ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-07

[米ドル円]安値面合わせ

(米ドル円時間足)



東京市場でドル円はゴトウビということから仲値買いの期待もあったが、反対に下落に転じた。目先のサポートとみられていた102円20銭を下抜いたことで損切りを誘発。日経平均株価も下落したことが更に円高を誘った。
欧州市場ではブレグジット不安やイタリア金融不安から株式市場が軒並み下落して始まるとドル円は101円65銭まで下落した。その後一部買い戻しが入ったものの102円台には届かず、連休明けとなったNY市場で再び下落。原油安や株安を背景にドル円はこの日の安値となる101円46銭を付けた。このレベルは99円を付けた後の最安値でもあり、結局面合わせした後は反発に転じた。
ブレグジットによる先行き不透明感があるものの、市場の注目は次のテーマである米国経済や金融政策に移り始めている。相対的にみて米国経済の底力はあり、最終的にドルが下支えすることになるとみている。
101円ミドルを今日も抜けきれないようなら買いをいれてみたい。

ドル円予想レンジ:102円20銭(38.2%)~101円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]ショック後の安値を下回り下落懸念再燃

(ポンド円時間足)



複数のポンド売り材料が重なりポンド売りが再燃した。
BOE金融政策報告書では「金融安定に必要な、いかなる措置も実行する準備がある」とし、追加緩和への可能性が示された。また、カーニーBOE総裁は「ポンド下落は輸出業者の支えになる」と話し、ポンド安容認姿勢を示した。また、この日発表された介入実績では投票後に一切介入をしていないことが明らかとなった。
更に、英国不動産ファンドの取引が一時停止されたことでポンドは急落。対ドルでは31年ぶりの安値を更新した。
一方、英国株式市場は更に上昇。BOEが銀行への自己資金積み増しの規制を緩和したことやポンド安が好感された格好だ。
英国を除いた日米欧の株式市場が下落したことでリスク回避の円高も加わりポンド円の下落に歯止めが見られない。
投票後の安値を下回ったことで、次の下値目途としては大台となる130円が意識される。

ポンド円予想レンジ:133円70銭(38.2%)~130円00銭

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[豪ドル円]74円ミドルを試す展開も

(豪ドル円時間足)



この日開かれたRBA会合では現行の政策金利1.75%を据え置くことを決定。
声明文では「金融政策を維持することが賢明と判断」「ブレグジットの世界経済への影響を見極める必要がある」とした内容となり発表後豪ドルは上昇。一部ではブレグジットによる先行き景気減速懸念から追加緩和の可能性が示唆されるとの見方があったためだ。
結局豪ドルは上昇後再び下落に転じた。日経平均株価やドル円が下落したことでリスク回避の円高が強まった。
欧米市場でも日経平均先物の下落幅が拡大したことで円高が更に進んだ。また、原油価格が大きく下げたことなどから資源国通貨全般に売りが強まり豪ドル円は75円70銭付近まで下げて安値引けとなった。
市場はブレグジット不安が再燃したことでリスク回避の動きが強まっている。ただ、豪ドルにとって欧州との関連性は低く下値は限定的とみる。
75円50銭で下げ止まるようなら買いを入れたい。もし、このレベルを下抜けするようなら74円50銭までサポートは見当たらない。

豪ドル円予想レンジ:76円40銭(50.0%)~75円50銭

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[全般]ブレグジット懸念再燃

英国のEU離脱による影響が市場の不安感を再燃させた。
東京市場ではドル円が下落して始まると日経平均株価も下落するなど、リスク回避の動きが強まった。欧州市場でも各国株式市場が軒並み下落して始まるとドル円は更に下落。
英国の会社が不動産ファンドの取引を一時停止したことで不安感が広がった。また、BOEカーニー総裁が「ポンド下落は輸出の下支えになる」と発言したことや、BOE金融安定報告書で「必要ないかなる措置も実行する準備がある」としたことでポンドの下落幅は拡大。
イタリアはモンテパスキ銀行への資本注入を検討しているとの報道による金融不安から株価下落を招いた。
連休明けのNY市場でも英国ショックによる景気先行き懸念が広がり原油価格は46ドル台に下落。NYダウも一時150ドル下落した。また、米長期金利も一時1.35%台に低下するなど、市場の不安感が広がりリスク回避の円高が進んだ。
ただ、引けにかけては株価が持ち直したことでドル円も買い戻しの動きが強まったものの、全般に悲観的な見方が再び広がり始めている。
結局この日は安全通貨としてのドルと円が買われたことでクロス円が全面安となった。
ブレグジットショックによる混乱は一先ず後退したとみるが、ちょっとしたことで市場は昨日のような不安定な動きに戻りやすい。
しかし、時間の経過とともに再びリスクオンに戻るといった動きを繰り返す相場が暫く続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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