ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-06

[米ドル円]ダブルボトム形成

(米ドル円時間足)

USD_JPY_20160622_jikanashi.jpg

前日に引き続きドル円は上値の重い展開で始まった。しかし、早朝に103円59銭まで下落し反発。前回付けた最安値の103円55銭を割り込まなかったことで短期的にダブルボトムを形成。また、麻生財務相が口先介入をしたこともあり上昇に転じた。英国のEU残留の可能性が高まったことも時間差を伴い円安を進行させた格好だ。
この動きは欧米市場でも継続。最新の調査で残留派と離脱派が拮抗したことが伝わっても、市場は残留するとの見方が根強く残った。
イエレン議長の議会証言は前回の内容を踏襲するもので市場に影響は見られなかった。
過度な円高リスクは後退したものの、英国国民投票を控え市場のセンチメントは変わりやすい。105円台では売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:105円10銭~104円10銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]節目の1.47ドルミドル上抜けず

(ポンド米ドル8時間足)

GBP_USD_20160622_8jikanashi.jpg

先週末から英国のEU残留支持が増えたことからポンドショートの巻き戻しが入り、ポンドドルは安値から750ポイント余り上昇。上値の節目と見られた1.47ドルミドルを上抜け1.4780ドルを付けた。しかしそれも一時期なもので、その後1.46ドル付近まで押し戻された。英国の最新世論調査で残留支持45%、離脱支持44%と再び拮抗したことでポンド売りが強まった。
英国国民投票の結果は蓋を開けてみないとわからない。
市場では残留するとの見方が根強く残っており、過度なポンド売りに再び陥る気配は見られない。ただ、万が一離脱となればポンドの下落幅がどこまで拡大するか分からない。
1.47ドルミドル付近に戻したところでは売りを出しておきたい。

ポンドドル予想レンジ:1.4750~1.4490(38.2%)

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[豪ドル米ドル]トレンドライン上向きへ

(豪ドル米ドル日足)

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昨日公開されたRBA議事要旨では「金利据え置き決定はCPIの目標回帰に合致」など、追加利下げの可能性が後退したとの見方から豪ドル買いに反応。英国のEU残留期待もあり、市場には安心感が広がり豪ドル円でも買いが散見された。
欧州市場でも底堅い動きが続き、豪ドルドルはこの日の高値となる0.7510ドルまで上昇。しかし、英国最新世論調査で残留支持と離脱支持が拮抗していることが伝わると豪ドルは一気に下落に転じた。
0.75ドル台は6月9日に付けた高値で、そのレベルにはボリンジャーバンドの上限もあり上値を抑えた。結局、ダブルトップを形成した格好だが、ボリンジャーバンドの中心線は上向きに転換し始めている。下値の堅さを確認したところで再度0.75ドルを試すようなら上抜ける可能性が高いとみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7510(BB上限)~ 0.7400(先週末NY終値)

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[全般]英国離脱懸念燻ぶる中で米利上げの行方

英国離脱懸念が後退したことで日経平均株が上昇しドル円も105円台に回復。しかし、依然としてリスクの燻ぶりは続く中で、米利上げの可能性に市場の注目は徐々に移り始めそうだ。
昨日の東京時間に麻生財務相の「為替の急激な変化は望ましくない」などの口先介入もありドル円は底堅い動きで推移。また、先週末からの英国EU残留期待からリスクオンの動きも目立った。
欧州市場もこの流れを継いでポンドやユーロは上昇して始まったものの、その後は失速。
英国世論調査で残留派45%、離脱派44%と再び拮抗していることが伝わったことで、再び不安感が広がった。また、ドラギECB総裁が追加緩和の可能性を示唆したことでユーロ売りが強まった。
NY市場では注目のイエレン議長の議会証言が行われた。「生産性の低下が長引く可能性がある」「経済見通しには不確実性が残る」など、前回のFOMCで米経済の先行きに対し慎重な見方を示したが、今回も殆ど変わらない内容となった。結局市場への影響は限定的となったが、ややハト派的な発言となった。
英国のEU離脱を問う国民投票が終わった後に、市場は再び米国金融政策に注目が集まると思われ、この発言はドルの上値を抑えるものとなりそうだ。
今日明日は英国国民投票を控え、更に慎重な動きにならざるを得ない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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