ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-08

[米ドル円]動意乏しく

(米ドル円2時間足)



前日に100円ミドルまで下落し、そのまま100円を試す展開になるかと思われた。
しかし、昨日は101円台を割り込めずに横這いに推移。東京市場では日経平均株価が下落し、下値を狙うチャンスもあったが全く売られる気配が見られなかった。
明日の雇用統計の結果待ちという事もあるが、それにしても大人しい。
先週末に急速に下落した後の動きに似ている。殆ど押し戻されずに横這いによる時間調整が終わったところで再度下落というパターンだ。
100円というレベルはブレグジットショック後にブレークしたがそれも一瞬で跳ね返されている。米6月雇用統計の時も100円を片足突っ込んだ後に反発している。これらの動きをみると100円という壁はかなり厚いとみるべきだろう。
いずれにせよ、100円は次のドル円の流れを決定する重要なレベルであることは間違いない。それだけにここではすぐに逃げられるような短期ポジションに徹したい。

ドル円予想レンジ:101円80銭~100円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]BOEの追加緩和期待

(ポンド米ドル2時間足)



今日のロンドン時間にBOE政策会合が開かれるが、市場は政策金利の0.25%引き下げを織り込んでいた。しかし、昨日からポンドの買い戻しの動きも見られたことからショートポジションはある程度解消されたとみる。それでも0.25%の利下げだけであれば下げきれずに買いが再び強まりそうだ。
声明で資産買い取り額の増加なども含め、次の追加緩和が示唆されるようなら1.30ドルを割り込んでいく可能性もある。しかし、ブレグジットショックによる影響は当初の予想を下回っている。BOE内でも英国経済が急速に鈍化している明確な証拠が見当たらないという意見も聞かれる。
今回の会合でもし利下げが見送られるようならポンドは一気に上昇に転じるだろう。それもドルだけではなく対円での買いが強まるとみる。何故なら、国民投票で残留決定後に下落した時に対円で売りが相当出たと予想されるためだ。

ポンドドル予想レンジ :1.3370~1.3210(50%)

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[豪ドル米ドル]売り材料出尽くし観

(豪ドル米ドル8時間足)



RBAが追加利下げを実施したことで当面の売り材料が出尽くしたことから豪ドルは大きくリバウンドした。その調整の売りが今の動きとみれば調整が一巡すれば再度上昇に転じるとみることが出来る。8時間足チャートでみると上昇チャネルが継続。しかし、見方によっては0.76ドルミドルでトリプルトップを形成している。
下値の0.7420ドル付近を下抜けするようなら上昇チャネルは終了し下落に転じる。
反対に、7月15日に付けた高値0.7675ドルを上抜けるようなら上昇チャネルの上限となる0.78ドルに向けて上昇が加速するとみる。
明日の米雇用統計をきっかけにどちらかに振れてくる可能性が高い。それまではもみ合いが続きそうだ。

豪ドルドル予想レンジ:0.7650~0.7550

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[全般]BOE会合が相場のカギ

前日にドルや株価、そして債券が売られたが昨日は落ち着いた動きに戻った。
東京市場では前日のNY株価下落の影響から日経平均株価が大幅安となった。日銀がETFの買い入れ額を倍増したことで期待が高まったのは初日だけとなった。一方、ドル円は株価が下落しても円高への反応は見られないなど株価との連動性の低下がみられた。
欧州市場では前日大きく上昇したポンドは一服。ユーロは豪ドルなどの資源国通貨などに対しても売りが入り結局前日の上昇幅以上に下落幅を拡大させた。
NY市場では昨日の米ドル売りとは一転。株価が三指数ともに上昇。NYダウは8日ぶりに上昇に転じた。原油価格も週間原油在庫が増加したもののガソリン在庫が減少したことを好感。1バレル40ドル台を回復するなど市場には安心感が広がった。
市場は週末発表される米雇用統計を控えポジションの巻き戻しも大分進んだとみられる。
ただ、今日はBOEの政策会合が開かれ、その結果次第では波乱含みの展開も予想される。
市場は政策金利を0.25%引き下げるとみており、ほぼ織り込み済みとなっている。
ただ、ブレグジットの影響もそれ程見られないことから利下げが見送られるようならポンド買いが強まりドルや円も巻き込み予想外の大きな動きに繋がりかねない。
反対に利下げを実施し、今後も更に追加緩和を継続するとの姿勢が示される可能性も残る。それも市場の混乱を招くことになり、どちらにしても今日のBOE会合は注目したい。

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