ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-06

[豪ドル米ドル]ダブルトップを意識

(豪ドル米ドル日足)


週明けシドニー市場では英国のEU離脱懸念が後退したことで、先週のNY終値を上回って始まった。東京市場でも株高円安の影響を受けリスク選好の豪ドル買いもみられた。
欧州時間には英国ブックメーカーで残留の可能性が83%に上昇したことが分かると、市場にはさらに安心感が広がった。
6月9日に付けた高値0.75ドルに迫る0.7478まで上昇したが一先ず押し戻されている。
0.7510にはボリンジャーバンドの上限も位置していることから意識された。
今回もこのレベルを上抜け出来ないとダブルトップを形成することで再び下落圧力が高まるとみる。
今日はRBA議事録が公開されるが、追加利下げの可能性が後退していることから再度上値を試すきっかけになりそうだ。その時に上値が抑えられるようなら売りから入りたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7510(BB上限)~ 0.7400(先週末NY終値)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]英国離脱懸念後退で安心感

週明け東京市場は先週末に起きた英国労働党議員が射殺されたことで、残留組が増えるとの見方から安心感が広がった。
日経平均株価は大きく上昇して始まり、ドル円も104円後半に上昇する等リスクオンの動きで始まった。しかし、実際に投票結果をみるまでは分からないという事もあり、円売りの動きは限られた。
ただ、最新のブックメーカーの予想オッズで残留確率が大きく上昇したことを受け欧米市場ではポンドは上昇の勢いを伸ばした。対ドルだけではなく対ユーロや資源国通貨に対しても買い戻しの動きが強まった。また、欧米株式市場にも安心感が広がり軒並み上昇に転じた。
今日はイエレン議長の議会証言が行われる、その発言に注目が集まる。
前回のFOMC会合後の発言では米経済の先行きに対し慎重な見方を示したことで為替市場の混乱を引き起こした。英国のEU離脱の可能性がある中での発言という事もあり、慎重な見方を示した可能性が高い。ここにきて残留の可能性の高まりから、投票後の米国利上げ期待を市場に織り込ませようとする発言が出るとの見方もある。
今の時点では残留か離脱かはわからない状況下で、市場の反応は限られるとみる。
ただ、英国国民投票の結果はどうあれ、ビッグイベントが終わるという事でイベントリスク自体は後退する。その時は再び米利上げ期待が高まることになりそうだ。

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[米ドル円]英国国民投票次第では100円割れも

(米ドル円週足)


23日に行われる英国国民投票次第でドル円は天国と地獄のどちらかに向かうことになりそうだ。
それまでは少なくとも円高リスクが燻ぶることは間違いなく、ちょっとした悪材料でも円高に振れ易い状況が続くだろう。ただ、投票直前にはポジション調整のドル円やクロス円の買い戻しの動きが強まるとみている。
国民投票の結果、EU離脱となれば一気にリスク回避の動きが強まりドル円は100円を割り込む可能性が高い。しかし、急激な円高に対して本邦からのドル買い介入が出る可能性もある。その時は相当な規模になると予想されドル円は大きく反発するといった大相場になると考えられる。
反対に、残留となれば市場にとって安心感が広がり、円高の巻き戻しが一気に入ることになる。上値目途としては108円から110円を想定している。
いずれにしても、英国国民投票がドル円の今後の動きを決定することになるだろう。

今種のドル円予想レンジ:108円00銭~100円60銭(50%)

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[ポンド円]急落か急上昇

(ポンド円週足)

GBP_JPY_20160620_syuuashi.jpg

23日に行われるEU離脱を問う国民投票はポンドにとっても市場にとっても大きな分水嶺になるだろう。
先週はEU残留派の労働党議員が射殺されるというショッキングなニュースが伝わり、ポンド円は上昇に転じた。この死により、市場では同情票による残留派支持が増えるとの見方が広がったためだ。週明けのポンド円はその延長上にあり底堅い動きが予想される。
ただ、投票はどちらに傾くか蓋を開けてみないと全く分からない状況であることに変わりはない。発表前には再びポジション調整の売りが強まるとみている。
もし、残留となればポンドは対ドル対円、そして対ユーロでも買い戻しが一気に入ることになるだろう。ただ、票が拮抗しているようなら上値も限定されることになる。
ただ、勢いはかなり強まるとみて一時的に週足ボリンジャーバンドの中心線160円付近までの上昇も視野に入る。
反対に、離脱となれば票の差は関係なしにパニック的な売りが強まると予想される。
下値目途としてはボリンジャーバンド(-3σ)の下限となる140円付近が一つの目安になる。

今週のポンド円予想レンジ:160円00銭(BB中心線)~140円00銭(BB下限)

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[豪ドル円]英国国民投票を睨む

(豪ドル円週足)

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先週はリスク回避と同時に日米金融政策会合による金利差縮小による円高が進んだことで豪ドル円は上値の重い展開が続いた。また、原油価格も英国国民投票を控えポジション調整と思われる売りに押されたことで豪ドル自体も上値が抑えられた。
今週は注目の英国のEU離脱を問う国民投票が23日に行われる。
結果次第でどちらにも大きく放れることは間違いない。今の時点ではどちらに向かうかは誰にも分からない状況で、予想する必要もない。発表前は目先のポジションを縮小する動きが強まるとみている。
上値目途としては4月末に実施した利下げによる豪ドル下落後の戻り高値となる81円付近。下値はボリンジャーバンド(-3σ)の下限となる73円付近。このレベルは2011年11月の安値付近となる。

今週の豪ドル円予想レンジ:81円00銭(50%)~73円00銭(BB下限)

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[全般]英国国民投票は市場の分岐点

先週は英国のEU離脱を問う国民投票を控え市場に不安感が漂う中で日米金融政策会合後にドル円は105円を割り込み円が全面高となった。
FOMCでは今後更に緩やかな利上げが見込まれドルの上値が抑えられた。一方、日銀会合では追加緩和が見送られたことでドル円やクロス円の売りが強まり円全面高となった。
また、英国のEU残留を訴えていた労働党議員が射殺されたことで、残留支持が増えるのではといった思惑が広がりポンドの買い戻しが強まった。
先週はFRB、日銀、スイス中銀、そしてBOEの各会合で英国国民投票の行方を懸念する声がそれぞれ高まった。
世界が注目する英国国民投票が今週23日に行われ、市場の注目が集まる。
もし、EUからの離脱という事になれば市場にとって大きなリスクとなり、ポンドやユーロの急落に繋がる。また、安全通貨としての円が更に上昇することは間違いない。急激な変動に対しては為替介入が許されており、そのときに日本は一気に円売り介入に入ると思われる。いずれにしても、市場にとって英国のEU離脱は大きなショックであり、市場の混乱を招くことは間違いない。
反対に、もし残留という事になれば市場には安心感が広がりポンドやユーロの買い戻しが入ると同時に円は全面安となる。
結果次第でまったく異なる相場展開となり、市場の分岐点ともなる。
投票結果は全く五分五分の状態であり、23日までは円高リスクが継続することになる。
市場にとって大きなイベントリスクとなる国民投票が終わった後は、次の焦点は米国金融政策の行方に戻ることになる。
残留という事になればFRBの利上げ観測が再び高まり、ドル円にとっては更なる上昇が見込めることになるだろう。

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[米ドル円]105円の節目を割り込む

(米ドル円週足)

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(米ドル円時間足)


日銀会合で追加緩和が見送られたことでドル円は発表後105円を割り込み104円ミドルまで下落した。投機筋や実需の売りも散見された。その後黒田総裁記者会見では特に目立った内容は見られず、会見中にドル円は更に下げ足を速め103円55銭まで下落した。
FOMCでは米経済への先行きに対する懸念から利上げペースが緩やかになるとの見方が強まった。更に、日銀の緩和政策にも限界があるとの見方も加わり円高が進んだ。
元々英国のEU離脱懸念が高まっていたことから市場には不安心理が広がっていただけに、安全通貨の円が買われやすい地合いではあった。結果的に105円割れでは介入が出なかったことで、市場では円高に進みやすい地合いとなった。
ただ、今日は週末という事もあり円ロングの巻き戻しが入りやすい。
また、NY株式市場が下落から急速に持ち直したことから、105円付近までの戻しはありそうだ。

ドル円予想レンジ:105円00銭(時間足50%)~103円50銭

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[ポンド円]議員射殺で残留派支持拡大も

(ポンド円2時間足)

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英国のEU離脱懸念が高まる中でドル円が節目の105円を割り込んだことでポンド円の更なる投げを誘った。前日に付けた最安値149円20銭を抜けると146円前半まで3円近く下落。一旦は148円付近まで戻したものの、下落圧力は継続。再びNY市場で145円40銭まで下落した。英国では残留派議員が銃撃され死亡したことで、市場は残留支持が増えるのではといった憶測も流れた。
FOMCで安く始まったNY株式市場はプラスで引けたことで、市場には一先ず過度な警戒感は和んでいる。
下落基調は変わらないものの、週末のショートカバーが入りやすく150円付近までの戻りは期待できそうだ。

ポンド円予想レンジ:150円10銭(38.2%)~147円50銭

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[豪ドル円]77円ミドルのダブルボトム下抜け

(豪ドル円時間足)


FOMC会合で米国利上げペースが緩やかになるとの見方から豪ドルはドルに対し上昇した。しかし、東京市場で円高が急速に進んだことで豪ドルは対ドル対円でも売りが強まった。
ダブルボトムとして意識されていた77円ミドルのレベルを割り込んだことで損切りを巻き込みながら下落。その後も下落が止まらずNY市場で75円60銭まで売り込まれた。原油価格が下落したことも豪ドルにとっては逆風となった。
しかし、流石に売られ過ぎからの買い戻しの動きが一気に強まり77円台に押し戻された。まだ売りの勢いは残るものの、目先は豪ドルショートが炙り出されやすい地合いとなっている。
これまでのボトムとみられていた77円ミドルを試し、上値の堅さが確認されるようなら再度売りを出していきたい。

豪ドル円予想レンジ:77円50銭(61.8%)~ 76円50銭

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[全般]円高阻止の手段見当たらず

未明に行われたFOMC会合では米国経済への先行き懸念なども示され、ハト派的な見方が広がった。米金利もこれまでより緩やかな上昇にとどまるとの見通しでドル上昇への期待は後退。
その中で昨日は日銀会合が開かれ追加緩和は見送られた。これを受けドル円は一気に105円を割り込み104円ミドルまで下落した。元々市場は日銀の追加緩和への期待は低かったものの、不安心理が高まった状態の中でリスク回避の動きから円買いに向かいやすかったのだろう。特に、米国の金融政策の引き締めが軟化する一方で、日銀の緩和政策に限界がみられるなど、双方の政策が逆回転し始めたことが意識された。
また、英国国民投票を来週に控え、万が一離脱というシナリオが現実となれば市場の混乱は避けられないという不安が蔓延。一先ず何が起こるか分からないという事から、安全通貨としての円に資金が流れやすくなっていた。
日銀会合後の黒田総裁は記者会見で円高に警戒感を示したが、その最中にドル円は皮肉にも103円55銭まで下落。市場は金融緩和による円高阻止は難しいとみている証とみることもできる。
105円割れでは介入警戒感があったが、実際には介入は見られなかった。介入する程の急速な円高ではなかったことや、G7各国からの納得が得られ難いという事が理由と考えられる。
ドル金利上昇によるドル高の可能性が低下し、日銀の金融緩和も効果は薄い。更に、介入実施が難しいという事になれば、円高阻止の手段が見当たらない。
市場はそのポイントをついてきた感もある。英国のEU離脱を問う国民投票が終わるまでは常に円高リスクは継続することになる。

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[米ドル円]105円の節目を意識

(米ドル円時間足)


昨日のFOMCでは予想通りではあったが政策金利引き上げは見送られ、経済見通しが下方修正されたことを受けドル円は売りで反応。今年最安値の105円55銭を下回る105円44銭まで下落した。その後、年内金利見通しが前回と同様に年2回と発表されたことでドル円は買い戻され106円を回復。イエレン議長発言では7月利上げの可能性を残したものの、前回の講演とほぼ同様の内容となった。
一先ず今週のビッグイベントリスクは終了したが、今日は日銀会合というイベントが行われる。市場の追加緩和への期待は低いことから大きな動きはないとみられる。
黒田総裁の記者会見ではマイナス金利も含め、円高阻止のための今後更なる追加緩和が示されることになれば、一時的にドル円の買いに反応する可能性もある。ただ、英国のEU離脱を問う国民投票を来週に控え、円高リスクは継続しており、戻り売りは根強い。
市場は悪材料に反応しやすいだけに、日銀金融政策に限界が感じられるようなら105円の節目を試す展開もありそうだ。
ただ、介入警戒感などから105円付近を割り込むのは難しい。寧ろ、一時的に底を確認したところで短期的な買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:106円40銭(38.2%)~105円00銭

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[ポンド円]オズボーン財務相の脅し

(ポンド円2時間足)


東京市場ではFOMC会合を控えクロス円全般に買い戻しの動きが強まる中でポンド円は安値から2円近く買い戻しが入った。欧州時間にはオズボーン英国財務相が「EU離脱という結果になれば300億ポンドの緊縮財政を強いられ、ガソリンやアルコール税を引き上げることになる」と説明。離脱派に対する脅しとも取れる発言である。一方、この日、EUの200億ユーロの財政赤字のうち英国には24億ユーロの支払いが示されるなど、離脱派の勢いを増しかねないタイミングで発表。ただ、ここにきて離脱見通しが強まり過ぎた反動も目立っている。
テクニカル的にみると中期的な下降トレンドが続く中、149円付近での下げ止まりが見えている。フィボナッチ38.2%戻しとなる152円ミドル付近は週初の戻り高値でもあり意識される。
BOE会合に対する市場の関心は低いものの、ショートが積み上がる中で買い戻しのきっかけになるか注目。
ただ、イベントリスクは残ることから、戻ったところでは再度売りで臨みたい。

ポンド円予想レンジ:152円50銭(38.2%)~150円00銭

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[豪ドル円]豪州雇用統計とNY株式市場

(豪ドル円4時間足)

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前日に77円ミドルまで下落したことで2月11日に付けた安値と面合わせ。ダブルボトム形成との見方もあり買い戻しが強まっている。依然としてリスク回避による豪ドル円の流れは続いているものの、短期的に買い戻しの動きに反応しやすい。
今日発表の豪州5月雇用統計では予想を上回る結果となれば豪ドル買いに反応しやすい。
昨日は中国A株のMSCI指数への組み入れが見送られたことで豪ドルは下落して始まった。しかし、中国株価は堅調な地合いとなったことで豪ドルの買い戻しが強まった。また、日経平均株価が上昇したことで円安が進んだことも豪ドル円を押し上げた。
FOMCでは今後緩やかな金利上昇見通しが示されており、今日のNY株式市場が再び上昇に転じるようなら豪ドル円はもう一段の買いが見込めそうだ。
ただ、英国のEU離脱を問う国民投票への不安が燻ぶる中で、豪ドル円の上値も限られることから戻り売りスタンスは継続。

豪ドル円予想レンジ:79円20銭(61.8%)~ 78円10銭

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[全般]日銀会合への期待薄 リスク回避継続

昨日は注目のFOMC会合が開かれドル円は一時今年最安値を更新したものの、その後は反発に転じた。
未明に行われたFOMC会合では予想通り政策金利据え置きを決定。
声明では16年のGDP見通しが前回3月の2.2%から2.0%へ下方修正されたことでドル円は下落。今年最安値となる105円44銭まで売り込まれた。しかし、注目された年内金利見通し中央値は前回と同様に年2回の利上げ据え置きとなったことを受け上昇に転じた。その後、イエレン議長の記者会見では7月の利上げの可能性を示唆したものの、今後の経済指標の結果や英国のEU離脱を問う国民投票の結果を見極める必要性に言及。
金利見通しでは来年再来年にかけて利上げペースはこれまでよりも緩やかなものになるとされたことで、ややハト派的な見方が広がっている。
結局、英国の国民投票と6月雇用統計の結果を見なければ今後の行方は分からないという事だ。
今日は日銀会合を控えているが、追加緩和の可能性は低いとみられる。昨日のFOMCと同様に一時的な動きがあっても相場の流れを変えることはできないとみる。
依然として英国初のイベントリスクが残る中で、一時的にドル円やクロス円などの調整的な買い戻しの動きも一巡。
リスク回避の動きは継続する中で再び円高に振れやすい地合いが継続することになりそうだ。

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[米ドル円]円高リスク継続

(米ドル円時間足)


東京市場の早朝にドル円はショートカバーが入り106円40銭付近まで上昇したものの、再び押し戻された。英国EU離脱への懸念が燻ぶる中で円買いの動きが強まり106円を再度割り込んだ。日経平均株価も1万6千円を割り込むと更にリスク回避の円高が進みクロス円も全面安。
欧州市場でもユーロを中心にクロス円の売りが強まるとドル円も105円64銭まで下落。今年最安値の105円54銭まで目と鼻の先まで近づいた。しかし、介入警戒感もありショートカバーで106円台に押し戻された。
日米欧の長期金利が低下する中で、円とドルが買われやすくなっている。
明日未明に発表されるFOMC会合結果次第ではリスク回避の動きから105円ミドルを下回る可能性は十分ある。
ただ、介入警戒感が更に強まることから、下押し後の反発には要注意。

ドル円予想レンジ:106円80銭(50%)~105円00銭

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[ユーロ円]独長期金利低下で安値更新

(ユーロ円時間足)


英国のEU離脱懸念が高まる中で安全資産であるドイツ10年債が上昇。マイナス0.004%まで史上最低のレベルに低下した。ユーロは全般に売りが強まりユーロ円は2013年1月以来の安値118円51銭まで下落した。
一方、日本の長期金利も‐0.175%とこちらも過去最低まで低下したものの、円は全面高となった。英国のEU離脱懸念による市場のリスク回避の動きが市場を委縮させている。
明日未明のFOMCでは利上げ期待が高まったとしても株式市場が下落すれば円高に反応。どちらにしても円高リスクは付きまとうものの、イベントリスクが一つ終わったことで一時的にユーロショートカバーが入りやすくなるとみる。
ただ、来週の英国国民投票を控え再び円高圧力は継続。最終的に下落トレンドは変わらず戻り売りを狙う。

ユーロ円予想レンジ:120円10銭(38.2%)~118円00銭

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[豪ドル円]77円ミドルの面合わせ

(豪ドル円日足)


東京市場で円高が進んだことで豪ドル円の投げも散見。欧州市場に入るとドイツ10年債がマイナス金利に突入。これを受けユーロが下落すると豪ドルも対ドル対円で連れ安。豪ドル円は今年2月11日に付けた最安値77円55銭を下回る77円51銭まで下落し面合わせとなった。このレベルにはボリンジャーバンドの下限も位置する。
結局、下抜け出来ずに78円32銭まで反発するなど、一先ず下げ止まり感が出始めている。
ただ、リスク回避の動きは来週の英国国民投票の結果を見るまでは継続。上値も限定的とみる。

豪ドル円予想レンジ:79円00銭~ 77円40銭(BB下限)

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[全般]ドル高円高ユーロ安

英国のEU離脱懸念が燻ぶる中でドイツ10年債利回りが過去最低のマイナス0.004%に低下。
ユーロが対ドルそして対円でも売りが強まり、結局円高ドル高の動きに繋がった。
東京時間には日経平均株価が1万6千円を割り込み、ドル円も106円を割り込むなど、リスク回避の動きで始まった。つられて豪ドル円などクロス円の売りも散見された。
欧州市場に入るとドイツ10年債利回りが過去最低のマイナス0.003%に低下したことでユーロ売りが強まると同時にユーロ円を中心にクロス円が全面安。
NY市場ではこの日発表された5月小売売上高が0.5%と予想の0.3%を上回るなど、好調な米国経済が示されたが市場は無反応。英国離脱懸念が市場の不安心理を高めている。ドイツ債だけではなく米長期金利も低下。一時1.56%台に低下したものの、今日のFOMC会合を控え巻き戻しの動きが強まった。世界的な金利低下の中で日本の長期金利も一時マイナス0.175%と過去最低を記録したものの、安全通貨である円は依然として買われやすいままだ。結局、クロス円の売りが強まったことで円高ドル高双方の動きが強まり、ドル円は106円を挟んでの一進一退を繰り返している。
明日未明にはFOMC声明が発表されるが、ドットチャートとイエレン議長の発言に注目が集まる。
ドットチャートで年2回の利上げは既に織り込んでおり、一回の利上げに留まるようならドル安に反応するだろう。ただ、米長期金利がここまで低下するとイエレン議長も市場に利上げの可能性を織り込ませるような強気の発言をする可能性もある。
そうなればドル円は上昇するものの、その時の株式市場がネガティブに反応すれば円高が強まることになる。
いずれにしても、来週の英国国民投票の結果を見るまではリスク回避の円高に反応しやすい地合いは続く。

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[米ドル円]105円台では介入警戒感

(米ドル円時間足)


英国国民投票が来週末に迫り、市場の不安感が高まる中で米国の銃乱射テロや中国景気への不安が更に市場のボラティリティーを高めている。
結果的に安全通貨としての円に資金が流れやすくなっており、ちょっとした悪材料でも円高に振れ易い地合いとなっている。
昨日は日経平均株価が引けにかけて582円安となりドル円は5月3日以来の安値105円74銭まで下落した。ここまで下落しても口先介入は見られなかったものの、流石に警戒感が高まり反発。その後も105円台を試したものの再度反発。
明日のFOMC会合を控えポジションを傾けにくいだけに、目先106円割れでは買いが並んでくるとみている。
ポンドを中心としたクロス円などの売りも一巡した感があり、目先はショートカバーが入りやすい状況とみる。ただ、時間足の下降チャネルは継続しており、その上限でありフィボナッチ50%戻しとなる106円後半では売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:106円80銭(50%)~105円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]世論調査で残留支持が離脱支持上回る

(ポンド米ドル4時間足)


英国のEU離脱への懸念が高まる中でポンドは対ドル対円、そして対ユーロでも売られやすい地合いが続いている。
週明け東京市場では米国銃撃テロなどの影響から円買いが強まる中でポンド円の売りも入るなど、ポンドは上値の重い展開で始まった。
欧州市場に入ると各国債券利回りが低下し株価も下落。ポンドドルはこの日の安値となる1.4116ドルまで下落した。
しかし、NY時間には一部の世論調査で残留支持が離脱支持を上回るとの噂からポンドは一気に買い戻しが入り1.43ドルまで上昇。ただ、噂という事もありジリジリと押し戻された。
ところが、その後ICM世論調査で離脱支持が47%で残留支持が53%と発表されたことで再度ポンドのショートカバーが入ったが、この時もすぐに押し戻された。
市場の不安心理が拡大したことで流動性が低下しており、値動きが通常よりも大きくなりやすくなっている。世論調査結果でこのように振り回されることが何度もあれば、そろそろ市場も反応が低下してくるとみる。離脱かどうかは全く今の段階では分からないものの、ポンドへの不安は常に燻ぶる。ポンドの上値は重いものの、FOMCを控えた買い戻しの動きが入りやすい。

ポンドドル予想レンジ:1.4380(50%)~1.4190

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[豪ドル円]レンジ相場の下限試す

(豪ドル円日足)


週明けシドニー市場では不安心理の高まりから円買いの動きが先行。豪ドル円も上値の重い展開で始まった。その後発表された中国経済指標の鉱工業生産や小売売上高は予想通りとなったが、1-5月の固定資産投資が16年ぶりに10%を割り込んだ。ところが豪ドルが下げきれなかったことで寧ろ反発。豪ドルショートカバーのきっかけを作った。
リスク回避による日経平均や中国株価の下落などから円買いの動きが強まり、豪ドル円はこの日の安値となる78円07銭まで下落した。
この豪ドル円の78円付近というのはRBAが追加緩和を実施した後の安値であり、その後何度も跳ね返されるなどレンジの下限となっている。
このレベルを下回るようなら、2月12日に付けた安値77円55銭が次の底値目途となる。
このレンジの下限で再度下げ止まるようなら上限となる80円台を試す展開となりそうだ。

豪ドル円予想レンジ: 78円80銭~77円80銭(BB下限)

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[全般]不安の高まりから円全面高

週明け東京市場では米国テロ事件を背景に早朝から円高が進行して始まった。
前日の日曜日に米国で50人近くが銃乱射で死亡し、それがテロの犯行との見方が広がった。英国のEU離脱を問う国民投票が近づいていることから、不安感が拡大する中での事件という事もあり市場は敏感に反応。また、その後発表された中国1-5月固定資産投資が16年ぶりに10%を下回ったことも市場の不安を拡大。ドル円は106円を割り込み105円74銭の安値を付けた。連休明けとなる中国株式市場も軟調な地合いをとるなど全般にリスク回避の動きが高まった。
欧州市場ではポンド売りが止まらず対ドルでは1.41ドル前半まで下落。対円でも149円44銭と2013年8月以来の安値を更新。ポンド円が下落したことでユーロ円やその他のクロス円も軒並み下落した。
しかし、NY時間に一部の世論調査で英国のEU残留支持が離脱支持を大きく上回ったとの話が広がりポンド円の買い戻しが一気に進んだ。同時にドル円やクロス円も上昇する等、荒っぽい動きが続いている。
英国のEU離脱への懸念が市場の不安感を拡大させており、ちょっとした悪材料に対して過度に反応しやすくなっている。また、市場の流動性が低下していることから値動きも通常より大きくなる。
明日はFOMC会合の結果が発表されるが、その結果次第で大きく値が飛ぶ可能性もある。
基本的にリスク回避の円高の動きは英国国民投票が終わるまでは継続することになり、今は円ロングに偏りやすい。それだけに、その振り落としの動きも大きくなりやすいことから短期取引に徹したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]円高リスク燻ぶる

(米ドル円日足)

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先週のドル円はイエレン議長のタカ派的な発言で107円後半まで上昇したが108円台には届かず失速。下値も106円前半まで売り込まれたものの、106円を割り込むほどの売りは続かなかった。結局、107円を挟んでのもみ合いの中で、ちょっとした悪材料に対して円高に振れ易い地合いが続いている。
今週はFOMCや日銀会合が開かれ、イベントリスクとしての円高に振れ易い地合いが予想される。
ただ、FOMC後のイエレン議長記者会見で7月利上げの可能性が示されるようなら一時的に108円を試す展開とみる。ただ、来週は英国のEU離脱を問う国民投票を控え、積極的な買いは入りにくい。
日銀会合ではマイナス金利幅を拡大するのは難しいとの見方が既に広がっており、市場の期待は低い。ただ、何ら追加緩和の動きがなければ一時的に円高に振れるとみる。
ただし、106円を割り込むような勢いがみられるようなら本邦からの口先介入が入り、下値も限定的とみる。不安感が広がる中で、安全通貨のドルと円双方に買いが入りやすく、107円を挟んだもみ合いが継続すると予想される。

今週のドル円予想レンジ:108円20銭(38.2%)~106円00銭

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[ポンド米ドル]世論調査で一喜一憂

(ポンド米ドル日足)

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先週末の世論調査では英国のEU離脱支持が55%と、残留支持の45%を大きく上回ったことでポンドが急落。これまで離脱と残留支持の比率が拮抗していたが、ここにきて離脱の可能性が高まった。ポンドはダブルトップのネックラインとして意識されていた1.4330ドル付近を割り込むと一気に1.4177ドルまで下落。その後は売られ過ぎの反動から1.42ドル後半まで押し戻された。しかし、ボリンジャーバンドの中心線までは戻せずに引けている。
世論調査は複数ほぼ毎日行われており、この調査結果は毎回異なるものだ。今回の結果とは全く反対の結果が示されるようなら一気にポンドは上昇しかねない。
ただ、離脱の可能性があるということだけでポンドの下落リスクは常に燻ぶる。
1.43ドルミドルのネックラインが今度は戻り高値の目途となり、その辺で上値が抑えられるようなら売りを入れてみたい。

今週のポンドドル予想レンジ:1.4350~1.4050

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[豪ドル米ドル]原油と中国経済動向に注目

(豪ドル米ドル日足)

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先週のRBA会合では政策金利据え置き発表後豪ドルは上昇。追加緩和への言及がなかったことで買いが強まった。また、原油価格が1バレル51ドル台に乗せたことや、中国輸入額が拡大するなど懸念が後退したことも豪ドル買いを促した。
しかし、英国のEU離脱を問う国民投票が近づく中で、市場の不安感が拡大。日本や欧州株価が下落するなどリスク回避の動きが高まったことで豪ドル円の売りが強まった。
今週はFOMCや日銀会合といったイベントがあり、リスク回避の円買いが進む可能性が高い。
先週はボリンジャーバンドの上限で上値を抑えられたことで、下向き圧力が継続。
ボリンジャーバンドの中心線でもあり、フィボナッチ61.8%戻しとなる0.7280ドル付近が強いサポートとなる。
中国経済イベントが終了すれば再び豪ドル買いが強まるとみており、それまでは買いを控えておきたい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7450~0.7280(61.8%、BB中心線)

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[全般]イベントリスク回避の円高・ドル高・債券高

今週はFOMCや日銀会合を控えリスク回避の動きが継続しそうだ。
先週はイエレン議長のややタカ派的な発言もあり、米国早期利上げの可能性が残された。一方、英国のEU離脱問題などから市場はリスク回避の動きが強まる中で、資金の安全資産へのシフトが目立った。特に、信用度の高い米国やドイツ、そして日本などの国債に資金が流れ込み、世界的な金利低下を引き起こしている。
先週最も激しい動きを見せたのがポンドで、それが他通貨や他の市場に大きく影響を与えた。先週末の世論調査で英国のEU離脱支持が55%、残留支持が45%と発表された。これを受けポンドが急落しドル円も連れ安となった。その後は買い戻しが入るなど、調査が発表されるたびにポンドは上下を繰り返している。その英国国民投票が来週末に迫ることで、更に神経質な展開が予想される。不安が広がれば市場の流動性が低下し、更に上下に振れやすくなるので注意が必要だ。
今週はFOMC会合、その後には日銀会合が開かれることから、こちらもイベントリスクが高まる。
今回のFOMC会合では利上げの可能性はほぼゼロとみられ、市場への影響はないとみる。ただ、イエレン議長が次の利上げを示唆するようなら一時的にドル買いに動くとみられる。日銀会合では、マイナス金利による国債離れが進む中で追加利下げは難しいとの見方が広がっている。国債やETFといった量的緩和を実施したとしても、効果は限定的とみられ、市場の期待は低い。ただ、市場の流動性が低下している中で追加緩和を見送るようなら、一時的に円高に振れる可能性が高い。
いずれにしても、来週末の英国国民投票が終わらない限り、市場の不安感は払しょくできない。それまではリスク回避の動きからの円高に振れやすい地合いが続きそうだ。

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[米ドル円]谷深ければ山高し

(米ドル円時間足)


東京市場ではジリジリと円高の動きが強まるなかでドル円は106円ミドル付近まで下落。
欧州市場に入ったところでポンド円などクロス円の売りが強まったことでドル円はこの日の安値となる106円26銭まで下落。その後はもみ合いが続いた。
NY市場でも前日高値を更新したNYダウや原油価格も利食い売りなどに押されて始まった。しかし、午後に入ると下げ幅を急速に縮小したことでリスク回避の動きが後退。クロス円など全般に買い戻しが入り、ドル円も107円台を回復して引けてきた。
英国のEU離脱懸念や米国大統領選への不安感が燻ぶる中で、安全な円に買いが入りやすい地合いが続く。それだけに、ドル円ロングポジションは出来にくいともいえる。目先のロングが切らされたことで今日は上値を試す展開を予想する。ただし、円高リスクは常に抱えるドル円だけに戻したところでは売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:107円60銭(50.0%)~106円60銭

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[ユーロ米ドル]長期金利低下でユーロ下落

(ユーロ米ドル日足)


欧州市場が始まったところでドラギ総裁が「ユーロ圏各国の改革が遅れた場合には経済的代償を支払う事になる」と発言。欧州各国の株式市場が軟調な地合いで始まり、各国長期金利が一斉に低下したことでユーロは下落して始まった。
NY市場に入ってもユーロ売りは止まらず、この日の安値となる1.1306ドルまで下落した。その後も買い戻しの動きは見られずほぼ安値圏で引けている。
英国のEU離脱を問う国民投票まで2週間を切ったことで、ポンドだけではなくユーロへの懸念も拡大し始めている。ユーロポンドやユーロ円といったクロスでも売りが目立った。
1.14ドルミドルまでは届かなかったものの、ヘッドアンドショルダーに近い形になった。
ボリンジャーバンドの中心線が位置し、フィボナッチ50%戻しの1.1260ドル付近が今日の下値目途とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1360~1.1260(BB中心、50%)

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[豪ドル米ドル]週末のポジション調整

(豪ドル米ドル日足)


早朝にRBNZ政策会合後にNZドルが急上昇した動きにつられて豪ドルも上昇して始まった。しかし、ドル円が軟調な地合いとなったことでクロス円全般に上値の重い展開となった。
欧州市場が始まったところでポンドが一気に下落したことで豪ドルもつられて下落。豪ドル円の売りも散見された。NY市場では前日に1バレル51ドル台の高値を付けた原油も利食い売りに押され、資源国通貨全般に売りの出やすい状況となった。
RBAによる追加緩和への期待は後退し、中国経済もここにきて落ち着きを取り戻しており豪ドル自体は売り材料に出尽くし感がある。
ただ、週末という事や、英国のEU離脱を問う国民投票が近づく中で先週から大きく上昇した調整の売りが出やすい。
昨日はボリンジャーバンドの上限を終値ベースで下回ったことで目先天井を付けた格好だ。
今週のRBA会合で上昇する前のレベルである0.73ドルミドルではフィボナッチ38.2%戻しのレベルでもあり強いサポートとみる。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7460~0.7360(38.2%)

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[全般]材料難の中英国離脱不安感広がる

昨日の東京市場はドル円が軟調な地合いで推移。前日にはクリントン氏が大統領選候補に確定し、トランプ氏との一騎打ちとなることが決まった。これで一段と11月大統領選に不安が拡大。また、英国のEU離脱への国民投票も2週間を切ったことで市場の不安感が高まる。市場全般にジワリと不安感が漂う中で円高進行が更に強まるとの見方からクロス円の売りが強まった。特に、ロンドン市場が始まったところでポンド円が急落。また、欧州株式市場が軟調な地合いで始まったことや、ドイツ長期金利が史上最低まで低下したことでユーロは対ドルや対円でも売りが強まった。
特に材料があったわけではないが漠然とした不安感が市場には漂っており、全般にポジションの巻き戻しとみられる動きが目立った。ドル円もクロス円の売りに押されて一時106円26銭まで下落した。
NY市場でも株式市場も欧州株式市場の動きにつられて軟調な地合いで始まり、安全資産としての米国債が買われ長期金利は低下。前日に1万8千ドル台に乗せたNYダウも利食い売りなどに押されるなど冴えない動きとなった。
ところが、NY市場の後場に入るとアジア市場で売られたクロス円の巻き戻しが入り結果的に往って来い。ドル円も107円台に乗せて終わるなど、結局材料難の中での投機的な動きとみられる。
今日は週末という事もあるが、特に目立った経済指標の発表もなく、動意が乏しくなるとみる。昨日はクロス円の下値を試したことで、底の堅さを確認。
今日は反対に上値の重さを試す展開になるか、或いはこう着状態に入るとみる。
いずれにしても、漠然とした不安感が漂う中で、ちょっとした材料で円高に振れ易い地合いが続きそうだ。

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