには少し時間がかかりそうだ。
上抜けするには週末の米雇用統計が予想を上回る結果が必要だ。

今週のドル円予想レンジ:111円80銭(4月28日高値、38.2%)~109円20銭

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[ユーロ米ドル]ECB理事会後のドラギ総裁発言に注目

(ユーロ米ドル日足)

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先週のユーロ圏財務相会合でギリシャへの103億ユーロの追加融資を承認。これで秋までの資金繰りにメドがつき、当面の危機は回避された。ただ、市場の反応は薄く、寧ろ米国早期利上げ観測からのドル買いがユーロを押し下げた。
今週はECB理事会が開かれるが、現状の政策金利は据え置かれると予想される。ECBは3月に大胆な緩和策を打ち出しており、少なくとも3回の会合までは様子を見るというのがこれまでのパターンだ。市場は既に見送りを織り込んでいることから失望的なユーロ買いは限定的とみている。
ただ、会合後のドラギ総裁の記者会見で利下げ余地がないとの見方が示されるようならユーロは一時的に上昇することになる。
一方、週末の米雇用統計の結果を受け、米国の早期利上げ観測が本格的に高まるようならユーロは円と同様に下落幅を拡大することになるだろう。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1220~1.0940(61.8%)

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[豪ドル円]中国PMIと豪州経済指標

(豪ドル円日足)


先週も豪ドル円は三角保ち合いが続き、それも徐々に収束に向かっており、今週はどちらかに放れるとみている。
豪ドルは追加緩和期待から上値の重い展開が続いており、テクニカル的にみると収束から下に放れる確率が高い。ただ、売りの材料も大分出尽くし感があり、下放れしたとしても下げ幅は限定的とみる。
一方、市場全体として見ると世界的な株式市場や原油価格の底堅さなどもあり、リスク選好の動きが強まり始めている。
今週は中国5月製造業PMIや豪州1-3月期経常収支、4月貿易収支が発表され、結果次第ではRBAの追加緩和期待が後退する可能性もある。
中国株式市場は軟調な地合いが続いているものの、不動産市場は依然として堅調な地合いが続いている。製造業PMIが予想を上回るようなら豪ドルの買い材料として捉えられる。
また、豪州経常収支もこれまでの金融緩和や豪ドル安の効果がそろそろ出始める頃でもある。
三角保ち合いが下放れして今月安値の78円前半を下回るようなら、今年の最安値となる77円ミドルが次の下値目標となる。
反対に、78円ミドルで下げ止まるようなら、そろそろ豪ドルロングの仕込み時とみる。

今週の豪ドル円予想レンジ:81円30銭(38.2%)~78円30銭(先週安値)

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[全般]米雇用統計次第でドル高加速

先週は日本でサミットが開催され、米国からの円高阻止に対するけん制的な発言もあったが、宣言文には盛り込まれず一先ず円高リスクは後退。一方、財政政策や構造改革を果断に進めることで合意を得たことを市場は好感し円安が進んだ。
NY市場では米1-3月期GDPは0.8%と予想の0.9%を下回ったことで一瞬ドル売りに傾いたもののすぐに上昇。ドルの底固さが目立った。
注目のイエレン議長講演ではこれまでのハト派からタカ派的な内容が見られドルは更に上昇。議長は米経済や労働市場が回復していることを指摘し、「今後数か月での利上げが適切となる可能性がある」と発言。市場には近く利上げに踏み切るとの見方が広がった。
しかし、英米が連休前という事もあり、市場参加者が少ない中で早期利上げ期待のドル買いはそれほど目立った動きは見られなかった。
今週は市場が米国利上げへの期待をどこまで織り込んでいくかがポイントになりそうだ。
特に、今週は米雇用統計が週末に発表されるが、この結果次第で本格的に6月利上げの可能性が高まり、ドル買いが更に加速する可能性が高い。
反対に、予想を下回ったとしても一時的なものと判断され、ドル売りは限定的となりそうだ。
イエレン議長は近く利上げに動く可能性を出来るだけ市場に織り込ませておいて、実際に利上げに踏み切った時の衝撃を緩和したいのだろう。
市場の注目は既に米国利上げに向かっており、年内更に数回の利上げに繋がるかが今後のキーポイントになる。

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[米ドル円]目先ロングポジション一巡

(米ドル円日足)

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東京市場が始まってすぐにドル円は110円20銭付近から一気に109円ミドルまで下落。実需の売りや、目先のドルロングの巻き戻しが入ったと考えられる。
しかし、欧州市場ではドル全般に買いが先行。ドル円もファンドや投機筋とみられる買いが入り、110円台に押し戻された。
NY市場で発表された米耐久財受注や新規失業保険申請件数が予想以上の改善を示し、ドル円は110円17銭まで上昇。
しかし、高値を付けた後は再び売りが強まり109円ミドルまで押し戻された。
結局、2度往復上下したことで連休前のポジション調整売りはほぼ一巡したとみる。
今日はNY時間にGDP改定値の発表やイエレン議長の講演があり、早期利上げ観測が広がる可能性が高い。一時的に下値を探るような展開があれば、押し目を買っておきたい。

ドル円予想レンジ:110円60銭~109円20銭

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[ポンド円]ポジション調整後は再び

(ポンド円2時間足)

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EU残留期待からのポンド買いがここにきて一服感が出始めた。
来週月曜日は英国スプリング・バンクホリデーで休場となることから、ポンドロングの巻き戻しが入ったとみられる。また、米国もメモリアルデーで休場となり連休前の円買い戻しもみられた。ポンド円は上昇トレンドラインが継続。売りが一巡したところでは買いを入れておきたい。ただ、フィボナッチ50%戻しである160円前半を下回るようなら158円付近までの下落も視野に入る。
ただ、ここまで上昇した割に昨日の下押し幅は小さく、底は予想以上に堅い。

ポンド円予想レンジ:162円50銭~160円30銭(50%)

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[豪ドル円]そろそろ反転も

(豪ドル円2時間足)


豪ドル円は今年に入り86円ミドルから77円ミドルのレンジから抜け出せずに上下を繰り返している。
先月は86円ミドルに再び上昇し上値を抜け出られるかと思われたが、予想外の利下げが実施され急落。更に追加緩和期待もあり結局下限の78円付近まで押し戻されるなど、ひと月でレンジの上下をやってしまった。
昨日は東京時間にドル円が一気に下落し豪ドル円は78円45銭まで下落。下限まで1円足らずまで迫った。
豪ドルの売り材料はほぼ出尽くしていることもあり、そろそろ買い場が近いとみている。
豪ドル円も米利上げ期待やサミットでの財政出動、構造改革、そして金融政策で円高リスクは後退。再び86円の上限を目指し、78円付近で買いを入れて損切りは77円ミドルに置く。

豪ドル円予想レンジ:79円70銭(61.8%)~78円80銭

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[全般]連休前とイエレン議長講演

昨日はポジション調整的な動きも見られたが、その後は様子見気分が漂った。
東京市場が始まったところでドル円がいきなり110円を割り込み109円ミドルまで急落。特に材料のない中で実需の纏まった売りが入ったとの見方もあった。これを受け日経平均株価も上昇幅を縮小し、前日から15円の小幅上昇で終了。ドル円は実需とともに目先のドルロングポジションの巻き戻しが入ったと思われる。
しかし、欧州市場が始まると投機筋と思われるドル買いの動きが入りドル円も再び上昇。完全に往って来いとなった。
NY市場に入り4月の耐久財受注が3.4%と予想の0.5%を大きく上回ったことでドルは全面高。しかし、その直後にドルは下落に転じた。来週月曜日は米英が祝日となり、連休を控えドルロングポジションの調整売りが入ったとみられる。
NY株式市場も耐久財受注が予想を大きく上回ったものの、全般に様子見気分が強く、前日とほぼ変わらないレベルで引けた。前日まで上昇が続いた反動と思われるが、早期利上げ観測が広がる中で寧ろ底堅い動きが続いている。また、この日は原油価格が1バレル50ドル台に乗せたことでエネルギー関連を中心とした株が上昇。しかし、大台の50ドルに乗せたことで達成感が広がり原油や株価も押し戻された。

今日のNY市場では米1-3月期GDP改定値が発表され、その後にはイエレン議長の講演が控える。
GDPは個人消費の伸びなどから上方修正が予想されるが、もし予想を上回るようなら早期利上げ観測が更に高まることになる。GDPはFOMCの重要な判断材料とされるためだ。
また、ハト派的な発言を繰り返してきたイエレン議長の変化に市場の注目が集まる。
多くのFOMCメンバーがここにきて早期利上げを示唆する発言を繰り返しているだけに、議長も同様なタカ派的な発言が少しでもみられるようならドル買いの動きが強まりかねない。反対に、ハト派的な発言を繰り返すようなら、一時的にドル売りが強まる可能性がある。ただ、連休前という事もありどちらかに振れたとしてもその反動に注意したい。

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[米ドル円]110円ミドルのダブルトップ

(米ドル円日足)

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米ドル円は110円付近の一目の雲の下限を上抜け、終値ベースでも雲の中に突入。ドル円の上昇に勢いがつく可能性がある。
昨日のNY市場では原油価格が上昇し、それが株式市場を押し上げたことでリスクオンによる円安が強まった。ドル円は110円44銭まで上昇したが、先週末に付けた高値110円57銭には届かず押し戻された。このレベルから上には実需の売り注文があるとの見方もあり、利食い売りが入りやすい。
今日はセントルイス連銀総裁やFRBのパウエル理事の講演があり、タカ派的な発言が繰り返される可能性が高い。また、新規失業保険申請件数が予想以上に好調な結果となれば、来週の米雇用統計への期待が高まる。
米国の早期利上げ期待がドルを下支えしており、更なる期待が高まればドル円は111円を試す展開も予想される。反対に、110円ミドルで跳ね返されるようなら当面ダブルトップ形成で、予想外の下押しには注意したい。

ドル円予想レンジ:110円50銭~109円50銭

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[ポンド円]一目の雲を上抜ける

(ポンド円日足)

GBP_JPY_20160526_hiashi.jpg

前日の世論調査で英国のEU残留支持がリードしたことでポンド買い戻しの動きがこの日も続いた。
一目の雲の上限の位置する161円付近で上値を抑えられたポンド円は160円ミドルまで押し戻された。しかし、下げ止まったところでは買いが並び、再び上昇。欧米株価上昇によるリスクオンの円安も強まり、ポンド円は161円を上抜き162円ミドルまで上昇。
一目の雲を上抜けたことで目先ポンド上昇トレンドの始まりとみることもできる。
今年高値の175円から安値151円60銭の半値戻しとなる163円40銭付近、そして3月11日に付けた高値164円付近が次の上値目途とみる。

ポンド円予想レンジ:163円40銭(50%)~161円50銭

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[カナダドル円]政策金利据え置き

(カナダドル円日足)


BOC政策会合では政策金利を予想通り0.5%に据え置くことを決定。声明では「現在の金融政策のスタンスが引き続き適切」としたことでカナダドルは上昇。山火事の影響で第2四半期成長率は弱くなるとし、GDP見通しを1.25%引き下げたことで一旦はカナダドル売りも見られた。ただ、「第3四半期は石油生産の再開や復興の開始で持ち直すと予想する」との見方を示したことでカナダドルはその後底堅い動きが続いた。
ただ、ボリンジャーバンドの中心線が位置する84円80銭付近手前で上げ渋ったがほぼ高値圏での引けとなった。
上昇の勢いは強いことから、今日はボリンジャーバンドの中心線を上抜き半値戻しとなる85円ミドルを試す展開が予想される。
NY市場で原油価格が50ドル近くまで上昇していることもカナダドルの下支えとなっており、今日も原油価格の動向が注目される。

カナダドル円予想レンジ:85円50銭(50%)~83円70銭

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[全般]原油高・株高・円安

昨日は原油や株の上昇などからリスクオンの円安と同時にドルも底堅い動きを示した。
東京市場では前日からの円安の流れを好感し日経平均株価が大幅上昇。それが円安を更に加速させるなど、正のスパイラルの動きが続いている。
欧州市場では英国のEU残留期待からのポンド買いが継続。この日もポンドは対ドルだけではなく対円や対ユーロで上昇。ポンド円上昇はクロス円全体でもみられ、この動きもドル円の押し上げ要因となった。
また、米国の早期利上げ観測もあり米長期金利上昇によるドル買いの動きも見られた。
NY市場では原油価格が1バレル50ドルに迫る上昇となり、株式市場は三指数ともに上昇。早期利上げ期待による不安感は見られず、寧ろ利上げが景気回復の証拠との見方が広がり始めているのかもしれない。
欧州株式市場もギリシャ問題の懸念が後退したことなどから上昇。市場全体に安心感が広がり、それがリスクオンの円安を促している。
今日から始まる伊勢志摩サミットでは各国が財政出動に合意する可能性は低い。一方、為替に関する話はなく、それは寧ろ円高リスクを後退させるとみる。
また、ホスト役としての日本は率先して財政出動や金融政策、そして大胆な構造改革を打ち出すとみられる。
サミット後に消費税の先送りや大型補正予算を打ち出すとの見方もあるが、それが為替にどう影響するのか市場のコンセンサスは見られず不透明感も漂う。
全般に原油価格が上昇するとそれぞれの市場に安心感を与えるようになる構図がみられる。ただ、原油価格もそろそろピークに近いとの見方もあり予断を許さない。

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[米ドル円]一目の雲の下限を意識

(米ドル円日足)

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ドル円はG7サミットにおける財政出動合意への期待は低く、既に円高が進んだことでサミット後の下落リスクは後退。結局目先のドルロングを振り落としてドル円は110円台に再び戻すなど、底堅さが確認された。
ただ、110円前半では一目の雲の下限が上値を抑えていることから、ここからの上昇は慎重にいきたい。
前日のNY株式市場は三指数ともに大幅高となったことで今日の日経平均株価も上昇して始まるとみる。リスク選好の円売りがドル円の下支えとなるものの、110円台は実需の売りが待ち構えているだけに、短期的には戻り売りが有効とみる。
110円ミドルを超えていくには米国利上げ期待からのドル買いに頼ることになる。しかし、昨日のNYの動きを見ても、為替市場には本格的に織り込もうとする動きがまだみられない。

ドル円予想レンジ:110円50銭~109円50銭

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[ポンド米ドル]世論調査で英国のEU残留期待高まる

(ポンド米ドル日足)

GBP_USD_20160525_hiashi.jpg

昨日のロンドン時間にはカーニーBOE総裁やブロードベント副総裁が議会証言で発言。二人とも「EU離脱が低成長やポンド安を引き起こす」など、離脱のデメリットに言及。「万が一離脱したとしても利下げすべきかは不確実」と発言したことでポンドは上昇。
また、電話による世論調査では残留支持派がリードしたとの報道で、ユーロポンドの売りが一気に強まった。ポンドは一日で安値から200ポイント近く上昇。結局ボリンジャーバンドの中心線を終値ベースで下回らずに上昇に転じた。
しかし、ボリンジャーバンド上限付近である1.47ドル台は今年に入り上値を抑えられており、今回も上抜けは難しいだろう。
1.47ドル手前で折り返すようなら短期的にダブルトップを形成し、ボリンジャーバンドの中心線の位置する1.45ドル付近を再度試す展開が予想される。

ポンドドル予想レンジ:1.4700(BB上限)~1.4530

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[米ドルカナダドル]BOC政策会合と森林火災

(米ドルカナダドル日足)


本日のNY時間に開かれるカナダ中銀(BOC)政策会合では政策金利0.50%を据え置くと予想される。今回の会合ではカナダの大規模森林火災に関して話し合われる。
森林火災は先週末に延焼は食い止められたものの、石油生産は殆ど止まった状態が続いている。産油国の中で5位のカナダとしては、この生産ストップは経済にとって打撃は大きい。BOCは景気刺激策としての追加緩和を実施する可能性もある。もし、据え置きを決定したとしても、米国早期利上げ観測が高まる中でドル高がドルカナダを押し上げることになる。
いずれにしても、カナダドルの下落リスクは今後も燻ぶり続ける。

ドルカナダ予想レンジ:1.3300(38.2%)~1.3080

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[全般]ドル高株高円安

昨日のNY市場で発表された米4月新築住宅販売件数は61.9万件と予想の52.3万件を大きく上回った。この伸び率は24年ぶりとなり、好調な住宅市場の動向を株式市場は素直に反応した。為替市場では既にドル高の動きが強まっていただけに反応は鈍かった。
長期債利回りが上昇するなど市場は徐々に早期利上げへの動きが目立ち始めている。
利上げ期待は株式市場にとってはネガティブ材料ではあるが、債券市場も含め冷静に受け止めているようにみえる。長期債利回りの上昇幅を見ても慎重な動きであり、新興国などへの影響は抑制される。
結果的に昨日は米長期金利上昇によるドル高、株高、そしてリスク選好の円安というドル円にとっては理想的な形となった。
早期利上げ期待は高まるものの、株や債券、そして為替市場が今の冷静さを保つことが出来るかはまだ不透明だ。
本格的に利上げの動きが高まれば、最も懸念されるのが中国や新興国の金融市場だ。昨年夏のような人民元安などが強まれば、市場の不安感が再び高まりかねない。
それにしても市場がここまで冷静なのはこれまでの学習効果かもしれない。
このままの状況で利上げ体制に入ることが出来れば、ドルも緩やかな上昇に繋がる。
この日はポンドの上昇も目立った。
電話世論調査で英国のEU残留支持派がリードしたとの報道でユーロポンド売りが一気に進んだ。米利上げへの足枷とみられていた離脱問題も後退したことで、利上げの環境は整いつつあるといえる。

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[米ドル円]雲の下限で押し戻される

(米ドル円日足)


G7サミットの影響はほとんどなく、週明けのドル円は110円台で始まった。しかし、日本の4月貿易黒字額が予想を上回ったことで円高リスクが広がった。特に日経株価が大きく下落したことでリスク回避の円買いが強まり109円ミドル付近まで押し戻された。
また、週末のサミットでは各国財政出動合意は難しいとの見方が広がりドル円はNY時間に109円12銭まで下落。ほぼ安値圏で引けていたことで、東京市場では108円台を試す展開が予想される。
110円前半は一目の雲の下限があり、上抜けに失敗したことで売りが目立った。
円高リスクは常に燻ぶるなかで、実需筋は一先ず110円台を売っておきたいというところが多くみられる。ただ、米国の早期利上げ期待が高まり始めているだけに、ドル高が今後強まるとみられる。サミットへの期待が後退しただけに、寧ろサミット後のドル円は上昇に転じる可能性が高い。
押し目は拾っていきたい。

ドル円予想レンジ:109円80銭~108円70銭(基準線、38.2%)

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[ポンド米ドル]EU残留の可能性から楽観的

(ポンド米ドル日足)


EU残留を支持する国民の割合が高まったことからポンドに対する楽観的なムードが広がった。しかし、離脱支持との差はそれ程大きくはなく、不安感が付きまとう中での上昇。ユーロポンドの売りも一巡したことで買い戻しがポンドの上値を抑えている。
目先ボリンジャーバンドの中心線を挟んだもみ合いが続くとみるが、米国早期利上げからのドル買いが強まればポンド売りに繋がる。
本日のロンドン時間にはカーニーBOE総裁の他にも副総裁やMPC委員などの議会証言が行われる。EU離脱リスクが広がり、景気の先行きに陰りもみられ、今後追加緩和の可能性に言及するようならポンド売りが再開しかねない。

ポンドドル予想レンジ:1.4560~1.4400(5月17日安値)

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[豪ドル円]三角保ち合いの収束

(豪ドル円日足)


豪ドル円はRBAの利下げによる急落が終わり、その後は三角保ち合いが続いている。
昨日はドル円が下落する段階で豪ドル円の売りも散見されており、豪ドルの上値を抑えた。
豪ドル自体はまだ追加緩和の余地を残しており、積極的に買いづらい。
その中で、保ち合いが収束に向かっていることから、そろそろどちらかに放れる可能性が高まる。ボリンジャーバンドの中心線の下降トレンドが継続していることから、下方向に放れる確率が高い。
ただ、豪ドルの売り材料はほぼ出尽くしており、そろそろ底値を固めに入るとみている。
5月6日の安値78円前半で下げ止まれば、ダブルボトムとなり打診買いを入れてみたい。

豪ドル円予想レンジ:79円25銭~78円15銭(5月6日安値)

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[全般]日本の貿易黒字と期待薄の財政出動

G7財務相会合を終えた週明け東京市場ではドル円は落ち着いた動きで始まった。特に円高を促すようなものが公には出なかったことで安心感があった。
しかし、その後発表された日本の4月貿易統計では黒字額が予想を大きく上回ったことで円高への懸念が拡大。日経平均株価も円高懸念から一時300円余り下落。ドル円は109円ミドル付近まで売り込まれた。その後も円高の勢いは止まらず、クロス円などの投げも散見されドル円は上値の重い展開が続いた。
NY市場でも円高が進んだ。
日経平均先物の下落幅を拡大したことで、ドル円は109円前半まで下落するなど、この日は円高一色となった。
一方、ドルは動意の乏しい動きとなった。
欧州時間にはブラード・セントルイス連銀総裁が「ブレグジットの投票はFOMC決定に影響を与えないだろう」「労働市場の状態は非常に良い」と発言。
ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁は「今年2-3回、来年は3-4回の利上げが妥当」と発言するなど、全般にタカ派的な発言となったが市場の反応は見られなかった。
結局この日は円主導の相場展開となった。
結果的に、日本の貿易黒字拡大による円高への懸念や、サミットでの財政出動が難しくなったとの見方が円買いを促した。各国の財政出動はいずれにしても難しいとの見方は既にあり、黒字拡大も輸入が大きく落ち込んだことが要因だ。
どちらも、最初からある程度予想されたものであり、これで円高が始まるとの見方にはならない。
サミットでの安倍首相は財政出動だけではなく金融政策や構造改革も含めたセットで推し進めようとしている。既にサミット前にドル円の失望売りが出ただけに、寧ろサミットでのリスクは低下したとみることが出来る。

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[米ドル円]米利上げ期待で底値は限定的

(米ドル円日足)

USD_JPY_20160523_hiashi.jpg

米国早期利上げや日本の経済対策への期待から、先週は110円台ミドルまでドル円は上昇。しかし、110円台は日本企業の社内想定レートであり、111円にかけてドル売り注文は並んでいると言われる。一目の雲の下限も110円ミドルで上値を抑えており、111円に乗せるには時間がかかりそうだ。
ただ、日米の為替議論も市場は大分織り込み始めており、どちらに意見が傾いたとしても市場への影響は低いとみる。
先週からの市場の注目は米国早期利上げに集まり、既に金利が上昇しドルも底堅い動きが始まった。一方で、株式市場は軟調な地合いではあるが小幅な下落にとどまっている。最も懸念された中国や新興国市場も今のところ動揺は見られないなど、以前のような極端な円高は回避されそうだ。
ただ、今週末にはG7サミットがあり、政策期待からの円安は既に織り込んできただけに、イベント終了で円高が強まる可能性もある。
円高リスクが燻ぶる中で米利上げ期待によるドル高をどこまで織り込むかが焦点になる。週末のイエレン議長の発言がそれを左右する。

今週のドル円予想レンジ:111円70銭(38.2%)~108円20銭

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[ユーロ米ドル]ドル高ポンド高でユーロ下落継続

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20160523_hiashi.jpg

先週は米国早期利上げ期待が高まりドルが上昇したことでユーロは下落。
また、英国がEU残留することを支持する国民の割合が55%に上がったことでポンドが上昇。対ユーロでもショートの巻き戻しが入ったことでユーロ売りが加速した。
結果的にユーロドルは4月22日に付けた安値となる1.1220ドルを下回った。そのレベルは変形ダブルトップのネックラインでもあり、天井が確認されたとみることが出来る。
また、一目の雲の中に突入したことも売りサイン継続とみる。
下値目途としては雲の下限付近でもありフィボナッチ61.8%戻しとなる1.1120ドル付近となる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1290~1.1120(61.8%)

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[豪ドル米ドル]米豪金融政策のギャップで下落継続

(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20160523_hiashi.jpg

先週はRBA議事要旨で利下げ見送りの可能性が示され豪ドルの買い戻しが入った。しかし、戻り売りが待ち構えていたことで押し戻された。その次の日にはFOMC議事録が公開され、米早期利上げ期待からドルが上昇。豪ドルの売りが再び強まり0.71ドル後半まで下落した。その後週末のポジション調整とみられる買いが入り0.72ドルミドル付近まで押し戻されたが上値は重い。
今週火曜日にはスティーブンスRBA総裁の講演があり、追加利下げの話に触れるかどうか注目される。また、豪ドル高へのけん制発言にも注意が必要だ。
FRBの早期利上げに対し、RBAは依然として利下げ方向にいるだけに、その政策ギャップによる豪ドル売りが出やすい状況だ。ボリンジャーバンド下限のバンドウォークは継続するとみる。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7420~0.7050(BB下限付近)

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[全般]米早期利上げ期待とG7サミット

先週はFOMC議事要旨公開で米国早期利上げ期待が高まり、ドルや米長期金利は上昇。一方、NY株式市場を中心とした世界同時株安の連鎖も見られたが、大きな混乱には至らなかった。
先週末に行われたG7財務相会議は一先ずドル円にとっては無難な終わり方をした。
日米の介入を巡る鍔迫り合いはあったようだが、最終的に介入を否定するものが出なかったことは大きな成果だ。
円高リスクの後退と、米利上げ期待から今週は円安ドル高の流れが更に強まる可能性が高い。

FOMC議事要旨でのタカ派内容に加え、先週は複数のFRBメンバーが6月利上げの可能性を示した。ドル円は110円ミドルまで上昇し、ユーロドルも1.12ドルを割り込んだものの、値幅的にはそれ程大きなものではなかった。依然としてマーケットには6月の利上げは難しいとの認識があり、ドル高の動きは鈍い。
株式市場にしても、全般に軟調な地合いとなったものの、その下げ幅も今年前半のパニック相場などに比べて動揺は見られない。
市場は利上げに半信半疑という事もあるが、FRBはその市場の反応を見ながら今後利上げの時期を判断しようとしているのが伺える。
今週末にはイエレン議長の講演があり、これまでのハト派的な発言に変化があるか注目される。
いきなりタカ派的な見方を示すとは思えないが、市場が徐々に利上げを織り込むような発言になるとみている。
反対に、市場の期待を裏切るような内容となれば当分利上げはないと市場は判断し、ドルは下落し株式市場は上昇することになる。

ただ、週末26-27日にはG7伊勢志摩サミットが開かれる。
既に市場は日本の経済対策への期待が高まっており、予想通りの内容であれば一時的に円の買い戻しが強まるとみる。
ただ、市場の最大のテーマは米金融政策であり、利上げ期待からのドル買い余地は大分ありそうだ。

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[米ドル円]G7財務相会合の円高リスクも一時的

(米ドル円日足)

USD_JPY_20160520_hiashi.jpg

米利上げ期待からのドル買いが強まりドル円は4月28日以来の高値110円40銭まで上昇。しかし、このレベルでは実需のドル売りもあって上値を抑えられた。また、このレベルは一目の雲の下限でもあり意識された。
NY市場ではラッカー・リッチモンド連銀総裁やダドリー・NY連銀総裁が早期利上げの可能性を示唆したものの、市場の反応は見られなかった。
為替市場では株式市場程利上げの可能性を見ていないとみられ、ドル買いに慎重な動きが目立つ。それだけに、ドル高の余地があると言えそうだ。
未だ円高リスクが後退したわけではないものの、今日と明日のG7財務相会議での結果次第では一時的に円高が進む可能性もある。ただ、今回は日本での開催という事から日本に配慮し、少なくとも円高を煽る内容にはならないとみている。
為替が議論されなかった場合には一時的に円高が強まる可能性はあるが、ドル高の流れが下値を支えることになるだろう。
来週のG7サミットもあり、下げたところでは買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:110円50銭~109円50銭

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[ユーロポンド]底割れリスク高まる

(ユーロポンド日足)

EUR_GBP_20160520_hiashi.jpg

英国の世論調査でEU残留の可能性が高まったことから、ポンドはこれまでのショートカバーが強まり上昇。昨日もその勢いはまだ収まっていない。一方、ユーロは米国の早期利上げ期待によるドル買いの動きをそのままストレートに受けて下落。結果的にユーロポンドの売りの動きが続いている。
テクニカル的にみるとボリンジャーバンドの下限である0.77ポンドを下抜けし、更に38.2%戻しにあたる0.7675ポンドを下回った。
今年3月10日に付けた安値0.7653ポンドはヘッドアンドショルダーのネックラインでもあり、そのラインを明確に下回るようならもう一段の売りを誘う事になるとみる。

ユーロポンド予想レンジ:0.7700~0.7540(50%)

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