[米ドル円]100円台の攻防

米国7月小売売上高やPPIコア指数が予想を大きく下回ったことでドルは全面安となり、ドル円も102円前半から100円後半まで下落。NYの引け値ベースでは辛うじて101円台を維持したものの、戻しは限定的となった。
今週はこの流れを継いで再度100円台を試す展開が予想される。今週は、米国CPIや鉱工業生産、そしてFOMC議事録要旨が公開される。先週に引き続き予想を下回るような指標が示されるようなら再度100円台に入り100円割れを狙う動きも予想される。一方、予想を上回った時やFOMC議事録がタカ派的な内容が示されるようならドルショートの巻き戻しが入ることになる。
いずれにしても、薄商いの中で振られやすいことから慎重に結果を見極めてからポジションを持つ方がリスクは抑えられる。
今週のドル円予想レンジ:102円80銭(38.2%)~100円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]金利低下で上値抑えられる

先週のポンドドルは長期金利の低下により上値の重い展開が続いた。
先週月曜にポンドの一部の債券利回りが史上初のマイナス金利まで低下したことでポンド売りが強まった。米国経済指標の悪化などでドルが全面安となった時にはポンドも上昇する場面も見られたが最後は売りが入り押し下げられるといった動きが続いた。また、原油価格が上昇したことでポンド買い材料も見られたが一時的な上昇に止まった。
結局先週のポンドはほぼ安値圏での引けとなったことで、今週も上値の重い展開が続くと予想される。
7月6日に付けた史上最安値となる1.2793ドルを更に割り込むようなら、次のサポートはボリンジャーバンドの下限となる1.27ドルミドルから1.27ドルが意識される。
今週のポンドドル予想レンジ : 1.3050~1.2750(BB下限)
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[豪ドル米ドル]RBA議事要旨と雇用統計

先週豪ドルドルは上昇チャネルの上限となる0.7750ドルの高値を付けた後下落に転じた。
上昇トレンドに変化はないとみるが、一時的に調整の売りが出やすくなっている。
今週は火曜日にRBA議事要旨が公開されるが、現状の金融政策を継続するとの内容が示されるとみる。ただ、一部で豪ドル高懸念や利下げが話し合われたようなら、一時的に豪ドル売りが強まるとみられる。また、18日木曜日は豪州7月雇用統計が発表される。前月が伸び悩んだことからその反動も期待される。また、これまでの緩和政策による効果が表れているか注目される。
薄商いの中で予想以上に値幅の大きな動きになる可能性もあるが、押し目買いのスタンスは継続。
今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7750~0.7620(61.8%)
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[全般]米経済指標悪化で利上げ期待後退
先週末に発表された米7月小売売上高(除自動車)は-0.3%と予想の+0.1%を下回った。また、同時に発表された7月PPIコア指数も-0.3%とこちらも予想の+0.2%を大きく下回った。この結果を受けドルは全面安となり米長期金利も1.56%から1.51%に低下した。また、前日最高値を更新したNYダウも下落に転じた。
ドル円は102円を割り込み100円84銭まで下落。ユーロやポンドが一斉に上昇したものの、その後は押し戻され往って来い。薄商いの中で過剰に反応しやすい状況が先週は目立ったが、この日も同様の動きとなった。ドル円も引けにかけ買い戻しが見られたが、上値は重く結果的にクロス円が全面安となった。
今週は日本がお盆休みに入り、世界的にも夏休み入りとなることから更に市場の流動性は低下する。その中で先週末の動きをみると、投機筋による円買いとドル売りの動きが強まる可能性が高い。
ただ、単月で小売売上高やPPIが予想を下回ったものの、雇用統計など全般に米国経済の底堅さに変わりはない。NYダウの下落も史上最高値を更新したことから週末の利食い売りが強まったとみることが出来る。現にS&Pは前日に引き続き最高値を更新している。また、原油価格も44ドル台に上昇するなど、市場の楽観的なセンチメントに変化はないとみる。
今週は米国CPIや住宅着工件数、鉱工業生産といった指標が予想を上回るとドル売りの動きが再び強まる可能性が高い。一方で、FOMC議事録が公開され、こちらではタカ派的な内容が示される可能性が高い。ドル高とドル安双方の材料が交錯する中で薄商いの中では「往って来い」になりやすい。
深追いをせずに寧ろ反動を狙う方がリスクは少ない。
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