ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-06

[米ドル円]円高リスク継続

(米ドル円時間足)


東京市場の早朝にドル円はショートカバーが入り106円40銭付近まで上昇したものの、再び押し戻された。英国EU離脱への懸念が燻ぶる中で円買いの動きが強まり106円を再度割り込んだ。日経平均株価も1万6千円を割り込むと更にリスク回避の円高が進みクロス円も全面安。
欧州市場でもユーロを中心にクロス円の売りが強まるとドル円も105円64銭まで下落。今年最安値の105円54銭まで目と鼻の先まで近づいた。しかし、介入警戒感もありショートカバーで106円台に押し戻された。
日米欧の長期金利が低下する中で、円とドルが買われやすくなっている。
明日未明に発表されるFOMC会合結果次第ではリスク回避の動きから105円ミドルを下回る可能性は十分ある。
ただ、介入警戒感が更に強まることから、下押し後の反発には要注意。

ドル円予想レンジ:106円80銭(50%)~105円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]独長期金利低下で安値更新

(ユーロ円時間足)


英国のEU離脱懸念が高まる中で安全資産であるドイツ10年債が上昇。マイナス0.004%まで史上最低のレベルに低下した。ユーロは全般に売りが強まりユーロ円は2013年1月以来の安値118円51銭まで下落した。
一方、日本の長期金利も‐0.175%とこちらも過去最低まで低下したものの、円は全面高となった。英国のEU離脱懸念による市場のリスク回避の動きが市場を委縮させている。
明日未明のFOMCでは利上げ期待が高まったとしても株式市場が下落すれば円高に反応。どちらにしても円高リスクは付きまとうものの、イベントリスクが一つ終わったことで一時的にユーロショートカバーが入りやすくなるとみる。
ただ、来週の英国国民投票を控え再び円高圧力は継続。最終的に下落トレンドは変わらず戻り売りを狙う。

ユーロ円予想レンジ:120円10銭(38.2%)~118円00銭

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[豪ドル円]77円ミドルの面合わせ

(豪ドル円日足)


東京市場で円高が進んだことで豪ドル円の投げも散見。欧州市場に入るとドイツ10年債がマイナス金利に突入。これを受けユーロが下落すると豪ドルも対ドル対円で連れ安。豪ドル円は今年2月11日に付けた最安値77円55銭を下回る77円51銭まで下落し面合わせとなった。このレベルにはボリンジャーバンドの下限も位置する。
結局、下抜け出来ずに78円32銭まで反発するなど、一先ず下げ止まり感が出始めている。
ただ、リスク回避の動きは来週の英国国民投票の結果を見るまでは継続。上値も限定的とみる。

豪ドル円予想レンジ:79円00銭~ 77円40銭(BB下限)

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[全般]ドル高円高ユーロ安

英国のEU離脱懸念が燻ぶる中でドイツ10年債利回りが過去最低のマイナス0.004%に低下。
ユーロが対ドルそして対円でも売りが強まり、結局円高ドル高の動きに繋がった。
東京時間には日経平均株価が1万6千円を割り込み、ドル円も106円を割り込むなど、リスク回避の動きで始まった。つられて豪ドル円などクロス円の売りも散見された。
欧州市場に入るとドイツ10年債利回りが過去最低のマイナス0.003%に低下したことでユーロ売りが強まると同時にユーロ円を中心にクロス円が全面安。
NY市場ではこの日発表された5月小売売上高が0.5%と予想の0.3%を上回るなど、好調な米国経済が示されたが市場は無反応。英国離脱懸念が市場の不安心理を高めている。ドイツ債だけではなく米長期金利も低下。一時1.56%台に低下したものの、今日のFOMC会合を控え巻き戻しの動きが強まった。世界的な金利低下の中で日本の長期金利も一時マイナス0.175%と過去最低を記録したものの、安全通貨である円は依然として買われやすいままだ。結局、クロス円の売りが強まったことで円高ドル高双方の動きが強まり、ドル円は106円を挟んでの一進一退を繰り返している。
明日未明にはFOMC声明が発表されるが、ドットチャートとイエレン議長の発言に注目が集まる。
ドットチャートで年2回の利上げは既に織り込んでおり、一回の利上げに留まるようならドル安に反応するだろう。ただ、米長期金利がここまで低下するとイエレン議長も市場に利上げの可能性を織り込ませるような強気の発言をする可能性もある。
そうなればドル円は上昇するものの、その時の株式市場がネガティブに反応すれば円高が強まることになる。
いずれにしても、来週の英国国民投票の結果を見るまではリスク回避の円高に反応しやすい地合いは続く。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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