ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-06

[米ドル円]残留支持有利で円売り加速

(米ドル円日足)


早朝に発表された世論調査で残留支持が離脱支持を上回ったことが伝わりドル円は104円後半まで上昇。しかし、15時に投票が始まったところでポンド円のまとまった売りが出てドル円は一時104円05銭まで急落。その後は再び残留支持が有利との調査報告が出てポンドが上昇するとドル円も105円後半に上昇。NY市場では原油価格や株式市場が上昇したことでドル円も底堅さをキープ。
日本時間の朝6時に投票が締め切られ、出口調査で残留支持有利との報道が伝わるとドル円は一気に106円80銭付近まで上昇。この調査は前回スコットランドでも当てるなど市場の信頼度が高く、ほぼ残留決定との見方が強まった。
6時半時点で大分織り込んだと言っても、更に確実性が高まればもう一段の上昇が見込めそうだ。ただ、実際に決定した場合には「噂で買って事実で売る」の格言通りになる可能性もあり注意したい。
上値目途はフィボナッチ50%戻しでもあり、ボリンジャーバンドの中心線の位置する107円ミドルとみる。

ドル円予想レンジ:107円50銭(50%)~105円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]残留見通しで高値更新

(ポンド米ドル日足)


英国国民投票が始まりポンドは既に上昇に転じていた。
世論調査では残留支持が有利との報道が相次ぐ中でポンドは東京の早朝から上昇が始まった。今年最高値となる1.4780ドルを上抜け1.48ドルミドルまで上昇。15時投票が始まったところで一旦はまとまった売りが出て1.47ドル前半まで押し戻されたが再び上昇。ロンドン市場では1.49ドルミドルまで上昇した。ヘッジファンドなどが独自の調査で残留支持が有利との情報を既に得てポンド買いに入ったとの見方もあった。しかし、英国が大雨となったことで離脱派有利との思惑が広がるとポンドは投げ売りが一気に出て、1.47ドル前半まで200ポイント余り下落。しかし、その後の調査で再び残留派有利の報告が流れポンドドルは1.49ドル台に上昇。
投票の終了した日本時間の6時には出口調査の結果が残留派有利との報道でポンドは一気に1.5ドル台に乗せるなど、ほぼ結果を織り込んだ状況となっている。
ボリンジャーバンドの上限にある1.4930ドルを一気に上抜けたことで次の上値目途は61.8%戻しの1.5120ドル付近とみる。ただ、ヘッジファンドなどの利食い売りがどこかで入る可能性もあり、予想外に押し戻されるリスクもあり注意したい。

ポンドドル予想レンジ:1.5120(61.8%)~1.4800

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル円]一目の雲に突入

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20160624_hiashi.jpg

朝方から英国残留期待が高まりリスクオンの円売りが豪ドル円を押し上げた。
ポンドやユーロが上昇したことでドル売りが円以外で強まり豪ドルも対ドルで上昇。
欧州市場ではこれまでのレジスタンスとみられた80円を明確に上回ったことで上昇の勢いが加速。ただ、一目の雲の下限が位置する81円を意識し、その手前で上げ止まった。
しかし、日本時間の6時に残留有利との出口調査結果が伝わると一気に81円ミドルまで上昇。まだ、残留派確実ではないものの市場にはリスクオンの動きが広がっており、上昇の勢いはもう暫く続くとみている。
次の上値目標は一目の雲の上限であり、フィボナッチ61.8%戻しとなる82円台前半が意識される。

豪ドル円予想レンジ:82円20銭(61.8%、雲の上限)~80円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]残留支持有利でリスクオン

世界が注目する英国国民投票が日本時間15時に始まった。早朝から世論調査で残留支持が離脱支持を上回る結果を示したことで、既にドルやポンド買いが進んだ。
欧州市場が始まり、新たな調査で残留支持が離脱支持を上回ったことで更にポンド買いが進んだ。
その後NY時間に英国が大雨との情報が流れると、若者の投票が減少することから離脱支持が増えるとの見方が広がりポンドは200ポイント近く下落した。しかし、ドル円は依然として底堅い動きが続いた。
ヘッジファンドなどが独自に調査をしてポンド買いに既に動き始め、そのポジション調整の売りが出ていたとの見方もあった。
NY市場では原油価格が1バレル50ドル台を回復したことでNY株式市場は三指数ともに上昇し、リスクオンの動きが円売りを促した。
NY市場の引け前には再び残留支持が優勢となる世論調査が示されたことでポンドは上昇。
また、早朝6時に開票が終わった時点で信頼度の高いとされる出口調査結果が発表された。残留52%、離脱48%となったことが伝わるとポンドを中心にクロス円が全面高。ドル円も106円後半まで上昇する等、既に残留との投票結果を先取りした格好だ。
最終結果が出るのは東京の昼頃という事もあり、まだ予断は許さないものの市場は大方残留を織り込んだとみてよいかもしれない。
反対に、万が一離脱という結果になればその衝撃は倍になるとみられ、結果の出る前に一旦は振り落としの動きが出る可能性もある。
先回りしたポンドやクロス円の利食い売りには注意したい。
世界が固唾を飲む英国国民投票が終わったことで、リスクオンの動きは暫く続くとみる。ただ、移民問題を抱えるユーロや英国の苦悩は今後も継続することで、再び売りに転じる可能性もあり注意したい。

この次は米国金融政策に注目が移り、主役がポンドからドルに再び戻ることになる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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