[米ドル円]FOMC控えポジションは軽く

東京市場が始まった途端ドル円の下落が始まった。日経平均株価が下落したこともあるが、明日のFOMCや週末の日銀会合を控えポジションを手仕舞う動きが目立った。
先週のBBC報道で下落した安値105円ミドル付近にあった損切りを巻き込みながらドル円は一時片足103円99銭まで下落した。流石に急ピッチに下落した反動から買い戻しが入り反発。NY市場にかけて105円手前まで戻されたが、半値戻しのレベルという事から再び売りが並んだ。今回のFOMCでの追加緩和期待はない。しかし、これまでの好調な米国経済指標やブレグジット不安の後退などから年内利上げの可能性が高まるとみられる。
そうなれば、ドル買いの勢いが強まる一方で株価にとってはネガティブ材料となり円高に反応。発表後のドル円は荒っぽい動きになることは確かだ。
全体のポジションは既に売りが先行しただけに、買いを入れるチャンスを探りたい。
ドル円予想レンジ:106円20銭(61.8%)~104円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ円]下のサポートブレーク

東京市場が始まったところでドル円が下落してユーロ円も下落。
目先サポートとして意識されていた116円前半を割り込み、損切りを巻き込みながら114円ミドルまで売り込まれた。
元々ユーロの取引自体東京市場では少なく、下落幅は大きくなりやすい。欧州勢はユーロ買いからスタートしたことでユーロ円も買い戻しが入った。
NY市場でもクロス円全般に買い戻しの動きが強まり、ユーロ円は115円33銭まで上昇。
その後はNY株式市場や原油価格が下落したことで円高の動きが強まり115円付近で引けている。
損切りを巻き込んだ売りはこれでほぼ一巡したとみられる。
FOMCというビッグイベントが終了すれば、リスクオンが強まりサポートレベルであった116円前半までの戻しもありそうだ。
ユーロ円予想レンジ :116円40銭(50.0%)~114円40銭
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[豪ドル米ドル]上昇チャネル継続

東京市場の始まりからドル円が下落したことで、ドル全般に売りが強まり豪ドルドルも上昇。
通常ドル円が下落する時は豪ドルの売りも出やすくなるものの、この日は見られなかった。
後場が始まったところで豪ドルに纏まった買いが入ると、0.75ドル付近の損切りを巻き込みながら0.7533ドルまで上昇。しかし0.75ドルミドルからの豪ドルショートポジションの巻き戻しが入った模様で、欧米市場では調整の売りも入り0.75ドルを割り込む場面も見られたが、NY終値ベースで0.75ドルをキープ。
上昇チャネルの下限を下回らなかったことで買い安心感が広がっている。
今日は豪州4-6月期CPIが発表される。予想は前回の-0.2%から+0.4%に上昇するとみられる。予想通りであれば追加緩和期待が後退し豪ドル買い圧力が高まりそうだ。
豪ドルドル予想レンジ:0.7560(50.0%)~0.7490
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[全般]日米金融政策の不透明感から円高ドル安
明日のFOMC会合や週末行われる日銀会合を控え利益確定の売りが先行。更に、日銀の追加緩和に対する不透明感が広がったためだ。黒田総裁が先週末のG20でヘリコプターマネーに対して否定的な発言をしたこと、また日銀の量的・質的緩和に対し限界説が広がったことも、会合前にポジションを縮小する動きを促した模様。
欧米市場では米長期金利が低下したことでドルが全般に売られやすい地合いが続いた。明日のFOMC会合を控え、ポジションを縮小する動きも目立った。
NY株式市場はダウが20ドル下落したのに対しナスダックは13ドル上昇するなど、前日既に売りが出た後だけに様子見気分が広がった。
昨日発表されたケース・シラー米住宅価格指数は予想を下回ったものの、その他の消費者信頼感指数や新築住宅販売件数、そしてリッチモンド連銀製造業指数は予想を大きく上回る好結果となった。しかし、為替や株式市場はこれらの数字には、ほとんど反応を示さなかった。日米金融政策というビッグイベントを控えリスク回避の動きが先行。
特に、日米金融政策に関して新しい材料が出たわけではなく、あくまで調整の域を脱していない。
これで市場全体のポジションは大分軽くなっており、明日未明に発表されるFOMC会合の結果次第でどちらにも動きやすくなった。
最近の傾向としてイベントなどの前後で市場はフェイントが入ることが多いので注意したい。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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