ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-06

[米ドル円]残留期待高まる

(米ドル円時間足)


ドル円は104円台でのこう着状態が続いている。
昨日の東京市場ではリスク回避の動きが強まりドル円は上値の重い展開で始まった。
しかし、欧州市場では残留への思惑が強いのか、株式市場は堅調に推移。ポンドやユーロも底堅い動きが目立った。しかし、NY時間に発表された最新世論調査で残留支持が離脱支持を下回ったことからポンドは下落。ドル円もつられて104円前半まで押し戻された。
ところが、早朝には別の世論調査で残留支持が51%、離脱支持49%という結果が示されたことで一転。薄商いの中でポンドが急騰しドル円も上昇に転じている。
市場は明日の東京市場で発表される投票結果を控え、どちらにも振られやすくなっている。
短期取引中心に買われ過ぎ、売られ過ぎの反動を狙うのも面白い。

ドル円予想レンジ:105円10銭~104円10銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]世論調査で一喜一憂

(ポンド米ドル日足)

GBP_USD_20160623_hiashi.jpg

早朝に発表された最新世論調査で残留支持が離脱支持を上回ったことを受けポンドは急騰。ポンドドルは節目と見られた1.47ドルミドルを明確に上抜けたことで損切りを巻き込みながら1.48ドルミドル付近まで上昇。NY終値1.47ドル付近から150ポイント近い上昇となった。NY市場では反対に離脱支持が残留支持を上回る結果が示されたことでポンドは下落するなど、一喜一憂。
今日の午後から実際に投票が開始されるが、その途中報告でも更に市場は敏感に反応するものと思われる。市場はどちらかといえば残留するとの見方に傾いているように見える。実際に残留となっても織り込み済みとなり、大きなポンド上昇には繋がらない可能性が高い。反対に、離脱となった時に反動からのポンドの下落幅は大きくなりそうだ。

ポンドドル予想レンジ:1.4880(61.8%、BB上限)~1.4650

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[豪ドル米ドル]ダブルトップ上限上回る

(豪ドル米ドル日足)


豪ドルドルは6月9日に付けた高値0.75ドルで前日跳ね返されたことでダブルトップ形成かと思われた。しかし、昨日のNY市場でその高値を超えて0.7525ドルまで上昇。ダブルトップを上抜けしたことで強気派が優勢となった。しかし、その後は07480ドル付近まで押し戻されるなど、まだ完全に上抜けしたとみるのはリスクがある。朝方発表された世論調査で英国残留期待が高まりポンドが上昇したことに伴い豪ドルドルも0.7525ドルの面合わせとなった。
市場の流動性が低下する中での上昇だけに、確実に上抜けしたかはまだ分からない。
0.7480ドル付近を固めることが出来れば、上値を試す展開も予想される。
しかし、明日の投票結果を見るまでは買いポジションを作るのは控えたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7570(61.8%、BB上限)~ 0.7480

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[全般]英国国民投票を控え警戒感広がる

今日の夕方からいよいよ英国国民投票が開始され、結果が判明する明日の東京市場に向け警戒感はピークに達するとみられる。
昨日の東京市場では英国国民投票に向けリスク回避の円買いと株安の動きで始まった。しかし、その後の欧州市場ではポンドやユーロも含め目先のポジション調整の買い戻しが見られた。
NY時間に発表された英国世論調査で残留支持44%離脱支持45%となったことでポンドやユーロが下落。ドル円も104円台後半から前半へ押し戻されるなど荒っぽい動きが目立った。英国国民投票を控え市場の流動性が低下しており、ちょっとした材料にも敏感に反応しやすい状況は今日も続く。
注目のイエレン議長の議会証言は前日の発言内容と変わらず、市場の反応は限定的となった。ただ、全般にドルの利上げに対する議長の明確な姿勢が見えず、議長自身の迷いも感じられた。
明日の午前中に投票結果が判明するので、戦場となる東京市場では大荒れになることが予想される。特にポンドやユーロのプライスが上下に大きく振らされ、プライスが取れないこともあるので注意したい。
もし離脱となればポンドやユーロの下落とともにドル円も100円割れを試す展開が予想される。ただ、日銀のおひざ元という事もあり口先介入や実際の介入も入ると思われ、一気に上昇に転じる可能性もある。
一方、残留の場合はある程度市場は織り込んでいることもありポンドやドル円の上昇幅は下落よりも穏やかなものになりそうだ。
どちらにしても、結果が判明するまではポジションを縮小しておきたい。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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