[米ドル円]クロス円の上昇で底上げ

東京市場では日銀や政府の追加景気対策や金融緩和への期待もありリスク選好の動きが見られ、円売りが進んだ。ドル円は101円50銭付近まで下落した後反発。102円20銭付近で一旦は上値を抑えられたものの、欧州市場で株価が大幅上昇で始まると再び円売りが加速。NY市場でも円安が更に進んだ。この日発表された米GDP確定値や消費者信頼感指数が予想を上回ったことを好感。リスクオンによりクロス円が全面高となり、ドル円も102円85銭まで買われた。クロス円の買いがドル円を押し上げたもののドルは全般に下落傾向にある。円高リスクは依然として燻ぶる中で、クロス円の買いが一巡した後は再びドル円の売りが強まるとみる。
ドル円予想レンジ:103円20銭~102円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド円]買い戻し一巡後再び

英国とEUの話し合いが始まったこともあり、一先ず次の段階に進むとの期待もあったのだろう。また、イタリアが金融システムの混乱を回避するために400億ユーロの資金支援し安定を図る準備をしたことを好感。ポンドやユーロの買い戻しの動きが強まった。また、日米欧の株価上昇によるリスク選好による円売りの動きと重なりポンド円は安値から3円余り上昇した。先週末のEU離脱ショックが徐々に後退したことで、ポジション調整の巻き戻しが入ったとみられる。
週明け後に付けた高値137円65銭が意識され売りがその手前で見られた。このレベルで再度上値を抑えられるようなら再び売り圧力が高まることになるだろう。
反対にこのレベルを上抜けるようなら先週末のNY終値139円付近に向けた窓埋めの動きが予想される。
ポンド円予想レンジ:137円60銭~135円00銭(61.8%)
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[豪ドル米ドル]下降トレンドラインを意識

東京市場で豪ドル買いが先行。日経平均株価の上昇などからリスク回避の動きが後退。クロス円全般に買いが入ったことで豪ドルドルも上昇が始まった。0.73ドル前半は豪ドルドルが急落後のサポートラインとなっており、下落リスクは後退。欧州市場でも株式市場が大幅上昇したことで0.74ドル前半の高値をつけた。しかし、このレベルは短期下降トレンドラインが位置しており、NY市場では利食いと思われる売りが入り0.7340ドル付近まで押し戻された。
しかし、原油価格やNYダウの上昇などから再び買いが強まっている。
買いの勢いは強く、今日もこの下降トレンドラインを上抜く可能性が高い。
上値目途としては月曜に付けた高値0.7450ドルかフィボナッチ50%戻しの0.7470ドル付近になる。このレベルは先週末のNY終値でもあり強いレジスタンスとみてよいだろう。
豪ドルドル予想レンジ:0.7450(6月27日高値)~0.7340
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[全般]クロス円の巻き戻し
東京市場では政府と日銀が追加景気対策や金融緩和に動くのではといった期待が広がり全般に安心感が広がった。下落して始まったドル円や日経平均株価も続伸。リスク回避の動きが後退した。
欧州市場でも株式市場が軒並み上昇して始まったことからドル円やクロス円の買いが勢いを増した。イタリアが金融システムの混乱を防ぐために400億ユーロ相当の資金注入を行う準備をしたことを好感したものだ。
NY市場でも三指数ともに三日振りに大幅反発。原油価格も反発する等リスク回避の姿勢が和らぎクロス円が全面高となった。ドル円も102円後半まで押し上げられるなど、ドル安円安が進んだ。
しかし、英国のEU離脱ショックがこれで終わったわけではない。一日で8円近く円高が進んだことで、その後遺症が市場には残っている。いつまた円高に向かうかという恐怖心が漂う中での買い戻しはそれ程長くは続かないだろう。
昨日発表された米国1-3月期GDP確定値は1.1%と予想の1.0%を上回った。また、6月消費者信頼感指数も98.0と予想の93.5を上回る好結果であったが市場の反応は限定的となった。市場は英国ショックにより今後の米国経済や金融政策の行方を考える余裕がまだなさそうだ。
英国発の世界経済への影響は今の時点では計り知れないことから、FRBの利上げ期待が後退すればドル売りが強まる可能性が高い。
ポジションの巻き戻しが一巡した後は再び円高とドル安のリスクが高まるとみる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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