[米ドル円]円高リスク燻ぶる

ドル円は目先107円を挟んだこう着状態が続くとみているが、依然として円高リスクを抱えながらの展開が予想される。
来週のFOMCや日銀会合、そしてその先には英国のEU離脱への国民投票が行われる。
今回のFOMCでは利上げはないとの見方が既に広がっており、円高リスクは低下。しかし、声明文の内容次第では円高リスクも残る。
日銀会合ではマイナス金利の影響で国債離れが始まっており、マイナス金利拡大は難しいとの見方が広がれば円高リスクの拡大に繋がる。
英国の国民投票は今の時点で残留か離脱か五分五分といった状態。イベント自体がリスクであり、こちらも円高リスクが高まるものだ。
それぞれ円高リスクを抱えるものだが、逆に言えばこれらが過ぎれば円安に進みやすくなるという事だ。それまではどちらにもポジションを傾けにくく、107円を挟んでのこう着状態が続くとみる。
ドル円予想レンジ:107円40銭(38.2%)~106円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]ドル安による上昇も一巡

米5月雇用統計の予想外の悪化でドル安が進んだことからユーロドルは1.1250ドルのレジスタンスを上抜けて上昇。ドル安がユーロを押し上げた格好だが、その勢いもそろそろ衰え始めている。昨日は米長期金利が低下し、資源国通貨に対してドル安が進んだことでユーロドルは1.14ドル台に押し上げられた。
ただ、1.1420ドル付近はフィボナッチ61.8%戻しであり上値が抑えられている。このレベルの上の1.15ドル手前にはボリンジャーバンドの上限が上値を抑える。また、1.1450ドル付近で折り返すようならヘッドアンドショルダーを形成。一先ず1.14ドルミドル手前でユーロ売りを出してみるのも面白い。
ユーロドル予想レンジ:1.1420(61.8%)~1.1350
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[NZドル円]RBNZ政策金利据え置きでNZドル上昇

NY市場が終わったところで早朝に行われたRBNZ政策会合では現行の政策金利2.25%を据え置くことを決定。これを受けNZドルは対ドル対円で急上昇。市場の一部では追加利下げ期待があったことから、失望の買い戻しが入ったとみられる。NZドル円は75円から76円まで一円上昇。一目の雲を一気に上抜けした。
声明文では一段の政策緩和が必要になる可能性があるとするなど、次回の追加緩和の可能性が残った。
今回の上昇で一先ずショートは炙り出されたが、まだ買い遅れたところは下値を抑えてくるだろう。
ショートカバーが一巡したところで再び次の追加緩和期待からの売りが強まるとみる。
一先ず窓埋めとしては一目の雲の下限となる75円40銭付近までの下押しが予想される。
その後は再度早朝に付けた高値76円を試しに行きそうだ。上抜け出来ない場合はダブルトップ形成で売りから入りたい。
NZドル円予想レンジ: 76円00銭~75円40銭(雲の下限)
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[全般]原油高株高
前場に下落していた日経平均株価も上昇に転じた。ただ、ドル円は欧州市場にかけても107円付近で動意の乏しい動きが続いた。
NY市場に入り長期金利が低下したことからドル円はこの日の安値となる106円59銭まで下落した。
しかし、原油価格が1バレル51ドル台に乗せたことを株式市場は好感。上昇に転じるとドル円も107円台に戻すなど、大きな動きは見られなかった。
原油価格の動向が依然として市場に大きな影響を与えている。昨日の上昇はナイジェリアで油田が爆破されたことや、週間原油在庫が予想を下回り、中国の原油輸入量が増加したことが背景にある。50ドルが一つの節目とみていたが、予想外の底堅さが目立っている。これを受け、NYダウはエネルギー関連を中心に1万8千ドル台を回復。昨年5月に付けた史上最高値1万8351ドルに近づいている。
FRBの6月利上げ観測が後退したことなどが要因とみられるが、それがなくても株式市場は堅調な地合いが続いていたかもしれない。雇用統計が単月で悪化したものの、住宅や個人消費の回復などが株価を押し上げているとの見方もある。
ただ、英国のEU離脱への国民投票はNY株式市場にとっても大きなリスクであり、為替市場も含め当面こう着状態が続きそうだ。
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[米ドル円]円安進行も長続きせず

米国早期利上げ期待が後退したことでNY株式市場や海外金融市場にも安心感が広がり、それがリスクオンの円売りを促している。
東京市場では前日のイエレン議長発言で一旦は106円台前半に下落したが、その後堅調な地合いが続いている。先週の雇用統計で急落した反動の買い戻しがほぼ一巡した後は、今度はクロス円の買いがドル円を押し上げている。
昨日は特に資源国通貨に対する円売りが目立った。原油価格が1バレル50ドル台に乗せたことでNY株式市場もエネルギー関連を中心とした買いが強まり、株価が上昇。円売りと同時にカナダドルや豪ドルといった通貨に買いが入った。ただ、同時に米長期金利の低下などからドルは全般に上値が重く、結局ドル円は107円台前半に押し戻されている。
先週末の過度な円高リスクは後退したことから、106円台は既に買いが並ぶとみられる。
107円付近では押し目買いが有効だ。
ドル円予想レンジ:108円00銭(61.8%)~107円00銭
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[ポンド米ドル]値動きは収束に向かう

東京時間に一部世論調査で英国のEU残留支持が離脱支持を上回ったとの報道でポンドドルは1.44ドルミドルから1.46ドルミドルまで200ポイント上昇。元々東京市場はポンドの流動性が低く、その後は1.44ドル台に押し戻される往って来い。
ロンドン市場が始まったところで同じ報道と思われる世論調査の結果を焼き直す格好でポンドは対ドル対円で上昇。世論調査の発表ごとにポンドは一喜一憂する動きが続いている。23日の国民投票に近づいてきたことで、神経質な展開が続いている。しかし、調査報道にもそろそろ反応も鈍くなりそうだ。
国民投票というイベント自体がポンドにとってはリスクであり、そのショートの巻き戻しがまだ続いている。それは上昇トレンドラインが示しており、下げたところでは買いが並んできそうだ。
ポンドドル予想レンジ:1.4650(前日高値)~1.4500(BB中心線)
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[豪ドル米ドル]RBA政策会合結果で豪ドル上昇

RBA会合では予想通り政策金利据え置きを決定。声明文では「政策スタンスを変更しないことが持続可能な成長とインフレが徐々に目標に戻ることに一致すると判断」とし、次の追加利下げに言及がなかった。市場は追加緩和期待もあり、この結果豪ドルは一気に上昇。対ドルだけではなく対円でも買いが散見された。
最近では中国の株価や人民元も落ち着いていることから、豪ドル買いに安心感が広がっていた。
NY市場では原油価格が1バレル50ドル台に乗せてきたことも資源国通貨の買いに繋がり、豪ドルドルはこの日の高値となる0.7461ドルまで上昇。このレベルにはボリンジャーバンドの上限が位置していることから意識された。ただ、それでもほぼ高値圏で引けるなど、買いの強さが伺われる。
押し目は依然として買いスタンスで臨みたい。
豪ドルドル予想レンジ: 0.7490(50%)~0.7420
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[全般]クロス円全般に底堅い動き
東京市場では最近ポンドが一時的に激しい動きを繰り返すようになった。
昨日も昼過ぎにポンドドルが1.4460ドルから1.4660ドルまで一気に200ポイント上昇。一部の世論調査でEU残留支持が離脱支持を上回ったとの報道がきっかけとなった。しかし、その後すぐに上昇前のレベル付近まで押し戻される往って来い。最近は東京市場でポンドが投機筋の標的になっている可能性もある。
その混乱時にRBA政策会合が開かれ、現行の政策金利据え置きを決定。ただ、追加緩和への言及がなかったことから豪ドルも一気に上昇。ポンドに刺激された感もあるが、そのまま高値圏での推移となった。
ドル円は前日のイエレン議長発言で6月利上げの可能性が消えたが、利上げへの可能性は残されたことで上昇。107円後半まで上昇すると日経平均株価も連れ高となり、リスクオンの動きがクロス円全般を押し上げた。
NY市場に入ると一旦はクロス円全般に利食い売りなども見られたが、資源国通貨は上昇。原油価格がこの日1バレル50ドル台に乗せてきたことを好感した模様。
また、NYダウが小幅続騰したこともリスクオンの動きによる円安をサポート。
前日のイエレン議長発言でNY株式市場は一先ず早期利上げの可能性が消えたとの見方が下支えとなった。
一方、英国のEU離脱問題が依然として市場の不安心理を高めていることから、一方向のポジションを持ちにくい状況が今日も続くことになりそうだ。
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[米ドル円]急落からの反発

先週末の米国雇用統計ショックで2円余り下落したドル円の売りの勢いが継続。朝方106円30銭まで下落して始まった。しかし、その後は急落の反動から買い戻しの動きが入り反発。また、浅川財務官や菅官房長官の口先介入もあり、一部損切りを巻き込みながら107円30銭まで1円上昇。NY時間のイエレン議長講演を控えショートカバーが入ったとの見方もあった。
そのイエレン議長は今日統計悪化の懸念を示し、利上げ時期には言及が見られなかったことで一時106円85銭まで下落。EU離脱問題などのリスクにも懸念を示した。これで6月利上げの可能性はほぼなくなったとみられ、NY株式市場は三指数ともに上昇。リスクオンの円安の動きが強まりドル円は107円66銭まで上昇。このレベルは雇用統計後の下落した50%戻しレベルでもあり上げ止まった。
イエレン議長は利上げ時期には言及しなかったものの、利上げ継続の可能性を示したことでドルは底堅い動きで今後も推移するとみる。
一先ず、ドル円の過度な下落懸念は後退したとみる。ただ、英国のEU離脱懸念が燻ぶることからドルの上値も限定的。
暫く106円~108円のレンジ内でのもみ合いから底固めに入るとみる。
ドル円予想レンジ:108円00銭(61.8%)~106円85銭
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[ポンド米ドル]ボラティリティー上昇で荒っぽい動き

週明け東京市場、早朝に英国世論調査でEU残留支持を離脱支持が上回るとの報道からポンドは急落。先週末の雇用統計後のポンド上昇幅を上回る下落となった。薄商いの中での下落という事もあり、欧州市場では買い戻しが入ったが再び下落に転じた。
複数の調査会社から英国のEU離脱支持が残留支持を上回るとの結果が示されたためだ。
この手の調査会社の報道は今後も続くことから、その度に一喜一憂しそうだ。
23日の英国国民投票まで後2週間足らずとなったことで市場は神経質になっている。
実際に蓋を開けるまでどちらに転ぶか全く五分五分の状態だけに、どちらにもポジションは傾けにくい。日足チャートを見るとボリンジャーバンドは横這いに入り始めており、当面バンド内での動きが予想される。昨日は長い下ひげを伸ばして引けたことで、今日は短期的に下げたところを拾うスタンスで臨みたい。
ポンドドル予想レンジ:1.4500(BB中心線)~1.4380
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]RBA政策会合で一段の上昇も


78円付近の底値を結局抜けずに豪ドル円は反発に転じた。
結局ドル円が反発したことで豪ドル円は上昇する等、ドル円の影響は大きい。しかし、昨日の豪ドルドルの動きをみると、一旦下押しした後に先週の高値でありNY引け値でもある0.7365を上抜けしており、対ドルでの底堅さも確認された。
今日は東京の昼過ぎにRBA会合が開かれ、市場の注目が集まる。
スティーブンス総裁は先日インフレの低さに言及したことで豪ドルは0.7150まで下落した。しかし、その後発表された経常収支やGDPそして住宅関連などの豪州経済の改善を示すものが続いている。今回、追加緩和の可能性などへのトーンダウンがみられるようなら豪ドル買いに反応しやすい。
反対に、投下緩和の可能性を示したとしても、市場は既に織り込んでおり下落幅は限定的とみる。
78円台前半への下押しがあるとすれば豪ドル円ロングポジションを仕込むチャンスとみる。
豪ドル円予想レンジ:79円70銭(61.8%)~78円70銭
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[全般]イエレン議長、利上げ時期に言及せず
週明け東京市場は先週末の米雇用統計ショックから抜けきれずにドル円は上値の重い展開で始まった。同時に日経平均株価も一時300円超下落するなど、円高株安に逆戻りしてしまった。しかし、日経平均株価は寧ろ米利上げ先送りへの期待から下げ幅を縮小するなど底堅い動きとなり、ドル円も107円台に上昇。米雇用統計ショックで下げ過ぎた反動が見られた。
また、東京時間には浅川財務官や菅官房長官の口先介入が入ったこともドル円の下支えとなった。
英国のEU離脱を巡り東京市場でもポンドの動きが活発化した。
朝方に一部の世論調査で英国のEU離脱支持が残留支持を上回ったとの報道が伝わるとポンドは急落。先週末の雇用統計後の上昇幅を上回る下落となった。
欧州勢は下落したポンドの買いからスタートしたが、その後再び複数の世論調査で離脱支持が優勢という報道が伝わると下落に転じるなど、上下に激しい動きが続いた。
英国のEU残留の是非を問う国民投票時期が近づいてきたことでポンドのボラティリティーが上昇している。
NY市場では注目のイエレン議長の講演があり、ドルは上下に大きく振れる結果となった。
イエレン議長は「条件が合えば利上げは適切となる可能性が高い」と発言したことでドルは全面高。しかし、5月の雇用統計への懸念が示され下落に転じた。また、次の利上げ時期に言及しなかったこともドル売り要因となった。
ただ、5月の雇用統計が中長期的な政策を変更する意味を持つか見極めると発言。5月の雇用統計の悪化が一時的なものかどうか次の雇用統計結果次第ということから利上げの可能性を残した。
米国株式市場は6月の利上げはないとの見方から三指数ともに上昇したことで、リスク選好の円安を促した。
結局、イエレン議長は利上げ時期には言及しなかったものの、米国経済の底堅さを背景に利上げ継続姿勢は崩さなかった。
これはドルの緩やかな上昇に変化がないことを示すものだ。
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[米ドル円]105円台を再度試す展開

米国5月の雇用統計が予想を大きく下回ったことでFRBの6月追加利上げ期待が完全に後退。ただ、月曜のイエレン議長講演で、今回の結果は一時的なものとみるかどうか注目される。次回6月の雇用統計の結果を見極めてから判断という内容になれば、発言次第では7月利上げの可能性はまだ残る。
しかし、今回の雇用者数の減少は市場に大きな驚きとなったことで、次の利上げにはかなり懐疑的な見方が強まるだろう。ドル上昇の動きはこれで当面抑えられることになる。
一方、円高阻止の手段も限られる。
先週の佐藤日銀審議委員がマイナス金利は寧ろ引き締め的であると発言するなど、追加緩和に否定的な見方を示した。来週の日銀会合でマイナス金利を更に拡大すれば円高に振れる可能性も出てきた。
これで円高を抑制する手段がほとんどなくなったと言ってよいだろう。今のところ唯一残された手段はドル買い円売り介入になる。
前回の安値105円ミドルを更に下回る売りの勢いが強まれば、口先介入などが入ることは間違いない。それで下げ止まらないようなら100円の大台が見えてくる。
今週のドル円予想レンジ:108円00銭~105円00銭(BB下限付近)
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[ユーロ米ドル]ECB緩和余地残す

先週行われたECB理事会では予想通り金利据え置きを決定。ドラギ総裁は世界経済や英国のEU離脱懸念などで欧州成長リスクが下方向に傾いていると発言。今後も緩和余地を残したとの見方が市場に広がりユーロ売りに反応した。
しかし、米雇用統計の予想外の悪化を受けドル売りが一気に進み、ユーロドルは250ポイント近く一気に上昇。
下落方向に傾いたことで積み上がったユーロショートの巻き返しが一気に高まった。また、対ドルだけではなくポンドに対してもユーロ買いポンド売りが入った。英国のEU離脱懸念がここにきて更に高まりを見せたことでポンド売りが再び高まり始めていただけに、投機筋にとってユーロポンドは絶好の買い場になったようだ。
ボリンジャーバンドの中心線を上抜いたことで週前半はまだ買いの勢いは残る。ただ、今回のユーロ買いはドル売りが主体でありユーロの買い材料があるわけではない。
どこかで反動の売りが強まるとみており、高値掴みには注意したい。
今週のユーロドル予想レンジ:1.1500(BB上限付近)~1.1250
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[豪ドル円]78円付近のサポート

先週の豪ドル円は上値の重い展開が続いていた。ドル円が材料出尽くし感から下落幅を拡大したことが要因だ。先週発表された豪州経常収支やGDP、住宅関連指標でも好調な結果が示され追加緩和期待が後退していた。ただ、それ以上にドル円の下げが強烈で結果的に豪ドル買いを円買いが上回った。
先週末に発表された米雇用統計でドル円が一気に2円余り下落したことで豪ドル円は78円10銭まで売り込まれた。
しかし、78円付近は4月の利下げ以降何度も跳ね返されたレベルでもあり、今回も下げ止まった。
2月10日につけた今年最安値77円55銭が意識されており、このレベルを下回るようなら2012年6月以来の75円付近を試す展開が予想される。それにはドル円が105円ミドルのサポートを抜けて100円の大台を目指す時になりそうだ。
一方、対ドルでは米国利上げ期待後退に対して豪州の追加緩和後退により豪ドルは底堅い動きが予想される。
結局、豪ドル円はドル円次第という事になりそうだ。
今週の豪ドル円予想レンジ:83円80銭~77円50銭
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[全般]サプライズの米雇用統計でFRB利上げ期待後退
米雇用統計は非農業部門雇用者数が3万8000人増と予想の16万人増を大きく下回った。米国大手通信会社ベライゾンのストライキと重なり3万5千人が失業として取り扱われることから、一部では数字にブレがあるとの見方もあった。また、悪天候による就業不能となった人数も前月より3万人増加した。しかし、それらを除いても余りにも減少幅は大きい。一方、失業率は4.7%と前月の5.0%から0.3%も低下したが、労働参加率の低下によるものとみられ市場の反応は限られた。
結果的にドルは全面安となり、ドル円は106円台半ばまで下落した。市場はこの結果を受け、FRBの早期利上げは難しいとの見方が広がったことで安全な米国債や円などに資金をシフトさせた。
一方、株式市場は早期利上げ期待が後退したにも拘らず三指数ともに下落。米国経済への懸念が金利低下の期待を上回った。
先週はサミットが終了し新たなアベノミクス期待などが一時的に高まり円安に傾くかと思われた。しかし、消費増税先送りなどで材料出尽くしとの見方や、海外勢はアベノミクスの失敗といった見方が広がった。また、日銀審議委員が追加緩和に対して否定的な見方を示したことなどから円高に傾き始めていた。そこに、今回の雇用統計の悪化による米利上げ期待の後退でドル安がドル円を更に押し下げた。
今週は月曜日にイエレン議長の講演があり、この雇用統計の結果をどう受け止めるかに注目が集まる。次回6月の雇用統計が予想以上の雇用者数増加となれば7月利上げの可能性は辛うじて残ることになる。悲観的な見方が一気に進んだことで、次に利上げ期待が高まる時には今回と全く反対の動きになるだろう。
それまでは思惑などで不安定な動きが続く中で、今週のドルの上値は限定的とみた方がよさそうだ。
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[米ドル円]イベントリスクは残る

東京市場が始まってすぐに佐藤日銀審議委員が「マイナス金利は緩和ではなく寧ろ引き締め的」「2%物価目標は無理して達成する必要はない」と発言。本来なら余り反応しない市場も、ドル円の下落が続いていた時だけに反応。109円を割り込み108円84銭まで下落した。その後は109円30銭まで買い戻しも見られたが戻り売りに上値を抑えられた。
NY時間に開かれたOPEC会合で増産凍結は合意に至らず原油価格が下落。つられてNY株価が下落するとドル円はこの日の安値となる108円53銭まで下落。このレベルはフィボナッチの半値戻しでもあり下げ止まった。
昨日でOPEC総会やECB理事会というイベントリスクは終了。しかし、今日は今週最も注目される米雇用統計というイベントが控える。
予想通りの結果であればFOMCの早期利上げ期待が高まり、素直にドル買いに反応するとみる。反対に予想を下回る内容となれば一時的に108円を割り込むリスクも残る。
ただ、ドル円はこの二日間でドルロングポジションが大分解消されている。利上げ期待後退は株価の上昇にも繋がることから、押し目は拾っていきたい。
ドル円予想レンジ:110円00銭(転換線)~108円50銭(50%)
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[ユーロ米ドル]ECB緩和余地残す

ECB理事会は現行の政策金利を予想通り据え置きを決定。市場の反応は見られなかった。しかし、その後のドラギ総裁記者会見では「成長リスクは下方向に傾いている」と発言し、市場は発言後ユーロ買いに動いた。しかし、発表前に既にユーロは上昇していたことから、戻り売りに上値を抑えられ下落に転じた。
結局、今回追加緩和を見送ったことで市場は緩和余地ありとの見方が高まった。
今日の米雇用統計で予想通りの結果となればドル買いの動きが強まり、ユーロは上昇チャネルの下限を下回る可能性が高いとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1180~1.1060(50%)
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[カナダドル円]原油価格の底堅さ確認

OPEC総会では増産凍結合意には至らず原油価格は一時1バレル47ドル台まで下落。これを受けカナダ円も82円67銭まで下落した。しかし、その後発表された週間原油在庫が減少したことが伝わると原油価格は49ドル台に戻された。カナダドルもこれを好感し上昇。また、NY株式市場も上昇に転じたことでリスクオンの円売りも加わりカナダ円は83円台に押し戻され、そのままNYを引けている。
OPEC総会ではそれ程期待は高まっていなかったものの、それでも原油価格が50ドル近くにとどまった。原油価格の底堅さが確認された格好だ。
カナダの山火事などで一旦は下落したカナダドルだが、ここにきて悪材料も出尽くし感がある。底値も今年に入り徐々に切り上がっており、上昇トレンドは継続している。82円付近を下回らない限りこのトレンドは継続。
カナダ円予想レンジ:83円80銭(38.2%)~82円70銭
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[全般]米雇用統計予想通りならドル買いへ
日経平均株価が下落しドル円も上値の重い展開で始まった矢先、佐藤日銀審議委員が「マイナス金利は緩和効果どころか寧ろ引き締め的」「2%物価目標は無理して達成する必要はない」等の発言で日銀の追加緩和の可能性が後退。この発言を機にドル円は109円を割り込み、日経平均株価も下落幅を拡大した。結局日経平均は343円安と続落。
欧州時間に開かれたECB理事会では予想通り政策金利やマイナス金利は据え置かれたが、市場の反応は見られなかった。しかし、その後のドラギ総裁記者会見でユーロは上昇後下落に転じた。ドラギ総裁は「成長リスクは下方向に傾いている」「リスクは世界経済や英国国民投票に関係している」と発言。今後も必要ならあらゆる行動を実施するとしたが、特に目立った内容はなかった。しかし、市場は今後の緩和余地を残したとの見方もありユーロ売りが強まった。
NY市場では注目のOPEC総会が開かれたが、サウジが生産上限を設置するのは時期尚早とした。また、イランが制裁前の水準に戻したいという事もあり増産凍結に反対する等、予想通り合意に至らなかった。これを受け原油価格は一時48ドルを割り込みNY株式市場も軟調なスタートとなった。ドル円もリスク回避の動きが強まり108円53銭まで下落した。
しかし、その後発表された週間在庫で原油やガソリンが減少したことを受け原油価格は反発。NY株式市場も上昇に転じたことでドル円も反発して引けてきた。
全般にリスク回避の動きが強まる中で、本日は注目の雇用統計が発表される。
既に全体的なポジションは縮小されており、今回の失業率が4.9%でNFPRが16万人増と予想通りの数字であれば早期利上げ期待が高まりドルは素直に上昇するとみる。一方でNY株式市場は既に織り込み始めており、大きな下落はないとみている。
ただ、英国EU離脱問題や日銀の追加緩和への期待が後退する中で、円高リスクは当面燻ぶる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]一目の雲の下限下回る

110円後半で推移していたドル円は東京時間の午後に入ったところで纏まった売りが散見。安倍首相が消費増税延期を表明したことで材料出尽くしとの見方から売りに繋がったとみられ、109円台に突入。強いサポートとみられた一目の雲の下限が位置する110円30銭付近をすんなりと割り込んだ。その後雲の下限が上値を抑える格好で上値の重い展開が続いた。欧州市場ではユーロが買われたことでドルは全般に売りが強まり、ドル円はNY時間に109円06銭まで下落。その後発表されたISM製造業景況指数は50を上回ったことで反発したが戻し幅は限定的となっている。
今日はOPEC総会やECB理事会が開かれることから、イベントリスクの高まりから再度109円を試す展開も予想される。しかし、イベントが終了すれば買い戻しが入るとみて、押し目買いを狙いたい。
ドル円予想レンジ:110円30銭(雲の下限)~108円80銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロポンド]ECB緩和期待後退と英国EU離脱懸念

昨日の世論調査では英国のEU離脱支持と残留支持が41%で並んだことが報道された。前日には離脱支持が上回ったとの報道もあり、実際に国民投票でどちらに傾くか全くわからない状況が続いている。どちらになるか分からないという事自体がリスクであり、ポンド売りが加速している。一方、今日のECB理事会では政策金利が据え置かれると予想される。
ドラギ総裁は今後追加利下げの可能性は低いとの見方を示したことで、ユーロの下値は徐々に切り上がってきている。
本日のドラギ総裁記者会見で改めて追加利下げに否定的な発言をするならユーロは一段の上昇に繋がる。
ポンドは既にショートカバーが一巡しているだけにまだ下値余地がある。それに対し、ユーロはまだ上昇余地がある。
ボリンジャーバンドの中心線とフィボナッチ38.2%戻しレベルである0.7770ポンド付近で昨日は上値を抑えられた。このレベルを上抜けるようなら50%戻しの0.7840ポンド付近が次の上値目途となる。
ユーロポンド予想レンジ: 0.7840(50%)~0.7720
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[豪ドル円]追加緩和期待の後退で底固め

昨日の東京時間に発表された豪州1-3月期GDPは前年同期比で3.1%と予想の2.8%を上回った。前日発表された住宅建設許可件数も豪州の景気回復を示すものとなり、これまでの追加緩和期待は後退。また、この日発表された中国製造業PMIも好不況の節目となる50を保つなど、中国景気減速懸念も後退。
昨日は対ドルでの豪ドルは堅調な地合いを示したものの、ドル円が急落したことで豪ドル円は押し下げられた。
ドル円が下げ止まれば豪ドル円も上昇に転じることが出来るという事だ。
今日はOPEC総会やECB理事会が開かれることから、再度リスクオフによる円買いが強まる場面も予想しておきたい。昨日の安値レベルである79円を下回るようなら、78円ミドル付近までの下押しもありそうだ。
RBAの利下げ後に付けた安値78円18銭付近に損切りを置き、押し目を拾いたい。
豪ドル円予想レンジ:79円90銭(50%)~79円00銭
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[全般]イベントリスクと消費増税延期で円高進行
東京市場では前日からドル円はやや上値の重いものの、落ち着いた動きで始まった。日経平均株価も軟調なスタートとなった。しかし、午後に入りドル円の纏まった売りが入ると110円を割り込んだ。これを受け日経平均株価も急落するなど、一気にリスクオフの動きが強まった。安倍首相が正式に消費増税延期を表明したことも円高要因となったとの見方もある。所謂材料出尽くしというものだが、それだけではない。
ここにきてイベントリスクが燻ぶり始めたためと考えられる。
今日6月2日はECB理事会やOPEC総会が開かれる。
OPEC総会ではイランが生産凍結に応じない姿勢を示しており、増産凍結に向けた合意が決裂すれば原油価格が下落し株価も下落。円高要因となる。
ECB理事会では追加緩和が見送られるとともに、追加利下げの可能性が改めて否定されるとの見方もある。そうなればユーロが更に上昇しドル安が強まりかねない。
また、昨日は英国のEU残留・離脱支持が41%で並んでいるとの報道もあり、今月23日の国民投票まで市場には不安感が漂う。
更に、明日の米雇用統計というビッグイベントが控える中で、安全通貨の円に買いが入ったとみられる。ただ、これらも急激に上昇したドル円の調整の範囲であり、イベントが通過すれば再び円安ドル高の流れに戻るとみる。
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[米ドル円]一目の雲のレンジ

前日急速に上昇した反動もあり、ドル円は111円を割り込むなど上値の重い展開で始まった。しかし、日経平均株価の上昇に伴い111円台に復活。押し目を買う動きが目立った。
欧州市場ではポンドやユーロが大きく動きドル円は蚊帳の外となり111円を挟んでの小動き。
NY市場では4月の個人消費が予想を上回ったことでドル円は112円20銭付近まで買われた。しかし、その後発表された消費者信頼感指数が予想を大きく下回ったことで失望売りが強まりドル円はこの日の安値110円51銭まで下落した。
連休明けのNY市場では先週末にイエレン議長が早期利上げの可能性を示したことから、利上げ期待は高い。ただ、英国のEU離脱懸念や週末の雇用統計などを控え慎重な動きが目立った。
今日はISM製造業景況指数やベージュブック発表により、利上げ期待からのドル買いが強まる可能性が高い。それまでは一目の雲の中でのレンジの動きになりそうだ。
ドル円予想レンジ:111円25銭(雲の上限)~110円25銭(雲の下限)
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[ポンド米ドル]EU離脱懸念でポンド急落

東京市場の早朝から滅多に動きがないポンドが激しい動きを示した。
テクニカル的に1.47ドルミドルを上回ればもう一段の上昇が見込めることもあり、投機筋が仕掛けたと思われる。結果的に1.4722ドルで買いが続かず押し戻された。連休明けのロンドン勢は東京で上値の重さを確認したことで売りから参入。1.45ドルミドル付近まで売り込まれたが依然としてEU残留への期待もあり1.46ドルミドルまで100ポイント余り反発。
ところが、NY時間にポンドは急落。世論調査で英国のEU離脱支持が残留支持を上回ったことが伝えられポンドは対ドルだけではなく対ユーロでも纏まった売りが入った。
6月23日の国民投票が近づくにつれ、ポンドの変動率は更に高まることになるだろう。ほぼポンドショートは一巡した感もありどちらにも動きやすい状況となった。
市場はリスクに敏感なだけに、どちらかといえば売り材料に反応しやすい。戻したところでは売りで入りたい。
ポンドドル予想レンジ:1.4530(BB中心線)~1.4340(BB下限)
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[豪ドル円]目先ダブルトップ

東京時間に発表された1-3月期の経常収支の赤字額は-208億豪ドルと市場予想の-195億豪ドルを上回ったが、純輸出が復調改善。また、同時に発表された豪州住宅建設許可件数が3.0%と予想の‐3.0%を大きく上回ったことで豪ドル円は一気に1円近く上昇に転じた。RBAが利下げを実施し、豪ドルが急落した後の戻り高値となる80円65銭とほぼ同レベルの80円66銭まで上昇。しかし、買いの勢いは続かず失速し80円前半まで押し戻された。
欧州市場で再度80円63銭まで上昇したものの再度売りに押されるなど、目先ダブルトップを形成。NY市場に入っても売りが止まらず79円75銭まで下落した。
豪州経済指標は徐々に改善がみられることから追加緩和期待は後退。
中期的な上昇トレンドは継続しており豪ドル買いの機会を狙いたいが、目先は80円ミドルから78円ミドルのもみ合いが継続。
押し目は丁寧に拾っていきたい。
豪ドル円予想レンジ:80円40銭(5月12日高値)~79円50銭(50%)
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[全般]連休明け欧米市場でポンドやユーロ乱高下
東京市場では前日に大きく上昇したドル円の反動から売りも見られたが111円を挟んでの小動き。一方、朝方からポンドの買いが先行し1.4722ドルまで上昇。アジア市場でポンドがこのような動きを示すのは珍しく投機筋が中心と思われた。
欧州市場にかけて利食い売りに押し戻されたものの、下げたところで欧州勢によるユーロポンドの買いが入りポンドは下落に転じた。しかし、EU残留への思惑から下げたところでポンドの買い戻しが見られた。
連休明けとなったNY市場ではこの日発表された米4月PCEが1.0%と予想の0.7%を上回った。しかし、コアデフレーターは0.2%と予想通りとなり市場の反応は限定的となるなど、静かな幕開けとなった。ところが、一部の世論調査で英国のEU離脱支持が残留支持を上回ったことが伝わると一転。ポンドが大きく下落し、それにつられてユーロも下落に転じた。
NYダウも軟調な地合いとなりリスクオフの動きから円買いが進んだことでドル円も110円ミドル付近まで押し戻された。
先週末にイエレン議長が早期利上げの可能性を示したこともあり、市場は荒っぽい動きが目立つ。
連休明けのNY勢のメインテーマはFRBの利上げに集まることから、そろそろドルを中心とした相場展開に戻るとみている。
本日発表される米5月ISM製造業指数が予想を上回る結果となればドル上昇のきっかけになりそうだ。
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