[米ドル円]安値圏でのもみ合い継続

先週末に発表された米小売売上が予想を大きく下回ったことでドル円は1円余り下落。その後は買い戻しが入り、その勢いが週明け東京市場でも残った。しかし、買い戻しが終わると再びドル売りの動きが強まり、ドル円は欧州市場で100円88銭まで押し戻された。
しかし、NY市場では原油価格が45ドル台に乗せ株式市場も三指数ともに上昇するなど、リスクオンの動きがドル円の下支えとなった。長期金利も上昇に転じたがドルは依然として上値は重く、ドル円の上値を抑えた。先週末の急落後の安値100円83銭まで届かなかったことは、それだけ売り圧力も弱いともいえる。
今日のNY時間に発表される米CPIなどで予想を下回るようなら昨日の安値を試す展開とみるが、それ以上の下押しは難しいとみる。明日のFOMC議事録要旨の公開まではもみあいが継続。目先は下値の堅さを確認したことで今日は101円ミドルから後半の上値を試す展開を予想する。
ドル円予想レンジ:101円70銭(61.8%)~100円80銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]ブレグジットショック後の安値意識

週明け東京市場ではポンドは対円などで買いも入り底堅い動きで始まった。しかし、欧州市場に入るとドルが全面安となったが、ポンドは寧ろ下落。ユーロの買いが入りポンドは下落。東京市場の早朝に付けた安値1.29ドルを下回ったところで損切りを巻き込み1.2866まで下落。ほぼ安値圏での引けとなった。
7月6日に付けた史上最安値となる1.2796を意識した動きから、今日も下値を試す展開が予想される。ただ、原油価格が上昇しており、ロンドン株式市場も8日連続で上昇。
そろそろ反転の兆しも見え始めている。
1.27ドル台の買いがどこまで出るかを見極めてから、買いを入れたい。
ポンドドル予想レンジ : 1.3020~1.2795(7月6日安値)
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[豪ドル米ドル]RBA議事要旨で調整売りも

週明けシドニー市場で豪ドルは安値圏から始まった。先週末の上昇後の反動の売りがそのまま継続された。しかし、売りが一巡したところでは再び買いが入り上昇。中国株式市場が堅調な地合いとなったことも豪ドル買いを促した。
欧州市場では一旦は利食い売りに押し戻される場面も見られたがNY市場で再び上昇。
原油価格が1バレル45ドル台に乗せてきたことで資源国通貨としての豪ドルに買いが集まった。豪ドルはこの日の高値となる0.7689を付けるなど堅調な地合いが続いた。
豪ドルの上昇チャネルは継続する中で、今日はRBA議事要旨が発表される。
追加緩和に関する話し合いがあったとすれば一時的に売りが強まる可能性が高い。しかし、上昇圧力は依然として強く、押し目買いを狙いたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7710~0.7600(8月8日安値)
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[全般]夏相場、動意薄で横這い
しかし、その後はFRBの早期利上げ期待の後退や日米金利差縮小を見込んだドル売り円買いが強まった。また、日経平均株価もマイナスで終わったことなども円買いを促した。
欧州市場に入ると時間外の米長期金利が低下したことで全般にドル売りが強まるとドル円は101円を割り込み100円台後半まで下落した。ユーロは堅調な地合いとなる一方でポンドは軟調に推移。結果的にユーロポンドが上昇。特に目立った材料は見当たらず、全般にポジションの巻き戻しも見られた。
NY市場では原油価格が1バレル45ドル台に上昇。ロシアが増産凍結に向けてサウジやOPECと前向きに協議する姿勢を示したことが好感された。この動きを受け株式市場も三指数ともに上昇するなどリスクオンの動きが強まり円安が進行。ドル円は101円前半に戻されて結局往って来い。
夏休み相場特有の参加者不在の中で動意は乏しく全般に横這いの動きが続いている。
本日のNY市場では米住宅着工件数や許可件数発表後にCPI(消費者物価指数)が発表される。特に注目のCPIコア指数は前月と同じ0.2%と予想される。
先週に小売売上が予想を大きく下回ったことで、今回予想を下回るようならFRBの利上げ期待後退によるドル売りが強まる可能性が高い。しかし、明日のFOMC議事要旨の公開や、来週のジャクソンホールでのイエレン議長講演を控え一時的な反応に留まるとみる。
結局今の相場はどちらに傾いても「往って来い」になりやすい。
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