[米ドル円]谷深ければ山高し

東京市場ではジリジリと円高の動きが強まるなかでドル円は106円ミドル付近まで下落。
欧州市場に入ったところでポンド円などクロス円の売りが強まったことでドル円はこの日の安値となる106円26銭まで下落。その後はもみ合いが続いた。
NY市場でも前日高値を更新したNYダウや原油価格も利食い売りなどに押されて始まった。しかし、午後に入ると下げ幅を急速に縮小したことでリスク回避の動きが後退。クロス円など全般に買い戻しが入り、ドル円も107円台を回復して引けてきた。
英国のEU離脱懸念や米国大統領選への不安感が燻ぶる中で、安全な円に買いが入りやすい地合いが続く。それだけに、ドル円ロングポジションは出来にくいともいえる。目先のロングが切らされたことで今日は上値を試す展開を予想する。ただし、円高リスクは常に抱えるドル円だけに戻したところでは売りを出しておきたい。
ドル円予想レンジ:107円60銭(50.0%)~106円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]長期金利低下でユーロ下落

欧州市場が始まったところでドラギ総裁が「ユーロ圏各国の改革が遅れた場合には経済的代償を支払う事になる」と発言。欧州各国の株式市場が軟調な地合いで始まり、各国長期金利が一斉に低下したことでユーロは下落して始まった。
NY市場に入ってもユーロ売りは止まらず、この日の安値となる1.1306ドルまで下落した。その後も買い戻しの動きは見られずほぼ安値圏で引けている。
英国のEU離脱を問う国民投票まで2週間を切ったことで、ポンドだけではなくユーロへの懸念も拡大し始めている。ユーロポンドやユーロ円といったクロスでも売りが目立った。
1.14ドルミドルまでは届かなかったものの、ヘッドアンドショルダーに近い形になった。
ボリンジャーバンドの中心線が位置し、フィボナッチ50%戻しの1.1260ドル付近が今日の下値目途とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1360~1.1260(BB中心、50%)
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[豪ドル米ドル]週末のポジション調整

早朝にRBNZ政策会合後にNZドルが急上昇した動きにつられて豪ドルも上昇して始まった。しかし、ドル円が軟調な地合いとなったことでクロス円全般に上値の重い展開となった。
欧州市場が始まったところでポンドが一気に下落したことで豪ドルもつられて下落。豪ドル円の売りも散見された。NY市場では前日に1バレル51ドル台の高値を付けた原油も利食い売りに押され、資源国通貨全般に売りの出やすい状況となった。
RBAによる追加緩和への期待は後退し、中国経済もここにきて落ち着きを取り戻しており豪ドル自体は売り材料に出尽くし感がある。
ただ、週末という事や、英国のEU離脱を問う国民投票が近づく中で先週から大きく上昇した調整の売りが出やすい。
昨日はボリンジャーバンドの上限を終値ベースで下回ったことで目先天井を付けた格好だ。
今週のRBA会合で上昇する前のレベルである0.73ドルミドルではフィボナッチ38.2%戻しのレベルでもあり強いサポートとみる。
豪ドルドル予想レンジ: 0.7460~0.7360(38.2%)
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[全般]材料難の中英国離脱不安感広がる
特に材料があったわけではないが漠然とした不安感が市場には漂っており、全般にポジションの巻き戻しとみられる動きが目立った。ドル円もクロス円の売りに押されて一時106円26銭まで下落した。
NY市場でも株式市場も欧州株式市場の動きにつられて軟調な地合いで始まり、安全資産としての米国債が買われ長期金利は低下。前日に1万8千ドル台に乗せたNYダウも利食い売りなどに押されるなど冴えない動きとなった。
ところが、NY市場の後場に入るとアジア市場で売られたクロス円の巻き戻しが入り結果的に往って来い。ドル円も107円台に乗せて終わるなど、結局材料難の中での投機的な動きとみられる。
今日は週末という事もあるが、特に目立った経済指標の発表もなく、動意が乏しくなるとみる。昨日はクロス円の下値を試したことで、底の堅さを確認。
今日は反対に上値の重さを試す展開になるか、或いはこう着状態に入るとみる。
いずれにしても、漠然とした不安感が漂う中で、ちょっとした材料で円高に振れ易い地合いが続きそうだ。
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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