ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-08

[米ドル円]100円試す展開

(米ドル円日足)


東京市場では株価下落によりリスク回避の円高が強まる中で、日銀黒田総裁と麻生財務相会談が行われた。政府と一体となりアベノミクスを加速させる演出がみられたが、市場の冷ややかな見方は根強く、円高抑制には繋がらなかった。
欧米市場ではユーロやポンドが上昇したことでドルが全面安の展開となりドル円は102円を割り込んだ。また、NY市場では原油価格や株式市場三指数ともに下落幅を拡大。リスクオフの動きからドル円はじり安となり100円68銭まで売り込まれた。
昨日のドル円はパニック的なものではなく緩やかに下落が続いていることから、介入も入りにくい。市場は100円という心理的な節目を再度試しに行きたがっている。しかし、これまでもそうだが100円という壁はかなり強いサポートレベルでもあり、底固さが確認されたところでは短期的に買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:101円50銭~99円60銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]バンドウォークの始まり

(ユーロ米ドル日足)


東京市場ではドル円の下落に伴いドル売りからのユーロ買いが見られた。
欧州市場ではこの日発表された英国PMIやユーロ圏PPIが予想を上回る結果を受けユーロやポンドが上昇。
NY市場に入ると原油価格が40ドルを割り込み株価も三指数ともに下落。ドル全般に売りが強まりユーロは1.1230まで上昇。カプラン・ダラス連銀総裁が「ドル高は1月に見られたように中国にとって不安定化要因となる可能性がある」と発言したこともドル売りを促した。
結局、ユーロドルはボリンジャーバンドの上限を終値でも上回ったことで上昇のバンドウォークが始まったとみる。

ユーロドル予想レンジ :1.1260(50%)~1.1180

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[豪ドル米ドル]追加緩和実施で豪ドル買い戻し

(豪ドル米ドル日足)


RBA政策会合では予想通り政策金利を現行の1.75%から1.5%に0.25%引き下げを決定。これを受け豪ドルは対ドルで50ポイント余り下落したがすぐに買い戻された。
声明文の中に次の追加利下げを示唆する文言がなかったことで下落前のレベルまで押し戻された。既に利下げを織り込んでいた為、ショートが積み上がっていたことも豪ドル買いを後押しした格好だ。
欧米市場に入ると更に上昇が加速。ユーロやポンドが上昇したことでドルが全面安となり豪ドルはこの日の高値となる0.7635まで上昇。
しかし、原油価格は4か月ぶりに1バレル40ドル割れとなったことで押し戻されたが0.76ドル割れでは買いが並んだ。
今回RBAが政策金利を引き下げたことで当面利下げはないとの見方もあり豪ドルの売り材料は出尽くし感が広がった。
上昇チャネルのなかで、当面緩やかな豪ドル上昇は継続するとみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7675(7月15日高値)~0.7570

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[全般]ドル安株安原油安で円高加速

東京市場では日経平均株価が下落して始まったもののドル円は底堅い動きとなった。しかし、その後日本国債が急落。円の長期金利上昇で円高の流れが強まった。
円高の流れを受け麻生財務相と黒田日銀総裁が会談を開くとした報道が流れたが市場の反応は見られなかった。ドル円の下落が続く中で麻生財務相が口先介入を行ったが円高の流れは続いた。
欧州市場に入るとユーロやポンドが買われたことでドルが全般に売りが強まり、ドル円の下落が更に加速。102円を割り込み101円ミドルまで下落。
NY株式市場も欧州株価の下落の流れを受け軟調なスタート。また、原油価格が4月以来の1バレル40ドル割れとなったことで株価は更に下落。リスク回避の円高とドル安が重なりドル円は100円ミドルまで下落。動意の乏しい前日とは一転して市場全体が弱気相場に移った。
東京時間に発表された豪中銀RBAが政策金利を予想通り0.25%引き下げ豪ドルが下落。しかし、その後材料出尽くし感からの買い戻しが入り上昇に転じた。原油価格が下落したにもかかわらず豪ドルの上昇は止まらず、結果的にドル安の流れが全般に目立つ一日となった。
NYダウは7日連続で下落し、米国長期債も売りが強まり金利は上昇。株安債券安、そしてドル安が進む米国離れの動きとなった。
市場全体に悲観的なムードが広がり始めており、リスク回避の円高金価格上昇といった動きが今日も継続すると予想される。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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