ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-08

[米ドル円]雇用統計前のレベルに下落し往って来い

(米ドル円時間足)


東京市場が始まってすぐにドルの纏まった売りが入りドル円は急落。101円後半から101円前半まで下落した。この時はユーロやポンド、そして豪ドルも同時に上昇していることから円高というよりもドル安要因で下落したと考えられる。特にニュースはなく、本邦機関投資家が来週月曜日の米債利払いに伴うドル売りを出したとの話もきかれた。お盆休みに入ることからその前に売りを出した可能性もある。
また、米長期金利が1.51%に低下したこともドル売りを加速させたと考えられる。いずれにしても、円に関していえばお盆休みに入るという事もあり今日の商いは閑散となる。
だからこそ突発的に動き出すこともあり要注意だ。
結局先週末の雇用統計発表で上昇する前のレベルまで押し戻され往って来いとなった。また、ここまで売られる要因もなく、売られ過ぎの感もある。
昨日のドル売りの反動が入るとみており、100円台は買いを入れてみたい。
ただし、サポートラインの100円70銭付近を下回ったら損切りを入れる。

ドル円予想レンジ:101円60銭~100円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]米長期金利の低下でユーロ押し上げ

(ユーロ米ドル2時間足)


東京の9時ちょうどにユーロドルは1.11ドル前半から1.11ドルミドルへ上昇。特に材料はないもののドル売りの動きが一斉に強まった。
一旦は落ち着きを取り戻したユーロドルも欧州市場が始まると再び上昇。ドルの長期金利が低下したことなどから買いが入りこの日の高値となる1.1190ドルを付けた。その後は利食い売りも散見されたが底堅い動きでNY市場を引けている。
先週末の雇用統計前のレベルを既に上回っており、買いの勢いは強いものの雇用統計前の高値1.1230ドルを上抜けていく材料も乏しい。
1.12ドル付近でユーロが跳ね返されるようなら短期の売りをだしてみたい。

ユーロドル予想レンジ : 1.1200~1.1130(38.2%)

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[NZドル米ドル]RBNZの0.25%利下げでNZドルドル上昇

(NZドル米ドル時間足)


今朝6時に行われたRBNZの政策会合では現行の政策金利2.25%を2.00%に引き下げることを決定。利下げは予想通りで市場は既に織り込んでいたことから発表後一気に上昇。NZドルドルは0.72ドルから0.73ドル台に100ポイント余り上昇。今日は東京市場が休みという事で市場全体の流動性が低く、特にこの時間帯は殆ど参加者がいないところで上昇。結局、その後は窓埋めの売りが入り押し戻されている。
声明文では今後も追加緩和の必要性の可能性があり、NZドルドルの下落が必要という内容となった。しかし、それらの声明文を市場は全く無視した格好だ。
最後に利下げした今年3月には年内一度の追加緩和をする可能性が示されただけに、今回の利下げで金利の打ち止め感が広がった。
一度押し戻されたとしてもNZドル買いは前回のRBAの緩和後のように買いが強まるとみている。
押し目は拾っておきたい。

NZドルドル予想レンジ:0.7300~0.7240

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[全般]ドル全面安の後は

東京市場でドルは全面安の様相を呈し、ドル円も101円前半まで下落した。
東京市場が始まった直後ドルは一気に下落に転じた。ユーロやポンドの上昇と同時にドル円も102円手前から101円前半へ損切りを巻き込みながら下落した。他のポンドや豪ドルも同様に下落するなどドルが全面安となった。一部では本邦機関投資家が来週月曜日の米国債利払いに絡んでドルを売ったとの噂も流れた。しかし、これだけ全通貨で売りが出るという事は別の要因も絡んでいると思われる。その後の動きをみると米長期債利回りが低下したことが一つの要因とも考えられるが、いずれにしても市場の流動性は低下。ちょっとしたことで過剰に反応しやすい状況は今日も同様だ。
特に今日は日本が祝日でお盆休みに入るところも多いことから、相場は荒っぽい動きになるか全く動かないかのどちらかだろう。
ちょうど一年前の8月11日に中国は人民元引き下げを実施。市場は大混乱に陥った経緯があり、そのイメージが残る。その時は原油価格も大きく下落しただけに原油価格の動向も注意しておきたい。
昨日は週間在庫統計が発表され、原油在庫は105.5万バレル増加(予想は102.5万バレル減少)、ガソリン在庫は280.7万バレル減少(予想は106.3万バレル減少)となったことで一時43.3ドル台に上昇した。しかし、サウジの7月の産油量が過去最高になったとの報道で41ドル台に下落して終わった。

今日も特に目立った材料はないものの、原油価格と米長期金利の動向次第でドルが乱高下しやすい。薄商いで過剰に下落したドルの買い戻しが入るか注目したい。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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