[豪ドル円]79円のネックライン

連休明けとなった東京市場で豪ドル円は下落して始まった。この日発表されたRBA議事要旨ではインフレ率が引き続き超低水準で暫く推移すると予想され、豪ドル高は調整を複雑化させるとした内容となった。これを受け、当面低金利が継続するとの思惑から豪ドル円は80円ミドルから79円前半まで下落。その後欧米市場でも安値圏でのもみ合いが続いている。
RBA議事要旨自体はそこまで売り材料にはなっていない。
ブレグジット直前の高値81円ミドルを超えられなかったことで、ダブルトップを形成。一先ずこれまでの利食い売りが出ていると思われる。
短期的にみると変形ヘッド&ショルダーを形成しつつあり、そのネックラインとなる79円付近が意識されている。このレベルはフィボナッチ38.2%戻しのレベルでもあり、強いサポートとみられる。
ここで下げ止まるようなら再度81円ミドルを試す展開が予想される。底値の堅さを確認できたら買いを入れていきたい。
豪ドル円予想レンジ:80円70銭~78円80銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]全般に調整色強くドル高円高
欧州勢も精彩はないものの、東京市場でポンドなどクロス円の売りが散見された流れを継いでユーロも連れ安となった。トルコのクーデターは未遂に終わったものの、今後も移民問題やテロなどへの不安は残る。
NY時間に発表された6月住宅着工件数が118.9万件と予想の116.6万件を上回った。また、同時に発表された建設許可件数も115.3万件と予想の115.0万件を上回るなど、前日の小売売上高も含め米国経済の底堅さが示された。
一方、株式市場連日の上昇もあり利益確定の売りも出て一服感が漂う。
全般にこれまでの調整が入りドル高円高の動きが強まった。
ただ、トルコ危機やブレグジット、そして各地のテロなどの不安材料も一先ず後退。基調としては米国経済の底堅さが市場に安心感を与えている。
来週はFOMCや日銀会合を控えており、それまでは方向感が掴み難いことから、暫くはもみ合いが続くと予想する。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]地政学的リスク後退で再度円安地合いへ

先週末のNY引けにかけてドル円は104円後半まで下落して終わった。
週明けシドニー市場では既にトルコクーデターが鎮圧されたとの報道でドル円は105円前半でスタート。その後は東京休場という事もあり薄商いの中でドル円は先週末のショートカバーが入り106円近くまで上昇。しかし、その後はポジション調整の売りも入り105円ミドルでのもみ合いが続いた。
懸念された欧州市場でもトルコの影響は特に見られなかったことから安心感が広がった。
NY市場ではロンドンフィキシングタイムにドル円やクロス円の纏まった買いが入りドル円は106円台に乗せた。NY株式市場が三指数ともに上昇。NYダウは7日続伸となるなど、米経済の力の強さを示すものだ。米長期金利も1.58%台に上昇するなど、リスクオンの動きが続いている。
今日の連休明け東京市場はNYの流れを継いで堅調な地合いで始まるとみている。
下降トレンドは続いているものの、ボリンジャーバンドの中心線を見ると下落から横ばいに変化している。そろそろ上昇に転じる可能性も出てきた。目先は6月24日のブレグジットショック前の高値106円80銭付近が高値目途となる。
ドル円予想レンジ:106円80銭(6月24日高値、61.8%)~105円70銭
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[ポンド円]ソフトバンクの英企業買収の影響

先週末にトルコの地政学的リスクの高まりでポンド円はNYの引けにかけ137円台に突入。再びポンド売りが強まるとの懸念が高まった。しかし、週明けアジア市場では140円台に戻されたことで一先ず安心感が広がった。
この日は東京市場が休場ではあったが、ソフトバンクが英国大手半導体メーカーのARMホールディングスを3.35兆円で買収することを発表。9月までに現金で買うという事で、まだ買いを入れていないとみられる。しかし、市場の反応は見られなかった。約240億ポンドの株が今後市場で買われるという事は、ポンドの大きな下支えになることになる。市場はブレグジットショックを懸念しているのであれば、どこかでポンド買いが一斉に始まる可能性がある。
また、昨日はウイールMPC委員が8月の利下げを支持するかどうか決めていないと発言。
先週はホールデンMPC委員が8月に重大な金融緩和が必要と発言したことでポンドが急落した。今回の発言で瞬間的にポンドが買われたものの、すぐに押し戻されるなど、依然としてポンドの戻りは重い。
ロンドンフィキシングタイムにポンド円の買いが入ったとみられるが、こちらも上昇後売られて終わっている。
どうも、ポンドを売り遅れたところが上値を抑えているように見える。
しかし、流れとしては円安と同時にポンドの買い戻しが今後も継続するとみて、押し目買いを狙いたい。
ポンド円予想レンジ :144円40銭~140円00銭
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[豪ドル円]ダブルトップの高値試す展開

トルコクーデターが未遂に終わったことで一先ず市場に安心感が戻った。
先週末に79円前半まで下落した豪ドル円も週明けシドニー市場では80円台に押し戻されてスタート。その後は80円を底にもみ合いが続いた。
原油価格先物が下落したことを受けNY市場に向けて79円75銭まで下落したものの、NY市場では再び反発。株式市場の史上最高値更新が続いたことでリスクオンの円売りが強まったためだ。
今日はRBA議事録要旨が公開されるが、当時はブレグジットへの懸念が示されていた。既に、その影響は後退しており豪ドル買いに繋がる可能性が高いとみる。
81円ミドルでダブルトップを意識しており、再度上値を試す展開が予想される。このレベルにはボリンジャーバンドの上限も位置しており、上抜けは簡単ではない。
一先ず、81円ミドル手前では利食いも含め売りを出しておきたい。
豪ドル円予想レンジ:81円50銭(7月15日高値)~80円00銭
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[全般]トルコ軍反乱の鎮圧でリスク回避後退
週明け東京市場は休場となったが、懸念された円高の動きもなく落ち着いた相場展開となった。
欧州時間にはソフトバンクが英国大手半導体設計のアームホールディングスを3.3兆円(約235億ポンド)で買収するとの報道が流れた。しかし、それがいつ実施されるかなどの詳細は分からず、ポンド買いには繋がらなかった。しかし、FTSEなどはこの報道により堅調な地合いで推移。その後ウイールMPC委員が8月の利上げを支持するのか決めていないと発言したことでポンドは上昇。
NY市場では原油価格が下落したことで資源国通貨のカナダドルや豪ドルが売られる場面も見られた。しかし、NY株式市場は3指数ともに先週に引き続き堅調な地合いとなりリスクオンによる円安とドル安の動きが強まった。
先週末のトルコクーデターや南仏のテロなど地政学的なリスクが高まったものの、それも短期間で収束。再びリスクオンの流れに戻り始めている。
今日の連休明けとなる東京市場では先週末の不安感が払しょくされたことや、NY市場の堅調な地合いを引き継ぎ日経株価やドル円も底堅い動きで始まるとみられる。
市場は突発的なニュースに対して警戒感は残るものの、楽観的なセンチメントを背景にリスクオンの動きは継続するとみている。
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[米ドル円]日銀追加緩和期待と地政学的リスク

先週は参院選で与党が圧勝したことから大規模景気対策期待が高まり円安が進行。また、バーナンキ元FRB議長に伴い俄かにヘリコプターマネー期待が高まったことでドル円は106円前半まで上昇。それまでドル円は100円割れ必至との見方もあり、ドル円のショートポジションの巻き戻しも散見された。
また、NY株式市場は連日高値を更新するなど、リスクオンによる円安も加わり、先週一週間で6円近く上昇した。
その後は日本が三連休に入ることからドル円やクロス円でポジション調整の売りが強まった。
NY市場の終わりにかけてトルコ内乱の報道が流れたことで、安全通貨としての円やドルに再び買いが強まった。
今週のドル円は週初リスクオフの動きが強まり円高が先行しやすい。ただ、地政学的リスクによる影響は時間とともに後退するとみており下値も限定的とみる。
上値は英国国民投票直前の高値となる106円後半が意識される。
今週のドル円予想レンジ:106円80銭(6月24日高値)~103円20銭(50%)
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[ポンド米ドル]1.35ドルのダブルトップ

先週のポンドドルはブレグジットによる過度な悲観論も後退し買い戻しが入ったが、再び下落に転じている。
長引くと思われていた英国次期首相選びもあっという間に決定。英国政治不安が解消されポンド買いにつながった。また、利下げが予想されていたBOE会合では今回見送りとなったことでポンドショートの買い戻しが入った。
ブレグジットショック後の戻り高値となる1.35ドル台を目指して上昇したものの、その手前の1.3477で止まった。ホールデンMPC委員が「8月に重大な金融緩和が必要となる」と発言したことを機に下落に転じた。
日足チャートでは1.35ドルを天井としたダブルトップが形成された格好だ。
ただ、追加緩和期待によるポンド売りは既に織り込み始めており、最安値の1.2793を下回ることはないとみる。
一時の極端な英国懸念に一服感が漂う中で、下値は押し目買いのチャンスとみる。
今週のポンドドル予想レンジ1.3650(38.2%、BB中心線)~1.3050(61.8%)
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[豪ドル円]81円ミドルのダブルトップからの調整売り

世界的な同時株高の中でリスクオンの円安が進み豪ドル円は5円50銭余り上昇。
先週発表された豪州雇用統計では正規雇用者数が大幅改善。また週末に発表された中国GDPやその他の経済指標が予想を上回ったことから豪ドル円は81円50銭まで上昇。
このレベルでは日本が3連休に入るという事もあり、利益確定の売りが散見された。
更に、NY市場ではトルコ軍のクーデターによりリスク回避の動きが進み豪ドル円は79円前半まで押し戻されて引けている。
豪ドル円日足チャートでは81円ミドルでダブルトップを形成。今週も修正の売りが先行しやすい。
しかし、特に豪ドル売りの材料があったというわけではなく、修正の売りが一巡したところでは再び買いを入れておきたい。
今週の豪ドル円予想レンジ:81円60銭~77円50銭(BB中心線)
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[全般]英国ショック反動の戻し一巡後は地政学的リスク
日本では参院選で与党が圧勝したことや、日銀によるヘリコプターマネー期待などから円売りが一気に進んだ。
更に、米国雇用統計への懸念が後退したことでNYダウやS&Pが連日史上最高値を更新するなど、市場はリスクオンの動きが広がった。この三つの安心感によりドル安と円安が進んだ。
ところがトルコ軍によるクーデターが起き、軍が国を掌握するといったショッキングなニュースが伝わると一転。リスクオフの動きが一気に進み、ドル円やクロス円が下落して引けてきた。
前日には南仏でテロが発生し、中国の南シナ海情勢の緊張などもあり、今週の市場は神経質な展開で始まるとみられる。
ただし、このような地政学的リスクは余り長続きすることはなく、落ち着きを取り戻すのは時間の問題だろう。
そうなれば、市場は再びリスクオンの動きに戻り始めるとみている。しかし、ブレグジットによる過度に悲観的な動きの反動によるポンド安や円高の動きは既に一巡した観もある。
市場のリスクが後退し、次は堅調な米国経済を背景としたFRBの金融政策に注目が集まりそうだ。
先週はブラード・セントルイス連銀総裁やロックハート・アトランタ連銀総裁などによるタカ派的な発言が見られ始めている。
利上げ期待が高まるようならドル高に繋がる一方で、これまで連騰が続いた株式市場の反動による下落懸念も高まる。
円高ドル高の綱引きどちらに軍配が上がるか試される。
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[米ドル円]ヘリコプターマネーへの期待

朝方ドル円は104円を割り込む場面も見られたが、結局103円90銭のサポートを抜けずに三角保ち合いが収束。後場に入り安倍首相の経済ブレーンであった本田前内閣官房参与が4月にバーナンキ前FRB議長とヘリコプターマネーについて議論した事が明らかとなった。
これを受けドル円は105円のレジスタンスを上抜け105円後半まで上昇。
ロンドン市場ではBOE会合の結果を受けポンドが上昇し、一時的にドル売りが強まったことで105円前半まで押し戻された。しかし、欧米株式市場の堅調な地合いに支えられてリスク選好の円売りの動きは継続。105円ミドルで引けている。
106円付近にはオプション絡みの売りが並んでいるとの観測もあり、その手前では売りが出やすい。ただ、日銀のヘリコプターマネーも含めた追加緩和期待がドル円の底値を切り上げている。また、堅調な米国経済への期待から利上げの思惑が再び高まるようならドル高円安の動きが強まる可能性が高い。
今日のNY時間に発表される米6月CPIや7月NY連銀製造業景気指数といった指標に注目が集まる。
予想を上回るような堅調な結果となれば、ブレグジットショック直前の高値106円80銭を試す展開が予想される。
ドル円予想レンジ:106円80銭~104円80銭
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[ポンド米ドル]8月会合での緩和期待も織り込む?

BOE政策会合で現行の政策金利0.5%維持を決定したことでポンドドルは上昇に転じた。市場は0.25%の引き下げを既に織り込んでいただけに今回の決定はサプライズとなった。
一方、議事要旨では大半の委員が8月の金融緩和を実行すべきと考えていることが示されたことで、上値も抑えられた。
今回の据え置きを決定したのはブレグジットによる市場の混乱が長期化せず、市場が健全とBOEが判断した為だ。これまで過度に市場の混乱を懸念していたものが、これで後退。英国金融システムの頑強さや規制の柔軟性が功を奏したともいえる。
8月の会合での追加利下げや資産買い取りプログラムの増額などを既に市場は織り込んでいると思われる。
下げ止まったところではポンドの買い戻しが入りやすい状況であり、押し目買いを狙いたい。
ポンドドル予想レンジ1.3630(38.2%)~1.3270
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[豪ドル円]ブレグジットショック前の高値狙い

東京時間に発表された豪州6月雇用統計は新規雇用者数が7900人増と予想の1万人増を下回ったことで発表直後は豪ドルが下落。しかし、正規雇用者数変化が大幅改善したことや、前月分が上方修正されたことを受け反発。また、日銀のヘリコプターマネーへの期待から円が売られたことで豪ドル円は80円の大台に乗せた。
欧州市場では各国株式市場が堅調な地合いとなりリスクオンによる円安が進んだことで80円88銭の高値を付けた。その後BOE会合でポンドが急上昇したことでポンド豪ドルの買いが出て、豪ドル円が下押しされる場面も見られた。しかし、NY市場でもリスクオンの動きが続き、80円ミドルで引けている。
今日は中国のGDPや米国のCPIなど重要な指標発表があるが、これらが堅調な地合いを示すようなら一段の上昇が見込めそうだ。
ただ、ブレグジットショック前の高値81円60銭近辺は相当強いレジスタンスになったとみられる。
一先ずその手前では売りを出しておき、抜けたら再度買いを入れていく。
豪ドル円予想レンジ:81円60銭~80円00銭
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[全般]リスクオンも週末調整
また東京発で市場が大きく動いた。ブレグジットショックで東京市場が主役となり、それがまだ続いているように見える。
早朝のドル円は104円を割り込むなど、上値の重い展開で始まるかと思われた。しかし、後場に入り本田前内閣官房参与が4月にバーナンキ前FRB議長と永久債発行について議論したことが伝わると一転。ドル円は105円のレジスタンスを上抜き105円後半まで上昇。円売りが一気に進んだ。
一方、ロンドン時間に行われたBOE政策会合では現行の政策金利0.5%据え置きを決定。市場は0.25%引き下げを既に織り込んでいたこともあり一気にポンドのショートカバーが入り上昇。つられてユーロも上昇するなどクロス円の買いもドル円の下支えとなった。
利下げを実施しなかったことはそれだけブレグジットによる市場の混乱が大きくなかったという事を示すものとして市場に安心感が広がった。
連日高値を更新しているNY株式市場はこの日も三指数ともに大幅上昇となるなど、市場のセンチメントは楽観ムードが継続。
一方、ロックハート・アトランタ連銀総裁やハーカー・フィラデルフィア連銀総裁は年内利上げの可能性を示すなど、タカ派的な見方を示した。米長期金利は1.53%に上昇するなど、これまで年内利上げはないとの見方が後退。それでも株価は上昇するなど、やや過熱気味な感もある。
ブレグジットショックは完全に後退したように見えるが、ちょっとしたことで市場のセンチメントは変わりやすい。
週末という事もあり、一段の上昇があれば一旦は売りを出しておきたい。
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[米ドル円]調整一巡後は再度上値トライ

一気にドル円は100円ミドルから105円手前まで4円余り上昇したことから、そのスピード調整による反動が出た。105円はブレグジットによる相場の混乱前のレベルでもあり意識されている。昨日も日経平均株価は高く始まったがその後は利食い売りなどに押された。ドル円も105円に近づいたところで利食いや実需などの売りなども散見され104円を割り込んだ。しかし、103円90銭にも届かずに反発。一気に上昇した割には戻し幅が小さいのは、それだけドル円の買い遅れが残っているという事の表れとみる。
ドル円は値幅調整ではなく時間調整に入った可能性が高く、暫く103円後半から104円後半のもみ合いが続くとみる。調整が一巡したところで再び105円を抜けブレグジットショック直前の高値106円80銭が次の上値目途となる。
ドル円予想レンジ:104円80銭~103円80銭
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[ポンド米ドル]追加緩和織り込むものの

次期首相が早期に決定したことを受けポンドの買い戻しが入ったが再び下落に転じている。
本日のBOE政策会合では現行の政策金利から0.25%引き下げが予想される。ただ、資産買い取りプログラム規模の3750億ポンドはそのまま継続されると予想される。
既に市場はそれを織り込んできていることから、これ以上の何かがなければポンドの買い戻しが入るとみられる。しかし、今回のブレグジットにより英国経済への不透明な状態が更に深まる可能性がある。カーニー総裁が今後マイナス金利の可能性を示唆するようならポンド売りが再び加速することになる。
ポンドの下落余地はまだまだ残されており、戻り売りを狙う。
ポンドドル予想レンジ1.3240~1.3030(61.8%)
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[豪ドル円]ダブルトップのネックライン

ブレグジットショック前のレベルである80円台に一先ず戻したことで利食い売りなどが散見された。80円32銭から78円85銭まで下落したが欧州市場で豪ドルの買いが入り再度80円台へ上昇。NY市場では原油価格が大きく下落したことで再び79円前半まで押し戻されるなど、方向感の掴み難い動きが続いた。
短期的にみると79円80銭をネックに80円付近でダブルトップを形成するように見える。もし、このレベルを下抜け出来ない場合にはブレグジット前の高値81円ミドル付近が上値目途となる。しかし、今のもみ合い時間が長くなればネックラインを割り込み、フィボナッチ50%戻しとなる77円40銭まで下落する可能性が高まる。
一先ずネックライン付近で買いを入れ、下抜けした場合には売りに転じる。
豪ドル円予想レンジ:80円80銭~78円80銭(ネックライン)
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[全般]調整相場も一服感
ブレグジットショックも次期首相が早期に決定したことで落ち着きを取り戻した。
また、米労働市場への懸念も予想を大きく上回る6月雇用統計で再び年内利上げ観測が持ち上がり始めている。
更に、日本の大規模経済対策や日銀の追加緩和期待が高まり過度な円高懸念が後退。
過度に進んだポンド安や円高の調整が見られたが、それも昨日で一先ず一服感が広がった。
連日高騰を続けていたNY株式市場も利食い売りなどに押される場面もみられた。
今回の相場は円が主導する相場展開となっていたが、そろそろドルが主役に返り咲く兆しが見えてきた。
昨日発表された米地区連銀経済報告では殆どの地域で経済は緩やかな拡大を続けているとした。また、この日はメスター・クリーブランド連銀総裁が「緩やかな利上げが適切」と発言するなど、市場には年内利上げ観測が再び広がる兆しも見え始めている。
ただ、市場には、調整後再び円高ポンド安が進むという懐疑的な見方も燻ぶる。
日銀によるヘリコプターマネーの話が円安を促しているが、実際に行う可能性は低く、メッキが剥げ落ちた時の反動による円高には注意が必要だ。
また、本日のBOEの政策会合では追加緩和は既に織り込んでいるものの更なる追加緩和が示される可能性もある。そうなれば、再びポンド売りが強まり、ポンド円などのクロス円の売りなどから円高が進む動きが予想される。
ただ、市場のセンチメントは楽観的なムードが先行していることから、暫く押し目買いスタンスで臨みたい。
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[米ドル円]ブレグジットショック前のレベルへ

政府の大規模経済対策期待やヘリコプターマネーを含む日銀の追加緩和期待が高まりドル円は前日に引き続き上昇。石原経済再生担当大臣が「補正予算財源として赤字国債発行は望ましくない」と発言したことで103円ミドルから102円90銭付近まで押し戻された。しかし、それが寧ろいい押し目買いとなりドル円の上昇は加速。
NY市場ではNYダウがザラバで史上最高値を更新するなど、リスクオンの動きから104円99銭の高値を付けた。
このレベルは英国の国民投票で残留期待が高まる前のレベルでもある。
これで一先ずブレグジットショックによる円高がほぼ解消された格好だが、まだ円安の勢いは残る。米雇用統計が予想を大きく上回ったことで米国経済への不安は後退。英国問題も次期首相が決まったことで不安感が後退。この二つの問題をクリアしたことでドル円はもう一段の上値を試す展開が予想される。ただ、市場は未だ病み上がり状態でもあり、突然の振り落としには注意したい。
ドル円予想レンジ:105円70銭(50.0%)~104円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロポンド]英国不安後退とEU離脱懸念

英国の次期首相が決まり、英国政治不安が後退したことでポンドの買い戻しが強まっている。一方、昨日はカーニーBOE総裁が「ポンドの下落は英国経済の調整を支援」「リスク環境は変化しており不確実性が増した」と発言。ポンド安容認と同時に追加緩和の可能性を示唆したものの、既に市場は織り込んでいた模様。ポンド売りは見られず、寧ろ買い戻しの勢いが増した。
一方、欧州委員会がスペインとポルトガルの財政規律違反で制裁金を科すとの勧告をこの日了承。この決定によりEU離脱が今後拡大する懸念から、ユーロは対ポンドだけではなくドルや豪ドルに対しても売りが散見。
ただ、明日はBOE政策会合で追加利下げに加え資産買い取り規模を拡大するようなら一時的にポンド売りが強まる可能性もある。
ポンド自体の不安が消えたわけではなく、これらの売りが一巡したところではポンド売りが強まるとみる。
ユーロポンド予想レンジ:0.8370~0.8220(38.2%)
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[豪ドル円]ブレグジットショック前のレベル

リスク回避の動きが一気に後退し豪ドルは対ドル対円で上昇が際立っている。
日経平均株価や中国上海総合指数が大きく上昇したことで豪ドルに買い安心感が広がった。
また、NY市場ではエネルギー情報局が今年と来年の原油価格見通しを引き上げたことで原油価格も上昇。資源国通貨への買いが強まった。また、NY株式市場のダウやS&Pが史上最高値を更新する等リスクオンの動きも重なり豪ドル円は80円の大台を抜け80円32銭まで上昇した。
このレベルはブレグジット問題で上下に大きく振らされる前のレベルであり居心地のよさそうなレベルとみられる。
ただ、買いの勢いはまだ強いだけに、ボリンジャーバンドの上限の位置する80円ミドルからフィボナッチ61.8%戻しの80円80銭付近までの上昇が予想される。
80円付近での利食い売りが一巡したところでは押し目買いを狙いたい。
豪ドル円予想レンジ:80円80銭(61.8%)~79円00銭
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[全般]リスクオンにより円全面安
参院選で圧勝した与党による10兆円規模の大型経済対策への期待が高まったことで株式市場はドル円の買い戻しが強まった。また、この日バーナンキ前FRB議長が安倍首相と会ったという事からヘリコプターマネーも含めた日銀の追加緩和期待も重なった。
一つ一つの材料を見ると、どれも円安要因としては決定的な材料とは言えない。
ブレグジットショックによる過度な円高に対する巻き戻しの動きとみた方がよさそうだ。
ブレグジットショックは東京市場が最初の戦場となり、それだけにドル円だけではなくクロス円も全面安となった。その後も円高リスクは東京市場で始まるなど、円主導の相場展開が目立っていた。英国の次期首相が決まったことや、参院選での与党の勝利でアベノミクスへの期待が高まったこと、また、先週末の米雇用統計が予想を大きく上回ったことで米国労働市場への懸念が払しょくされたことも市場のリスク回避の動きを後退させた。
英国問題は依然燻ぶるものの、その結果が出るのは数年後という事もあり市場の緊張は緩み始めている。
ドルインデックスはこのところほとんど動きはなく円だけが大きく売り戻されている。
ポンドやユーロ以外のクロス円はブレグジットショック前のレベルに戻りつつあるという事は、一先ず修正の動きは終わりに近づいている。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]アベノミクス期待で円安継続

参院選の結果は与党が圧勝となり日経平均株価は上昇して始まった。しかし、ドル円は先週末のNY終値とほぼ同水準の100円ミドルでこう着状態が続いた。先週末の米雇用統計が予想を大きく上回ったにも拘らずドル円が100円を割り込んだことで、悲観的なムードが漂っていた。
しかし、後場に入ると一転。恐々ではあるが徐々に買いが入り101円台に乗せたところでやっと買いの勢いが付き始めた。その後は日経先物が上昇したことや、米長期金利も上昇したことでドル高円安の動きが強まった。
NY市場でもアジアや欧州市場の流れを継いでリスクオンの動きでスタート。
ブレグジットによる市場の不安感は残るものの、NY株式市場の上昇は止まらない。一方、日経株価やドル円は弱気の見方から下落が続いた。
この流れが今回の参院選で変わったとみる。100円の底堅さを確認したことでドル円はもう一段の上昇が見込める。
目先はブレグジットで急落した戻り高値であり50%戻しでもある103円40銭付近が意識される。
ドル円予想レンジ:103円40銭(50.0%)~102円20銭
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[ポンド円]次期首相決定で安心感

欧州市場が始まったところで米長期金利が上昇。ドルが全面高となりポンドは下落。しかし、円売りの勢いがドル売りを押し返しポンド円は上昇に転じた。
ロンドン時間に次期首相がテリーザメイ氏に決定したことが伝わるとポンドも上昇に転じた。首相が決定したことで今後EUとの交渉が進展するとの期待が高まり安心感が広がった。
14日木曜日にはBOE政策会合が開かれるが、その前にポンドのショートカバーが入りやすい。ドル円も100円を底に上昇に転じたことでポンド円はポンドドルでストレートに買うよりも効率はよさそうだ。目先の上値目途としては61.8%戻しの135円付近だが、勢いがあれば136円80銭付近も視野に入る。
ポンド円予想レンジ:135円10銭(61.8%)~132円80銭
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[豪ドル円]戻り高値を上抜く

豪ドル自体に買い材料は見られなかったが、ドル円が上昇に転じたことで豪ドル円も底堅い動きで推移。
NY市場では原油価格の軟調ないもみ合いが続いたものの、株式市場が三指数ともに大きく上昇。リスクオンによる円安が豪ドル円を更に押し上げた。ブレグジットショックで下落した後の戻り高値となる77円40銭が意識され、一旦は上値を抑えられた。しかし、円安の勢いは強く、結局77円60銭まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
戻り高値を超えたことで強い上値抵抗線は80円付近まで見当たらない。
ドル円の上昇が先行しているが、豪ドル自体の買いが動き出せば80円もそれ程遠いレベルではない。
豪ドル円予想レンジ:78円30銭(61.8%)~77円00銭
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[全般]大規模景気対策期待から円全面安
参院選結果は与党が70議席を獲得。また、改憲派は4党で77議席と3分の2を獲得するなど安倍政権は盤石な体制を固めた。脱デフレを目指し10兆円超の景気対策を打ち出すとし、アベノミクスへの期待が一気に高まった。これを受け、日経平均株価は600円余り上昇。ドル円は100円ミドルでもみ合いが続いたが、後場に入ると円安に動き始めた。
欧米市場でも円安の流れは止まらず、ドル円は102円後半まで上昇し高値引けとなった。
英国次期首相はメイ内相が就任決定となったことで市場に安心感が広がり欧州各国の株式市場は全面高。これを受け、NY株式市場も三指数ともに大きく上昇。NYダウは一時100ドル超上昇。S&Pは最高値を更新して引けている。
欧米株式市場が上昇したことでリスク回避が後退し、米長期金利が上昇したことでこの日のドル円はほぼ一本調子で上昇が続いた。
先週末に発表された米雇用統計は予想を大きく上回ったが前月分が下方修正されたことで市場に不安が残った。しかし、週明けNY市場は米国景気への期待が高まるなど、市場のセンチメントは変わりやすい。
ジョージ・カンザスシティー総裁が「緩やかな利上げは当局の目標達成を支援」「低すぎる金利の維持はリスクがある」と発言するなど、利上げ期待も市場に今後広がる可能性がある。
日本発のリスクオンの動きが欧米市場にも波及した格好だが、この勢いがどこまで続くかは疑問だ。
しかし、ブレグジットによる過度なリスクオフの動きは徐々に後退していることを、今回の参院選の結果は示しているように見える。
市場の楽観的なセンチメントは暫く続くとみる。
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[米ドル円]近くて遠い100円の壁

米国6月雇用統計の結果は予想以上の雇用者数増加で発表後ドル円は101円30銭まで上昇した。しかし、前月が更に下方修正されたことで下落に転じ99円99銭まで売り込まれた。
99円99銭というレベルで跳ね返されたということは、100円という壁がいかに厚いかを示すものだ。
介入警戒感があるが、それだけではない。100円という大台のレベルは今後のドル円の方向を決める大きな分岐点という意識があるのだろう。ブレグジット後に99円を付けたものの、100円から下は殆ど取引がなく、実際に割れたとは言い難い。
今回の雇用統計の結果は辛うじてFRBが年内に利上げを実施する可能性を残したことになる。今後英国不安が後退するようなら市場に再び利上げ期待が高まり105円付近までの上昇も十分視野に入る。
今週は100円の底堅さを確認したところで買いを入れていきたい。
今週のドル円予想レンジ:103円40銭(50.0%)~99円90銭
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[ポンド米ドル]BOE政策会合での利上げ期待

先週のポンドドルは一先ず1.28ドル付近で下げ止まったが、下落リスクは依然として高止まり状態だ。
英国不動産ファンドの解約停止などで英国景気減速懸念が高まりポンドドルは1.28ドルを割り込み1.2793ドルまで売り込まれた。このレベルは31年ぶりの安値でもあり下値目途がみえてこない。BOEのカーニー総裁はポンド安を容認し、夏にかけて緩和の可能性を示唆。更に、今回の不動産ファンド解約停止で土地下落懸念が強まるなどポンド売り材料に事欠かない。
先週末の米雇用統計発表を控え一部でポンドショートポジションの巻き戻しも見られたが、戻りは限定的となっている。
今週はBOE政策会合が開かれるが、今回は現状維持と予想される。議事要旨では夏にかけて緩和姿勢が示されるとみられるが、既に市場に織り込まれている。
下げ幅が少ないようなら、材料出尽くしで買い戻しのきっかけになる可能性がある。
ただ、積極的な買いには繋がらず、戻ったところでは改めて売りを出していきたい。
今週のポンドドル予想レンジ:1.3160(50.0%)~1.2600
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[豪ドル米ドル]与党過半数獲得で安心感

豪州選挙で与党が過半数を辛うじて獲得したことで、今週の豪ドルは底堅い動きが予想される。
先々週の豪州総選挙では与野党の接戦状態が続いていたが、最終的に与党保守連合が辛うじて過半数を獲得。市場には一先ず安心感が広がることで豪ドルは底堅い動きが予想される。
また、先週末に発表された米雇用統計は米国労働市場の強さが改めて示される内容となったことでリスクは後退。中国株式市場も景気下支えによる金融緩和期待から安定した動きが続いている。
今週は豪州6月雇用統計をはじめ、中国GDPなど重要指標発表が続く。
現在の豪ドルには楽観的な見方が広がり始めているだけに予想を上回るような好材料に反応しやすい。
ドル円も100円を底に上昇が始まるようなら本邦からの買いも期待できそうだ。
ボリンジャーバンドの中心線は0.73ドル付近を底に上昇トレンドを示している。
ブレグジット前の高値0.76ドルミドルでは一旦は売りを出してみるが、下げが限定的となれば改めて買いを入れていく。
豪ドルドル予想レンジ:0.7700~0.7470(50.0%)
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[全般]米雇用統計と参院選挙結果の評価は
先週末発表された米6月雇用者数は28.7万人増と予想の18.0万人増を大きく上回った。前月予想を大きく下回った時とは全く反対のポジティブサプライズとなった。発表後ドル円は101円30銭まで上昇したがそのすぐ後に99円99銭まで下落した。
前月分の雇用者数が1万1千人増と更に下方修正され、失業率が4.9%と予想の4.8%を上回ったためだ。雇用者増加数を3か月平均にすると14.7万人となり、これまでよりも鈍化。ただ、平均時給は25.61ドルと前年同月比で2.6%増加しており、質的な改善がみられる。前月に大きく予想を下回ったことでFRBの利上げ期待が後退したが、今回の大幅増でイエレンFRB議長の労働市場への懸念は払しょくされるのか、今後の経済指標を見極める必要がある。
結果的にドルが再び売りに転じたという事は、英国EU離脱による市場の混乱への懸念から、依然として年内利上げに消極的な見方が市場には根強い。
しかし、最近の米国景気回復傾向は続いており、欧州不安が後退すれば再び利上げ期待が高まるという事になる。
英国発の欧州景気減速懸念が広がるものの、実際にその影響がどこまで拡大するかを見極めるには相当の時間が必要だ。時間の経過とともに市場が落ち着きを取り戻すようなら米国利上げ期待が高まる可能性も残る。
米国景気の底力が英国や欧州景気減速不安を払拭し、相場のけん引役となるか試される。
また、参院選挙結果で与党が圧勝するようならアベノミクス期待が高まり円安要因ともなる。
今週はドル円の100円を割り込むのか、或いは100円を底固めして上昇に転じるのか正念場となりそうだ。
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