[米ドル円]大荒れから一転、膠着状態入り

週明けシドニー市場では先週からの円高の流れを引き継ぎドル円やクロス円が売られてスタート。ドル円は先週のNY終値102円40銭からいきなり101円50銭付近に下落して始まった。その後は日経株価が上昇したことによりリスク回避の後退で102円ミドルに押し戻された。
しかし、世界経済や金融市場への先行き不安感が引き続く中でドル円の戻しには売りが並んだ。欧米市場でもリスク回避の動きが継続し、欧米株式市場は軒並み大幅下落。米国債やドイツ債の利回りは低下し原油価格も下落。前日に続き安全な金やドル、そして円に資金が集まった。
結局、ドル高と円高双方の動きが同時に強まることからドル円は膠着状態に入った。
市場の中心テーマは依然として英国EU離脱後のEUとの交渉だが、同時に米国経済や金融政策にも注目が集まる。
今日の米1-3月期GDP確定値が予想を上回るようなら一時的にドル買いが加速するとみる。ドル円も買いの勢いがつけば99円を付けた戻り高値となる103円付近を試す可能性もある。ただ、積極的に買いを入れる地合いではなくショートカバーが一巡すれば再び売りが強まるとみる。
ドル円予想レンジ:102円50銭(31.8%)~101円00銭
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[ポンド円]安値の面合わせ

ポンド円の先週のNY終値139円50銭からシドニー市場では136円に下落して始まった。
ポンドドルとドル円双方に売りがみられるなど、東京市場では先週末と同様に円絡みを中心とした取引が目立つ。東京市場の日中ではそのままもみ合い、欧州市場に入ると再び売り圧力が増した。英国のEU離脱後の経済への不確定要素が大き過ぎる中でユーロポンドの買いが入りポンド円も133円33銭まで下落。先週末の急落後の最安値132円95銭とほぼ同レベルの面合わせ。そこから135円付近まで押し戻されるなど、依然として振れの激しい相場展開が続いている。
一先ず面合わせをしたことで短期的にダブルボトムを形成。
依然として下落リスクは残るものの、今日は下押ししたところでは買いから入りたい。
ポンド円予想レンジ:137円50銭(38.2%)~134円00銭
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[豪ドル円]下押し調整後に反発も

先週末のNY終値76円30銭に対しシドニー市場では75円ミドルからスタートした。
円高の流れを引き継いだものだが、早朝の薄商いの中での下落という事もあり、その後は76円台に押し戻された。しかし欧米市場ではリスク回避の動きが強まり、円買いが進んだ。同時に原油価格の下落などから豪ドル売りも加わると、豪ドル円は74円ミドルまで売り込まれ、ほぼ安値引けとなった。
豪ドル円ストレートの取引がここにきて活発化しており、通常の値動きよりも値幅の大きい相場展開が今日も続くとみる。
先週末のパニック相場の影響は時間の経過とともに落ち着きを取り戻しており、徐々に底値を固めに入るとみる。
74円付近の底堅さが確認されるようなら買いを入れてみたい。ただ、その後再び74円を割り込むようならドテンも頭に入れておきたい。
豪ドル円予想レンジ:76円30銭(先週末NY終値)~74円30銭(38.2%)
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[全般]英・欧州経済の不透明感
しかし、欧米市場では依然として不安定な動きが続いた。
NY市場では先行き見通しに対する不透明感が漂う中でNYダウは611ドル下落するなど株式市場が三指数ともに大幅下落。長期金利も1.56%まで低下し原油価格も47ドル台へ下落。世界的な景気減速による需要後退が懸念されたものとみられる。
一方、週末行われたスペイン選挙では反EU政党が伸び悩んだことで英国に続く各国の欧州離れは一先ず回避された。また、今日からEUと英国の話し合いが始まることから、その詳細が示されれば一先ず安心感が広がるとの見方もある。
大きな動揺は少しずつ収まり始めているものの、不安定な相場はまだ継続。リスク回避の動きは安全資産や安全通貨に依然として集まりやすく、ドル高と円高双方の動きにも繋がる。
昨日の欧米株式市場の下落により今日の東京市場は株価の下落に伴い円高で始まるとみられる。ただ、ドル高も同時に強まることからドル円よりもクロス円の下落幅の方が拡大しやすい。
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