ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-06

[米ドル円]一目の雲の下限下回る

(米ドル円日足)

USD_JPY_20160602_hiashi.jpg

110円後半で推移していたドル円は東京時間の午後に入ったところで纏まった売りが散見。安倍首相が消費増税延期を表明したことで材料出尽くしとの見方から売りに繋がったとみられ、109円台に突入。強いサポートとみられた一目の雲の下限が位置する110円30銭付近をすんなりと割り込んだ。その後雲の下限が上値を抑える格好で上値の重い展開が続いた。欧州市場ではユーロが買われたことでドルは全般に売りが強まり、ドル円はNY時間に109円06銭まで下落。その後発表されたISM製造業景況指数は50を上回ったことで反発したが戻し幅は限定的となっている。
今日はOPEC総会やECB理事会が開かれることから、イベントリスクの高まりから再度109円を試す展開も予想される。しかし、イベントが終了すれば買い戻しが入るとみて、押し目買いを狙いたい。

ドル円予想レンジ:110円30銭(雲の下限)~108円80銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロポンド]ECB緩和期待後退と英国EU離脱懸念

(ユーロポンド日足)

EUR_GBP_20160602_hiashi.jpg

昨日の世論調査では英国のEU離脱支持と残留支持が41%で並んだことが報道された。前日には離脱支持が上回ったとの報道もあり、実際に国民投票でどちらに傾くか全くわからない状況が続いている。どちらになるか分からないという事自体がリスクであり、ポンド売りが加速している。一方、今日のECB理事会では政策金利が据え置かれると予想される。
ドラギ総裁は今後追加利下げの可能性は低いとの見方を示したことで、ユーロの下値は徐々に切り上がってきている。
本日のドラギ総裁記者会見で改めて追加利下げに否定的な発言をするならユーロは一段の上昇に繋がる。
ポンドは既にショートカバーが一巡しているだけにまだ下値余地がある。それに対し、ユーロはまだ上昇余地がある。
ボリンジャーバンドの中心線とフィボナッチ38.2%戻しレベルである0.7770ポンド付近で昨日は上値を抑えられた。このレベルを上抜けるようなら50%戻しの0.7840ポンド付近が次の上値目途となる。

ユーロポンド予想レンジ: 0.7840(50%)~0.7720

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[豪ドル円]追加緩和期待の後退で底固め

(豪ドル円2時間足)


昨日の東京時間に発表された豪州1-3月期GDPは前年同期比で3.1%と予想の2.8%を上回った。前日発表された住宅建設許可件数も豪州の景気回復を示すものとなり、これまでの追加緩和期待は後退。また、この日発表された中国製造業PMIも好不況の節目となる50を保つなど、中国景気減速懸念も後退。
昨日は対ドルでの豪ドルは堅調な地合いを示したものの、ドル円が急落したことで豪ドル円は押し下げられた。
ドル円が下げ止まれば豪ドル円も上昇に転じることが出来るという事だ。
今日はOPEC総会やECB理事会が開かれることから、再度リスクオフによる円買いが強まる場面も予想しておきたい。昨日の安値レベルである79円を下回るようなら、78円ミドル付近までの下押しもありそうだ。
RBAの利下げ後に付けた安値78円18銭付近に損切りを置き、押し目を拾いたい。

豪ドル円予想レンジ:79円90銭(50%)~79円00銭

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[全般]イベントリスクと消費増税延期で円高進行

ドル円が一気に2円近く下落するなど、一日で一気に円高が進んだ。
東京市場では前日からドル円はやや上値の重いものの、落ち着いた動きで始まった。日経平均株価も軟調なスタートとなった。しかし、午後に入りドル円の纏まった売りが入ると110円を割り込んだ。これを受け日経平均株価も急落するなど、一気にリスクオフの動きが強まった。安倍首相が正式に消費増税延期を表明したことも円高要因となったとの見方もある。所謂材料出尽くしというものだが、それだけではない。
ここにきてイベントリスクが燻ぶり始めたためと考えられる。
今日6月2日はECB理事会やOPEC総会が開かれる。
OPEC総会ではイランが生産凍結に応じない姿勢を示しており、増産凍結に向けた合意が決裂すれば原油価格が下落し株価も下落。円高要因となる。
ECB理事会では追加緩和が見送られるとともに、追加利下げの可能性が改めて否定されるとの見方もある。そうなればユーロが更に上昇しドル安が強まりかねない。
また、昨日は英国のEU残留・離脱支持が41%で並んでいるとの報道もあり、今月23日の国民投票まで市場には不安感が漂う。
更に、明日の米雇用統計というビッグイベントが控える中で、安全通貨の円に買いが入ったとみられる。ただ、これらも急激に上昇したドル円の調整の範囲であり、イベントが通過すれば再び円安ドル高の流れに戻るとみる。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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