[米ドル円]クロス円の買い動かず

直近の世論調査で英国のEU残留支持が増えていることから市場には安心感が広がった。リスク回避の動きが後退したものの、ドル円は依然として上値の重い展開が続いている。
ポンドやユーロが上昇したにも拘わらず、クロス円の買いが見当たらないことが要因とみられる。結果的にドル売りが先行する格好でドル円を押し下げた格好だ。
ただ、この時点で円を積極的に買う動きは見られず下値も前回付けた安値103円55銭近辺では短期筋の買いが並ぶとみている。
今日はイエレン議長の議会証言があり、EU残留が決定した後を意識したタカ派的な見方が示される可能性もある。ただ、国民投票の結果を見るまでは、どちらにしてもポジションは偏らせにくい。
ドル円予想レンジ:104円60銭(38.2%)~103円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロポンド]ポジション調整の売り

ブックメーカーでは残留確率が83%まで上昇したところもあり、ポンドショートの巻き戻しが一気に強まった。特にユーロに対しポンドショートが大きく偏り過ぎていたことからその反動が目立った。結局、ボリンジャーバンドの上限も位置した0.8のレジスタンスを抜けきれずにダブルトップを形成。そのタイミングで今回の射殺事件が下落の引き金を引いた格好だ。ボリンジャーバンドの中心線やフィボナッチ61.8%戻しのレベルも下抜けするなど、下落の勢いが強いことを示している。
ここまで売り切れないところが戻りの上値を抑えてくるだろう。今日も下落リスクが継続するとみるが、23日の国民投票は依然として予断を許さない状況に変わりはない。
調整の売りが終われば再び離脱が意識されそうだ。
ユーロポンド予想レンジ:0.7760(BB中心線)~0.7650
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[豪ドル米ドル]ダブルトップを意識

週明けシドニー市場では英国のEU離脱懸念が後退したことで、先週のNY終値を上回って始まった。東京市場でも株高円安の影響を受けリスク選好の豪ドル買いもみられた。
欧州時間には英国ブックメーカーで残留の可能性が83%に上昇したことが分かると、市場にはさらに安心感が広がった。
6月9日に付けた高値0.75ドルに迫る0.7478まで上昇したが一先ず押し戻されている。
0.7510にはボリンジャーバンドの上限も位置していることから意識された。
今回もこのレベルを上抜け出来ないとダブルトップを形成することで再び下落圧力が高まるとみる。
今日はRBA議事録が公開されるが、追加利下げの可能性が後退していることから再度上値を試すきっかけになりそうだ。その時に上値が抑えられるようなら売りから入りたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7510(BB上限)~ 0.7400(先週末NY終値)
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[全般]英国離脱懸念後退で安心感
日経平均株価は大きく上昇して始まり、ドル円も104円後半に上昇する等リスクオンの動きで始まった。しかし、実際に投票結果をみるまでは分からないという事もあり、円売りの動きは限られた。
ただ、最新のブックメーカーの予想オッズで残留確率が大きく上昇したことを受け欧米市場ではポンドは上昇の勢いを伸ばした。対ドルだけではなく対ユーロや資源国通貨に対しても買い戻しの動きが強まった。また、欧米株式市場にも安心感が広がり軒並み上昇に転じた。
今日はイエレン議長の議会証言が行われる、その発言に注目が集まる。
前回のFOMC会合後の発言では米経済の先行きに対し慎重な見方を示したことで為替市場の混乱を引き起こした。英国のEU離脱の可能性がある中での発言という事もあり、慎重な見方を示した可能性が高い。ここにきて残留の可能性の高まりから、投票後の米国利上げ期待を市場に織り込ませようとする発言が出るとの見方もある。
今の時点では残留か離脱かはわからない状況下で、市場の反応は限られるとみる。
ただ、英国国民投票の結果はどうあれ、ビッグイベントが終わるという事でイベントリスク自体は後退する。その時は再び米利上げ期待が高まることになりそうだ。
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