ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-08

[米ドル円]一服感から利食い売り

(米ドル円時間足)


東京市場では日経平均株価の上昇に支えられドル円は102円ミドル付近での高値もみ合いが続いた。しかし、NY市場が始まり原油価格が下落するとNY株式市場も軟調な地合いとなった。これを受けドル円はリスク回避の円高が進み102円の大台を割り込み101円80銭まで下落。先週末の米雇用統計発表後に上昇した勢いは後退。一服感からの利食い売りなども散見された。
ただ、雇用市場の改善から市場のFRBによる年内利上げ期待は依然として燻ぶることからドル円の下落も限定的とみる。
調整の売りが一巡したところで買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:102円50銭~101円60銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]追加緩和期待から1.3ドルを割り込む

(ポンド米ドル4時間足)


東京時間の早朝にMPCのマカファーティ委員が「BOEは政策金利を更に引き下げゼロに近づくことは可能」と発言したことでポンドは下落。ポンドドルは7月12日以来の1.3ドルを割り込み1.2975ドルまで売り込まれた。東京市場でのポンドの流動性が低いことからその後1.3ドル台に押し戻された。
しかし、欧米市場では原油価格が下落したことから再び売りが強まり1.2952ドルまで下落。その後は原油価格が持ち直したことから1.3ドル台に再び押し戻されて引けている。
1.3ドルから下では買い戻しの動きもみられるが、これらも一巡すれば再度下値を試す展開が予想される。4時間足のボリンジャーバンドの中心線は下降に向かっていることや、バンド幅も拡大していることから下落圧力は継続するとみる。

ポンドドル予想レンジ :1.3105~1.2900(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル米ドル]0.7670ドルのレジスタンスを上抜く

(豪ドル米ドル日足)


朝方からポンドが下落したことを受け豪ドルドルもつられて0.7620ドル付近まで下落。このレベルは先週末のNY終値でもあり下げ止まった。欧州市場に入りユーロの上昇に併せる格好で豪ドルドルも上昇に転じた。NY市場では原油価格が一時下落に転じたことで豪ドルドルも押し戻されたが、その後原油価格が持ち直したこともあり再び上昇。
強いレジスタンスとして意識された7月15日の高値0.7675ドルを上抜き0.7684ドルまで上昇した。その後は利食い売りに押されたものの、上値レジスタンスを上抜けしたことでもう一段の上昇が見込めそうだ。
下値は確実に切り上がっており、ボリンジャーバンドの上限の位置する0.77ドルミドル付近が次の上値ターゲットとして意識される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7760(BB上限)~0.7640

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]原油先物価格中心の相場展開

原油先物価格が株や為替、そして債券に影響を与える相場展開が昨日も目立った。
東京市場の早朝に英中銀金融政策委員会のマカファーティ委員が「BOEは政策金利をさらに引き下げゼロに近づけることは可能だ」と発言。東京市場でポンドは対ドルや対円で下落。
ドル円でもクロス円を中心とした売りが入り上値の重い展開となった。
欧州市場では原油先物価格が上昇したことで資源国通貨の豪ドルが上昇。北海油田を持つ英国株式市場も上昇しポンドでも反発する場面も見られた。
NY市場では原油先物価格が一時下落に転じると豪ドルやポンドも下落。NY株式市場も軟調な地合いとなった。エネルギー省が今年の原油生産見通しを小幅上方修正したことで原油先物価格を押し下げた。しかし、9月下旬のOPEC非公式会合で増産凍結するとの見方は強く、一時43.5ドルまで上昇するなど荒っぽい動きが見られた。
債券市場でも原油先物価格が下落する場面では長期金利が低下するなど、原油先物価格の動向に各市場が一喜一憂。
市場参加者が夏休みを取り始めていることから、流動性の低下もあり市場は短期的に振れやすい状況となっている。
今週は特に目立った材料がないだけに原油先物価格に注目が集まりやすくなっている。
投機筋の原油買い越しが拡大し始めているとの見方もあり、目先原油先物価格は底堅い動きが続くと予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する