[米ドル円]105円台では介入警戒感

英国国民投票が来週末に迫り、市場の不安感が高まる中で米国の銃乱射テロや中国景気への不安が更に市場のボラティリティーを高めている。
結果的に安全通貨としての円に資金が流れやすくなっており、ちょっとした悪材料でも円高に振れ易い地合いとなっている。
昨日は日経平均株価が引けにかけて582円安となりドル円は5月3日以来の安値105円74銭まで下落した。ここまで下落しても口先介入は見られなかったものの、流石に警戒感が高まり反発。その後も105円台を試したものの再度反発。
明日のFOMC会合を控えポジションを傾けにくいだけに、目先106円割れでは買いが並んでくるとみている。
ポンドを中心としたクロス円などの売りも一巡した感があり、目先はショートカバーが入りやすい状況とみる。ただ、時間足の下降チャネルは継続しており、その上限でありフィボナッチ50%戻しとなる106円後半では売りを出しておきたい。
ドル円予想レンジ:106円80銭(50%)~105円80銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]世論調査で残留支持が離脱支持上回る

英国のEU離脱への懸念が高まる中でポンドは対ドル対円、そして対ユーロでも売られやすい地合いが続いている。
週明け東京市場では米国銃撃テロなどの影響から円買いが強まる中でポンド円の売りも入るなど、ポンドは上値の重い展開で始まった。
欧州市場に入ると各国債券利回りが低下し株価も下落。ポンドドルはこの日の安値となる1.4116ドルまで下落した。
しかし、NY時間には一部の世論調査で残留支持が離脱支持を上回るとの噂からポンドは一気に買い戻しが入り1.43ドルまで上昇。ただ、噂という事もありジリジリと押し戻された。
ところが、その後ICM世論調査で離脱支持が47%で残留支持が53%と発表されたことで再度ポンドのショートカバーが入ったが、この時もすぐに押し戻された。
市場の不安心理が拡大したことで流動性が低下しており、値動きが通常よりも大きくなりやすくなっている。世論調査結果でこのように振り回されることが何度もあれば、そろそろ市場も反応が低下してくるとみる。離脱かどうかは全く今の段階では分からないものの、ポンドへの不安は常に燻ぶる。ポンドの上値は重いものの、FOMCを控えた買い戻しの動きが入りやすい。
ポンドドル予想レンジ:1.4380(50%)~1.4190
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[豪ドル円]レンジ相場の下限試す

週明けシドニー市場では不安心理の高まりから円買いの動きが先行。豪ドル円も上値の重い展開で始まった。その後発表された中国経済指標の鉱工業生産や小売売上高は予想通りとなったが、1-5月の固定資産投資が16年ぶりに10%を割り込んだ。ところが豪ドルが下げきれなかったことで寧ろ反発。豪ドルショートカバーのきっかけを作った。
リスク回避による日経平均や中国株価の下落などから円買いの動きが強まり、豪ドル円はこの日の安値となる78円07銭まで下落した。
この豪ドル円の78円付近というのはRBAが追加緩和を実施した後の安値であり、その後何度も跳ね返されるなどレンジの下限となっている。
このレベルを下回るようなら、2月12日に付けた安値77円55銭が次の底値目途となる。
このレンジの下限で再度下げ止まるようなら上限となる80円台を試す展開となりそうだ。
豪ドル円予想レンジ: 78円80銭~77円80銭(BB下限)
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[全般]不安の高まりから円全面高
前日の日曜日に米国で50人近くが銃乱射で死亡し、それがテロの犯行との見方が広がった。英国のEU離脱を問う国民投票が近づいていることから、不安感が拡大する中での事件という事もあり市場は敏感に反応。また、その後発表された中国1-5月固定資産投資が16年ぶりに10%を下回ったことも市場の不安を拡大。ドル円は106円を割り込み105円74銭の安値を付けた。連休明けとなる中国株式市場も軟調な地合いをとるなど全般にリスク回避の動きが高まった。
欧州市場ではポンド売りが止まらず対ドルでは1.41ドル前半まで下落。対円でも149円44銭と2013年8月以来の安値を更新。ポンド円が下落したことでユーロ円やその他のクロス円も軒並み下落した。
しかし、NY時間に一部の世論調査で英国のEU残留支持が離脱支持を大きく上回ったとの話が広がりポンド円の買い戻しが一気に進んだ。同時にドル円やクロス円も上昇する等、荒っぽい動きが続いている。
英国のEU離脱への懸念が市場の不安感を拡大させており、ちょっとした悪材料に対して過度に反応しやすくなっている。また、市場の流動性が低下していることから値動きも通常より大きくなる。
明日はFOMC会合の結果が発表されるが、その結果次第で大きく値が飛ぶ可能性もある。
基本的にリスク回避の円高の動きは英国国民投票が終わるまでは継続することになり、今は円ロングに偏りやすい。それだけに、その振り落としの動きも大きくなりやすいことから短期取引に徹したい。
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