ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-07

[米ドル円]ブレグジット前の高値上回る

(米ドル円日足)


昨日のNY市場で日本政府が20兆円超規模での景気対策を打ち出すとのニュースで円売りが進んだ。また、NY株式市場が三指数ともに上昇したこともリスクオンの動きを促した。結果、ドル円はブレグジット直前の高値である106円80銭を上抜けたことで、ブレグジットショックによる影響はこれで一先ず解消された格好だ。
また、NY終値でも107円台に乗せて戻ってきたことで、買いの勢いがつきそうだ。
下降トレンドラインを上抜けたことでトレンド転換とみる。暫くドル円は上昇トレンドに入る可能性が高い。
早朝に損切りを巻き込み107円40銭付近まで上昇した。今日の東京市場の高値目標になった。このレベルを超えるようなら一目の雲の下限でもあり6月7日の高値である107円90銭が上値目途となる。

ドル円予想レンジ:107円90銭(一目の雲の下限)~106円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロポンド]ECB理事会でポンドの買い戻し

(ユーロポンド4時間足)


昨日のロンドン時間に発表された英国6月雇用統計は失業保険申請件数が予想を下回り、失業率もILO方式4.9%と予想の5.0%を下回った。これを受けポンドは100ポイント余り上昇。本来であればこの数字による反応は鈍いものだが、それだけポンド買いの意欲が高いという事の表れかもしれない。また、NY時間にはフォーブスMPC委員が「ブレグジットが経済に影響を及ぼしている一段の証拠はない」と発言。BOEは急減速の懸念はないとの見方を示したことでポンドの買い安心感に繋がった。
今日はECB理事会が開催されるが市場は今回の追加緩和は見送られるとみている。しかし、9月の追加緩和の地ならしとして何らかの具体的な緩和姿勢を示す可能性がある。
ブレグジットショックで急上昇したユーロポンドの巻き返しはまだ始まったばかりだ。

ユーロポンド予想レンジ :0.8350~0.8230(38.2%)

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[南アフリカランド円]SARB会合と原油高

(南アフリカランド円日足)


日銀やECB、そしてBOEといった主要中央銀行は依然として緩和政策を継続。
その中でSARB(南ア中銀)の政策金利は7.0%と高金利通貨の中でも突出している。
今日はSARBの政策会合が開かれるが、現行の政策金利据え置きとみられる。
ただ、ブレグジットショックの影響が後退していることや、原油価格が上昇に転じていることがリスク通貨であるランド買いを支える。日足チャートを見るとボリンジャーバンドの上限でバンドウォークが続いている。
ドル円が堅調な地合いとなっており、高金利通貨である南アランドに買いが入りやすい地合いになっている。
下げたところでは打診買いを入れてみたい。

南アランド円予想レンジ:7.600(BB上限)~7.400

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[全般]円全面安でドル円107円台へ

東京市場でドル円は朝方106円を割り込んだものの、その後は堅調な地合いで推移。日本政府による景気下支えや日銀の追加緩和期待が改めて意識された模様。
欧米市場では各国株式市場が堅調に推移したことでリスクオンの動きが強まった。
また、下落して始まった原油価格も週間在庫統計が予想よりも減少したことで反発。資源国通貨を中心にクロス円が買われるなど、円全面安の展開となった。
また、日本政府が20兆円超規模の経済対策を視野に入れているとの報道からドル円はブレグジット直前の高値を超え107円台に乗せた。
ポンドも堅調。ブレグジット後、市場で不透明感が広がっているものの、企業活動が著しく弱まった兆候はないとの見方をBOEは示した。市場は8月の利下げを見込んでいたこともあり、ポンドの買い戻しが強まった。
米国株式市場が堅調な地合いを継続していることから、FRBによる年内利上げの可能性が再び高まり始めている。
ブレグジットショックへの不安も後退し、日本の景気対策や米国経済への期待が市場のリスク志向を高めている。
今日もこのセンチメントは継続され、ポンド高円安の動きが更に強まる可能性が高い。
また、本日はECB理事会が開かれる。
今回は追加緩和は見送られると予想されるが、債券ルールの見直しなどが示されるようならユーロ売りが強まるとみる。

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