ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-08

[米ドル円]NY終値ベースでも100円下回る

(米ドル円時間足)

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東京市場でドル円は100円を割り込んだことにより浅川財務官は再び介入姿勢を示したことで一時的に買い戻しが入ったが、市場では介入を現実に実施することは難しいとの見方が根強い。
東京市場で円高が進行する中で欧米市場ではドル安が進行。FOMCメンバーの意見が異なることから利上げは難しいとの見方が広がったためだ。
一旦はNY市場にかけて買い戻されたドルも、ユーロやポンドなどに対しドルが全面安となる中でドル円は再び下落。
NY終値ベースでも99円台で引けたことで目先テクニカル的にドル円下落トレンドが確定したとみる。
これが薄商いの中で一気に円高になったというのであれば反発もあるが、これだけじっくりと下げてくると介入は難しい。
8月16日に付けた安値99円55銭を再度試す展開とみるが、抜けきれないのであれば週末という事もあり買い戻しの動きが強まるとみる。

ドル円予想レンジ:100円50銭(61.8%)~99円55銭(8月16日安値)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ブレグジット懸念の後退とドル安

(ポンド米ドル2時間足)

GBP_USD_20160819_2jikanashi.jpg

昨日のロンドン時間に発表された英国7月小売売上高指数は1.4%と予想の0.1%を大きく上回った。前日に発表された7月失業率に引き続き英国経済がブレグジット前よりも改善に向かっていることが示された。これを受けポンドドルは1.30ドルミドルから1.3170ドルまで一気に上昇。ポンドショートがかなり積み上がっていたことが見て取れる。
同時に米ドルが全面安となったことでポンドを買い遅れたところが多いように見える。
フィボナッチの61.8%戻しとなる1.3180ドルで上値を抑えられてもみ合いが続いているが、時間調整の後再度上値を試す展開とみる。
1.29ドルから1.35ドルのレンジ相場の中での買い戻しとみる。

ポンドドル予想レンジ :1.3300~1.3120

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[豪ドル米ドル]高値圏でのもみ合い継続

(豪ドル米ドル2時間足)

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東京時間に発表された豪州7月雇用統計は新規雇用者数が2.62万人増と予想の1.00万人増を上回った。また、失業率も5.7%と予想の5.8%を下回ったことで発表後豪ドルドルは上昇。
中期上昇チャネルの下限を下回ったことで目先ショートポジションが積み上がっていたことから損切りを巻き込み0.7720ドルまで上昇。その後欧米市場で0.76ドルミドルまで押し戻されるなど往って来い。NY市場ではドルが全目安となり豪ドルドルも押し戻されて終わったものの、上値は依然として重い。
辛うじて上昇チャネルの下限で下げ止まったものの、上値は徐々に切り下がってきている。
ただ、米ドルの下落が豪ドルドルの下支えを外すともう一段の下値を試す展開が予想される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7720~0.7650(61.8%)

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[全般]ドル全面安止まらず

米国の利上げ観測はまちまちの中でドルの下落は止まらずドル円は再び100円を割り込んできた。
東京市場で早朝にドル円が100円を割り込んで始まったことを受け、浅川財務官は金融庁と日銀との臨時会合を開き介入の可能性を示した。ドル円は一時的に100円を回復する場面も見られたが上値は限定的となった。
欧州市場に入り米長期金利が上昇したことで全般にドルの買い戻しが入ったものの、NY市場で再びドル売りが強まった。
以前公開されたFOMC議事録要旨では利上げに関してメンバーの意見が分かれていたことで市場では利上げが難しいとの見方が強まったとみられる。この日もダドリーNY連銀総裁は利上げに前向きな姿勢を示す発言をしたが、前日にはブラード・セントルイス連銀総裁が2018年までに利上げは1回という見方を示した。これらの発言を見てもメンバーの意見が纏まっていないという事で市場はドル売りに傾いた。
特に決定的な材料ではないものの、市場のセンチメントはドル売りに傾き始めていることから、目先流れに乗っていく方がよさそうだ。

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