ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-07

[米ドル円]アベノミクス期待で円安継続

(米ドル円2時間足)


参院選の結果は与党が圧勝となり日経平均株価は上昇して始まった。しかし、ドル円は先週末のNY終値とほぼ同水準の100円ミドルでこう着状態が続いた。先週末の米雇用統計が予想を大きく上回ったにも拘らずドル円が100円を割り込んだことで、悲観的なムードが漂っていた。
しかし、後場に入ると一転。恐々ではあるが徐々に買いが入り101円台に乗せたところでやっと買いの勢いが付き始めた。その後は日経先物が上昇したことや、米長期金利も上昇したことでドル高円安の動きが強まった。
NY市場でもアジアや欧州市場の流れを継いでリスクオンの動きでスタート。
ブレグジットによる市場の不安感は残るものの、NY株式市場の上昇は止まらない。一方、日経株価やドル円は弱気の見方から下落が続いた。
この流れが今回の参院選で変わったとみる。100円の底堅さを確認したことでドル円はもう一段の上昇が見込める。
目先はブレグジットで急落した戻り高値であり50%戻しでもある103円40銭付近が意識される。

ドル円予想レンジ:103円40銭(50.0%)~102円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]次期首相決定で安心感

(ポンド円時間足)


欧州市場が始まったところで米長期金利が上昇。ドルが全面高となりポンドは下落。しかし、円売りの勢いがドル売りを押し返しポンド円は上昇に転じた。
ロンドン時間に次期首相がテリーザメイ氏に決定したことが伝わるとポンドも上昇に転じた。首相が決定したことで今後EUとの交渉が進展するとの期待が高まり安心感が広がった。
14日木曜日にはBOE政策会合が開かれるが、その前にポンドのショートカバーが入りやすい。ドル円も100円を底に上昇に転じたことでポンド円はポンドドルでストレートに買うよりも効率はよさそうだ。目先の上値目途としては61.8%戻しの135円付近だが、勢いがあれば136円80銭付近も視野に入る。

ポンド円予想レンジ:135円10銭(61.8%)~132円80銭

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[豪ドル円]戻り高値を上抜く

(豪ドル円2時間足)


豪ドル自体に買い材料は見られなかったが、ドル円が上昇に転じたことで豪ドル円も底堅い動きで推移。
NY市場では原油価格の軟調ないもみ合いが続いたものの、株式市場が三指数ともに大きく上昇。リスクオンによる円安が豪ドル円を更に押し上げた。ブレグジットショックで下落した後の戻り高値となる77円40銭が意識され、一旦は上値を抑えられた。しかし、円安の勢いは強く、結局77円60銭まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
戻り高値を超えたことで強い上値抵抗線は80円付近まで見当たらない。
ドル円の上昇が先行しているが、豪ドル自体の買いが動き出せば80円もそれ程遠いレベルではない。

豪ドル円予想レンジ:78円30銭(61.8%)~77円00銭

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[全般]大規模景気対策期待から円全面安

週末に行われた参院選は与党が過半数を獲得したことで円は全面安となった。
参院選結果は与党が70議席を獲得。また、改憲派は4党で77議席と3分の2を獲得するなど安倍政権は盤石な体制を固めた。脱デフレを目指し10兆円超の景気対策を打ち出すとし、アベノミクスへの期待が一気に高まった。これを受け、日経平均株価は600円余り上昇。ドル円は100円ミドルでもみ合いが続いたが、後場に入ると円安に動き始めた。
欧米市場でも円安の流れは止まらず、ドル円は102円後半まで上昇し高値引けとなった。
英国次期首相はメイ内相が就任決定となったことで市場に安心感が広がり欧州各国の株式市場は全面高。これを受け、NY株式市場も三指数ともに大きく上昇。NYダウは一時100ドル超上昇。S&Pは最高値を更新して引けている。
欧米株式市場が上昇したことでリスク回避が後退し、米長期金利が上昇したことでこの日のドル円はほぼ一本調子で上昇が続いた。
先週末に発表された米雇用統計は予想を大きく上回ったが前月分が下方修正されたことで市場に不安が残った。しかし、週明けNY市場は米国景気への期待が高まるなど、市場のセンチメントは変わりやすい。
ジョージ・カンザスシティー総裁が「緩やかな利上げは当局の目標達成を支援」「低すぎる金利の維持はリスクがある」と発言するなど、利上げ期待も市場に今後広がる可能性がある。
日本発のリスクオンの動きが欧米市場にも波及した格好だが、この勢いがどこまで続くかは疑問だ。
しかし、ブレグジットによる過度なリスクオフの動きは徐々に後退していることを、今回の参院選の結果は示しているように見える。
市場の楽観的なセンチメントは暫く続くとみる。

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