[米ドル円]英国国民投票次第では100円割れも

23日に行われる英国国民投票次第でドル円は天国と地獄のどちらかに向かうことになりそうだ。
それまでは少なくとも円高リスクが燻ぶることは間違いなく、ちょっとした悪材料でも円高に振れ易い状況が続くだろう。ただ、投票直前にはポジション調整のドル円やクロス円の買い戻しの動きが強まるとみている。
国民投票の結果、EU離脱となれば一気にリスク回避の動きが強まりドル円は100円を割り込む可能性が高い。しかし、急激な円高に対して本邦からのドル買い介入が出る可能性もある。その時は相当な規模になると予想されドル円は大きく反発するといった大相場になると考えられる。
反対に、残留となれば市場にとって安心感が広がり、円高の巻き戻しが一気に入ることになる。上値目途としては108円から110円を想定している。
いずれにしても、英国国民投票がドル円の今後の動きを決定することになるだろう。
今種のドル円予想レンジ:108円00銭~100円60銭(50%)
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[ポンド円]急落か急上昇

23日に行われるEU離脱を問う国民投票はポンドにとっても市場にとっても大きな分水嶺になるだろう。
先週はEU残留派の労働党議員が射殺されるというショッキングなニュースが伝わり、ポンド円は上昇に転じた。この死により、市場では同情票による残留派支持が増えるとの見方が広がったためだ。週明けのポンド円はその延長上にあり底堅い動きが予想される。
ただ、投票はどちらに傾くか蓋を開けてみないと全く分からない状況であることに変わりはない。発表前には再びポジション調整の売りが強まるとみている。
もし、残留となればポンドは対ドル対円、そして対ユーロでも買い戻しが一気に入ることになるだろう。ただ、票が拮抗しているようなら上値も限定されることになる。
ただ、勢いはかなり強まるとみて一時的に週足ボリンジャーバンドの中心線160円付近までの上昇も視野に入る。
反対に、離脱となれば票の差は関係なしにパニック的な売りが強まると予想される。
下値目途としてはボリンジャーバンド(-3σ)の下限となる140円付近が一つの目安になる。
今週のポンド円予想レンジ:160円00銭(BB中心線)~140円00銭(BB下限)
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[豪ドル円]英国国民投票を睨む

先週はリスク回避と同時に日米金融政策会合による金利差縮小による円高が進んだことで豪ドル円は上値の重い展開が続いた。また、原油価格も英国国民投票を控えポジション調整と思われる売りに押されたことで豪ドル自体も上値が抑えられた。
今週は注目の英国のEU離脱を問う国民投票が23日に行われる。
結果次第でどちらにも大きく放れることは間違いない。今の時点ではどちらに向かうかは誰にも分からない状況で、予想する必要もない。発表前は目先のポジションを縮小する動きが強まるとみている。
上値目途としては4月末に実施した利下げによる豪ドル下落後の戻り高値となる81円付近。下値はボリンジャーバンド(-3σ)の下限となる73円付近。このレベルは2011年11月の安値付近となる。
今週の豪ドル円予想レンジ:81円00銭(50%)~73円00銭(BB下限)
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[全般]英国国民投票は市場の分岐点
FOMCでは今後更に緩やかな利上げが見込まれドルの上値が抑えられた。一方、日銀会合では追加緩和が見送られたことでドル円やクロス円の売りが強まり円全面高となった。
また、英国のEU残留を訴えていた労働党議員が射殺されたことで、残留支持が増えるのではといった思惑が広がりポンドの買い戻しが強まった。
先週はFRB、日銀、スイス中銀、そしてBOEの各会合で英国国民投票の行方を懸念する声がそれぞれ高まった。
世界が注目する英国国民投票が今週23日に行われ、市場の注目が集まる。
もし、EUからの離脱という事になれば市場にとって大きなリスクとなり、ポンドやユーロの急落に繋がる。また、安全通貨としての円が更に上昇することは間違いない。急激な変動に対しては為替介入が許されており、そのときに日本は一気に円売り介入に入ると思われる。いずれにしても、市場にとって英国のEU離脱は大きなショックであり、市場の混乱を招くことは間違いない。
反対に、もし残留という事になれば市場には安心感が広がりポンドやユーロの買い戻しが入ると同時に円は全面安となる。
結果次第でまったく異なる相場展開となり、市場の分岐点ともなる。
投票結果は全く五分五分の状態であり、23日までは円高リスクが継続することになる。
市場にとって大きなイベントリスクとなる国民投票が終わった後は、次の焦点は米国金融政策の行方に戻ることになる。
残留という事になればFRBの利上げ観測が再び高まり、ドル円にとっては更なる上昇が見込めることになるだろう。
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