[米ドル円]円高からドル安

東京時間にドル円は101円を割り込み100円ミドルまで円高が進んだ。薄商いという事もあるが特に材料は見られず損切りを巻き込んで下落。急速な円高で株式市場も下落幅を拡大するとそれがまた円高を促すといった負のスパイラルが続いた。
欧州市場ではドル円が下落したことでドル売りからスタート。ドル全面安となる中でドル円は100円を割り込んだ。
NY時間に発表された米7月CPIコア指数が予想を下回ると更にドル売りが強まりドル円は99円55銭まで下落。ブレグジット以来の安値を付けたが、その後すぐに反発。
ダドリーNY連銀総裁発言で年内利上げ期待が高まりドルの買い戻しが全般に強まった。
薄商いの中で投機筋を中心としたドル売りであれば、一時的な下落とみた方がよさそうだ。
売りの背景には米利上げ観測の後退があるが、労働市場や住宅市場など好調な数字も含めて考えると利上げの可能性が残る。
テクニカル的にみると99円台でダブルボトムを付けた可能性が高く、押し目があれば拾いたい。
ドル円予想レンジ:100円90銭(50.0%)~99円90銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]最安値更新直前で反発

欧州時間に発表された英国7月CPIと小売物価指数、コアPPIとそれぞれ予想を上回る結果となりポンドドルは上昇。EU離脱が決まった後の数字だけにブレグジットの影響は見られなかった。これが好感され対ドル対ユーロなどでポンドの買い戻しが入った。また、ドルが全面安となったこともポンドドルを押し上げるなど、久しぶりにポンドドルの上昇が見られた。
それまでは史上最安値となる1.2796ドルを更新するとの見方が高まっていただけにポンドショートが積み上がっていたとみられる。ただ、ポンド売りの流れがこれで変わったわけではなく、ポジション調整が一巡したところでは売りが再び強まるとみる。
上値の重さを確認したところでは再度売りを出してみたい。
ポンドドル予想レンジ : 1.3120(50.0%)~1.2950
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[豪ドル米ドル]チャネルの下限を試す展開

東京時間に公開されたRBA議事要旨は「2日の利下げにより成長とCPIの見通しは総じて改善した」との内容を受け豪ドルドルは小幅上昇。殆ど動意のないままジリジリと底堅い動きが続いた。
欧州市場に入りドルが全面高となったことで豪ドルドルは0.77ドル台に乗せるなど、底堅さが復活。米CPIが予想を下回った時点で豪ドルドルはこの日の高値となる0.7750ドルまで上昇。しかし、このレベルは8月10日付けた高値という事もあり利食い売りが入り押し戻された。
テクニカル的にみると短期的にダブルトップを形成した格好となり、目先上値は重くなった。
ドル安の流れもダドリーNY連銀総裁発言で一先ず断たれたことから、今日は上昇チャネルの下限を割り込む展開が予想される。
豪ドルドル予想レンジ:0.7730~0.7620(50.0%)
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[全般]唐突なドル売り、ドル円100円割れ
欧州勢はドル円の下落からドル売りでスタート。ドルが全面安となりドル円は100円前半まで売り込まれた。
NY市場では米7月CPIコア指数が0.1%と予想の0.2%を下回ったことを受けドル円は100円を割り込み99円55銭まで下落。同時に発表された住宅着工件数は2.1%と予想の‐0.8%を上回る5か月ぶりの高水準となったがドル売りの勢いに押された格好だ。
しかし、100円割れた直後にダドリーNY連銀総裁が9月利上げの可能性を示唆したことでドルは反発。長期金利も上昇する等早期利上げ期待がドル売りを何とか押しとどめた格好だ。その後ロックハート・アトランタ連銀総裁も「利上げは少なくとも今年1回は適切」と発言するなど、タカ派発言が相次ぎ株式市場は三指数ともに下落。前日史上最高値を付けたことで利食い売りを促した模様。
昨日は米7月鉱工業生産も発表され、結果は0.7%と予想の0.3%を上回る1年8か月ぶりの高水準となった。先週発表された米小売売上高が予想を大きく下回り、今回のCPIコア指数も予想を下回ったことから利上げは難しいとの見方がドル売りの背景にある。しかし、その他住宅指標や鉱工業生産などは好調な伸びを示している。また、ダドリー総裁は利上げの要因として好調な労働市場の動向を挙げている。
円高が進んだことでドルが全般に売られやすくなっている。薄商いの中で投機筋を中心とした売りが目立つ中で、利上げ期待が高まれば買い戻しの動きが強まるとみている。
来週のジャクソンホールでのイエレン議長の発言を聴くまでは目先の動きに惑わされないようにしたい。
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