[米ドル円]出遅れ感のあるドル円

先週末の雇用統計結果は予想がポジティブサプライズとなったが、ドル円の上昇幅は発表直後101円から50銭程度にとどまった。寧ろ上昇後は押し戻されるなど円高懸念が依然として高く、積極的な買いがほとんど見られなかった。
昨日の週明け東京市場でも株価が上昇しているにもかかわらずドル円は102円を挟んで上値の重い展開が続いた。しかし、欧米市場では原油価格が上昇したことなどからリスクオンの動きが強まりドル円は102円65銭の高値を付けた。非常にゆっくりとした上昇が続く中で買いを入れるタイミングを逸しているところが多くみられる。これまで続いた円高リスクが頭の片隅にあるのだろう。それだけに、押し目には買いが並びやすい。
103円付近には実需などの売りが並んでいるとの見方があるが、ポジション的にみるとそれ程強いレジスタンにはならないだろう。
ドル円予想レンジ:103円10銭(50%)~101円00銭
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[ユーロ米ドル]もみ合い相場に入る

先週末の米雇用統計発表後にユーロドルは1.1160から一気に1.1050まで下落。その後は買い戻しが入り半値戻しの1.11ドル台に乗せたものの、その後は動意が乏しくもみ合いが始まった。欧州からNY市場にかけて原油価格が上昇したことで資源国通貨の豪ドルに対してユーロが売られるなど、上値を抑えられた。ユーロは対ドルでも1.1070付近まで押し戻されたが、その後は買い戻しが入り引けている。先週末の急落の窓埋めの動きは未だ終わっていないように見える。61.8%戻しとなる1.1120付近まで戻すようなら戻り売りを出しておきたい。
ユーロドル予想レンジ :1.1120(61.8%)~1.1070
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[豪ドル米ドル]0.7670付近のレジスタンスを意識

先週の米雇用統計発表後に豪ドルドルは0.7660から0.7600まで下落して引けた。
週明け東京市場では0.76を挟んでもみ合いに入ったが、欧州市場に入ると一転。原油先物価格が42ドル台に上昇すると資源国通貨の豪ドルに対ドルだけではなく対ユーロでも買いが入り上昇。NY市場に入ると原油価格が43ドル台に上昇すると再度豪ドルの買いが入り0.7670まで上昇。結局、先週末の下落前のレベルを超えたところでは売りが再度強まった。0.7670付近は6月から何度か上値を試して押し戻されるなど、強いレジスタンスとして意識されている。ただ、先週RBAが利下げを実施したことで当面売り材料は出尽くし感が広がっている。このレベルを上抜けするようなら今年最高値となる0.78ドルが意識される。
一方、米長期金利が上昇していることから、ドル高圧力が更に強まれば豪ドルも失速する可能性もあり注意が必要だ。
豪ドルドル予想レンジ:0.7740(BB上限)~0.7630
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[全般]様子見気分の中で円安進行
日経平均株価は大きく上昇して始まったものの、ドル円は102円を挟んで比較的上値の重い展開で推移。しかし欧州市場が始まると原油価格先物や日経先物が上昇したことで円安が進行。
NY市場は先週史上最高値を更新したNYダウやナスダックは利食い売りなども出て小幅反落。特に売り材料はなく様子見気分が漂う中で一服感が広がった。
一方、原油価格は1週間ぶりに1バレル42ドル台に上昇。OPECが9月下旬に非公式会合を開くとの報道で増産凍結への期待が広がったためだ。
これを受け資源国通貨である豪ドルが対ドル対ユーロなどで買いが強まり上昇。リスクオンからの円安も同時に広がった。
先週末の米雇用統計で雇用者数が予想を大きく上回ったことで株価下落が懸念されていたが、昨日の動きをみるとその影響は見られない。一方、債券市場で長期債利回りは年内利上げを反映するかのようにしっかりとした動きがみられる。
日本も今週末からはお盆休みに入るなど、市場は全体的に夏枯れ相場に入り始めている。
その中で、豪ドルやドル円は底堅い動きが継続するとみる。
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