[米ドル円]ドル高と円安、日銀緩和期待

東京市場では上値の重い展開となったドル円も欧米市場で再び上昇するなど、底堅い動きが今日も継続するとみる。
NY市場が始まり、ロンドンフィキシングでドル円が102円後半から前半へ急落した。月末絡みの売りが出たとの見方もあったが結果的に102円前半の底値の堅さを確認した格好だ。その後は欧米株式市場の上昇に伴いリスクオンの円売りの動きが強まった。
ロンドンフィキシングの直後にカーニーBOE総裁が夏に緩和する可能性を言及。また、ECBが債券購入ルール緩和を検討しているとの報道で市場に安心感が広がったことが円安を促した。また、ユーロやポンドの下落によりドルが買われたことでドル円は103円台に乗せた。
今日は日銀短観が発表されるが、市場ではBOEやECBに次いで日銀の追加緩和期待が高まる可能性が高い。英国ショックが癒え始めており、ドル円は103円後半を試す展開が予想される。
ドル円予想レンジ:103円80銭(61.8%)~102円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド円]BOE緩和期待で上値抑えられる

欧州市場では株価が続伸しリスクオンで円安が進みポンド円は138円後半まで上昇。しかし、その後BOEのカーニー総裁が夏にかけて政策を緩和する可能性を示唆したことでポンドは急落。その直前にドル円がロンドンフィキシングにかけて下落。結局ポンド円は138円付近から一気に135円後半まで2円余り下落した。その後はNY株式市場の上昇によりリスクオンからの円安が進んだことでポンド円は137円後半まで上昇する等、荒っぽい動きが続いている。
BOEの追加緩和期待は既に市場には広がり始めていたことで、今後更なるポンド売りには繋がりにくい。寧ろ、日銀の追加緩和に市場の注目が集まればポンド円の上昇に繋がるとみている。136円台前半に押し戻されたところでは買いを入れてみたい。
ポンド円予想レンジ:140円00銭(61.8%)~136円50銭
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[豪ドル円]短期上昇トレンド継続

東京市場が終了し欧州市場が始まったところで豪ドルが急落。
月末絡みの売りとの見方もあったが、中国銀行が6.8元程度まで人民元安を容認するとの報道が売りを誘ったと思われる。下落時には対ドルだけではなく対円でも売りが見られ、75円ミドル付近まで下落。結果的にその後は豪ドルドルと同時にドル円も上昇。豪ドル円はNY市場でレジスタンスとみられた77円付近まで買われた。
今日は東京時間に日銀短観が発表されるが、結果次第では7月日銀追加緩和期待が高まり円安が進む可能性もある。
また、その後に中国PMIが発表される。
豪ドルは買いのきっかけを待ち構えており、好材料に反応しやすくなっている。
フィボナッチ50%戻しの77円のレジスタンスを上抜けるようならフィボナッチ61.8%戻しとなる78円を目指す展開が予想される。
豪ドル円予想レンジ:78円00銭(61.8%)~76円30銭
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[全般]月末絡みの特殊要因でもリスクオン
NY市場では株やドル円が上昇した流れを引き継いで底堅い動きで始まった。しかし、月末という事もありポジション調整の売りが強まるとドル円も102円前半に押し戻された。
東京市場が終わる15時過ぎに豪ドルが急落する場面が見られた。月末絡みという噂も流れた。中国人民銀行が「対ドルで6.8元程度まで人民元下落を容認する」との報道をきっかけに売りが出たとの見方もある。どちらにしても、その後買い戻され往って来いとなった。
NY時間に入りユーロやポンドも荒っぽい動きを見せた。0時ちょうどのロンドンフィキシングタイムでドル円はいきなり下落。102円後半から前半に一気に下落。月末絡みの売りが出たとの見方もあったが、この時もすぐに買いが強まり上昇に転じた。
フィキシングタイムの直後に今度はポンドが一気に下落。カーニーBOE総裁が「BOEは夏にかけて政策を緩和しなければいけない」と発言したことで売りが強まった。
その一時間後にはユーロが急落。一部の報道で「ECBが債券購入ルールの緩和を検討」というニュースが流れたことでユーロが急落するなど、各主要通貨は荒っぽい値動きが目立った。
しかし、市場は全般にリスクオンの動きが継続している。
NY株式市場は三指数ともに大幅続伸。ロンドン株式市場は3日続伸となり10か月ぶりの高値を更新するなど、英国危機はどこに行ったかと思われるような堅調な動きが続いている。
月末絡みの動きと重なり、BOEやECBの緩和姿勢や米国の利上げ期待が後退したことが好感された格好だ。
結局、英国国民投票の結果が明らかになり市場の不透明感が後退したことはポジションの巻き戻しとみた方がよさそうだ。
この市場のセンチメントは今日も継続するとみる。
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